チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

<181> ウミノミの色々

2009-03-31 | ウミノミなど(端脚類)
これは、たぶんトガリズキンウミノミ科の「フチドリトガリズキン」の頭の部分です。
真上から写してみました。

チリモンの最後の方に、この部分だけ出てきたのです。

前の半分だけというところでしょうか。
初めて見ました。


他には、こんなのがありました。

背中の辺りが少し壊れていますが、ヒゲがきれいに残っています。
サンメスクラゲノミの♂でしょうか?


これはトガリズキンウミノミの仲間でしょうか?(トガリホソメズキン?)

構造が単純なので、あまり壊れずにきれいです。

上のものとよく似ていますが

首のところのくびれが目立つので、クビレズキンウミノミかも?



これも頭の上に何かをかぶっているようなスタイルのウミノミです。
ズキンをかぶっているような様子がよく解ります。


これの頭の部分を大きくしてみました。


(10年9月 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)


同じときこんな形のものも出てきました。

図鑑を見ると、最初の写真と同じ仲間のトガリズキンウミノミ科トガリヘルメットズキンかと思います一属一種です。


これは、以前にUPした「マルオウスムラサキウミノミ」によく似ています。


(09年3月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

<180>フジツボ?

2009-03-30 | その他の種類
チリモンにしては珍しいものが出てきました。
見たところフジツボのようですが? 大きさは1センチ弱です。

真ん中の穴の中を大きく写してみたら、小さな巻貝や砂などが見えました。

貝の主が死んでしまってから、どこかで入り込んだのでしょうね?


裏側です。



<178> ヤドカリのゾエア

2009-03-29 | ヤドカリ(異尾下目)の幼生
これは、こちらにも載せているのですが(シッポの先の形も載せています)、ホンヤドカリ科のゾエアではないかというコメントをいただいています。


他にもよく似たものがいろいろありました。
いずれも大きさは5ミリ前後です。





いずれも(09年3月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)



ヤドカリのゾエアの次の段階は「グラウコトエ」といいます。
それも含めてこちらに色々な写真があります。
ヤドカリ関係の記事いろいろ


<174> ガラスツボの仲間

2009-03-29 | 貝の仲間(カメガイの仲間を含む)
小さな貝です。透明感があり、初めて見る珍しいものでした。
ガラスツボ科の近縁種とのことです。
この貝は、まだまだ未分類のものが多いとかで、本当に珍しいのかもしれません。

大きさです。

私の人差し指の先に乗せています。

口の部分の様子です。

肉眼ではとても解りませんが、こうして拡大写真で見ると、内側に向かって巻き込むような、面白い形ですね。

(09年2月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


もう一つ、こちらはガラスツボ科の貝です。
半分が白っぽく、とても色がきれいですね。


同定に必要な口の部分を写してみました。


小さな島の小さな貝というサイトの画像掲示板で教えていただいたのですが、この口の様子から見ると、この貝はこんなに小さいけれど大人の貝なのだそうです。


(09年5月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

<173> 何のゾエアなのか・・・

2009-03-18 | 所属する種類不明のもの
あまりに小さくて、一体何なのかわかりませんでした。
3ミリくらいです。

白く見えているのは、実は爪なのです。
頭の上にトゲ(額角)が見えるので、エビの仲間ではないかと思われますが??

指に乗せてみました。


(09年2月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

<172> シロウオとシラウオ

2009-03-18 | 魚の仲間
どちらも春の魚です。

青い四角は5ミリ四方です。


上の写真はシロウオです。
ナマの時はほとんど透明ですが、茹でるとこんなふうに、クリーム色っぽくなります。

ハゼ科なので、胸ビレがなく、代わりに吸盤状のものが付いています。(スズキ目ハゼ科シロウオ属)

上から見ると頭の形が丸っこい感じです。

(09年2月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)



こちらはシラウオです。
サケ目シラウオ科シラウオ属です。

こちらは茹でると白くなります。

サケの仲間で、胸ビレがあり、黒い点が2列お腹に並んでいます。
顔を見ると、わりにとんがった感じで、受け口です。





(09年3月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

<171> ハサミの大きなヤドカリ

2009-03-18 | ヤドカリ(異尾下目)の幼生
右側のハサミがとても大きい稚ヤドカリ(ヤドカリの子供)です。

正面から写してみました。

普通のコンデジでの撮影ですので、ハサミの部分を強調しているわけではありません。

なんという種類なんでしょう?

(09年2月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


<170>ツボダイ

2009-03-18 | 珍しい魚
珍しい形の魚が出ました。
ツボダイという魚で「カワビシャ科」という聞きなれない科に属しています。

お腹が白いのは、ちりめんジャコをたくさん食べているからです。

形はマトウダイなどに似ているのですが、専門家の方によると、「マトウダイの体の表面はツルツルしているのだそうです。
この写真の個体はゴツゴツしていて、背鰭と腹鰭が黒いのも特徴です」とのことでした。

成魚になると、干物になったりするようですが、ヒレが硬いのが特徴だそうです。

(09年1月中旬  和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

成魚の写真はこちらで




 

<169> タコとイカの子供たち

2009-03-17 | イカ・タコの仲間(軟体動物)
これはタコの子供です。
大小色々入っていました。

タコは脚がくるりと巻き上がっているので、イカと見分けがつきますね。


こちらはイカ。大きいのは5センチ以上もあります。焼けば食べられそう!

奥に置いたのは丸い体なので、前にいるのとは種類が違いますね。

いずれも
(09年1月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)