医療通訳研究会(MEDINT)活動報告

医療通訳研究会(MEDINT)の日々の活動をご紹介します。
HPではご紹介できなかった活動の様子をお知らせします。

2013.9.22医療タイ語分科会

2013-09-26 14:06:19 | Weblog
今回の生徒は、名古屋のKさん、大阪のタイさん、大阪の歯医者さん、神戸の川本の4名。
Kさんは最近タイ語検定準2級を取られたそうですごい!

今回の読解のテーマは新型インフルエンザ。
構文も単語も結構レベルが高かったですが、
ポップ先生の説明が上手いのと、
Kさんとタイさんのタイ語レベルが高いので割とサクサク進みました。

読解の後は今回もロールプレイング。
体調を崩したタイ人に通訳としてついていく設定で
医者、タイ人の患者、通訳に分かれて話をします。
一応、台本(?)があるのですが、
所々でポップ先生がアドリブを入れたりするので楽しめました。

(kawamoto)

2013.9.22医療中国語分科会

2013-09-26 14:06:01 | Weblog
今日のテーマは、高血圧。
李先生から中国語資料と診察時の日中対訳ダイアログが配られ、
それに基づいて進めました。
今回、5名の参加者の内、関西以外の遠方から参加された方は、
地元の病院で医療通訳を始める足掛かりを求めて、3時間以上
かけて来られたそうです。
ダイアログに基づいたロールプレイでは、随時セリフを変化させ、
通訳役の人がそれに対応するよう工夫しました。
先生が解説をして下さる専門的な医療知識と共に、派生して話題
になった保険証や子供の医療費などの現場知識も参考になりました。

K.S.


2013.9.22医療スペイン語分科会

2013-09-26 14:05:45 | Weblog
今回、松村先生がテーマに選ばれたのは、主に新生児~乳幼児期に必要なワクチン。
どんどん増えるワクチンの種類、その接種時期は日本人ですら理解が難しいもの。
まして異国で子育て中の方にはどんなにか不安なものでしょう。

先生は現行のワクチンの説明を明快にして下さったのち、
医療現場で使われる英語略称と共に、西語での表記・略称も教示くださいました。
その後、診察室での想定問答を、先ず通訳者の立場で表現を試みました。
先生の模範解答を戴いたのち、各人の作成例を交えながらのロールプレーをしました。
これは大変勉強になります。
皆さんが活発に質問していると、あっという間に終了時間になってしまいました。

(あゆだーる)

2013.9.22医療ポルトガル語分科会

2013-09-26 14:05:26 | Weblog
中萩エルザ先生から、今回のテーマ「糖尿病」の原因や
症状、検査、治療、予防等、基礎的・医学的な解説に加え、
関連する医学用語の説明を受けました。
その後、診察室での医師と患者の会話を、模擬通訳(ロールプレイ)でご指導頂きました。
ポルトガル語は残念乍ら、未だマイナーな言語で受講者も少ないのですが、
反面中萩先生と言う有名な先生のご指導を、身近に直接受けられる最高の機会に恵まれています。
指導は真剣で厳しい中にも、ラテン特有の明るく楽しい雰囲気で、
2時間がアッと言う間に過ぎてしまいます。
医療には全く無縁だった私にも、懇切丁寧にご指導頂き、本当に感謝しています。
今後共更なるレベルアップを目指して研修を続けたいと思います。

(野口)

2013.9.22医療英語分科会

2013-09-26 14:05:05 | Weblog
9月半ばを過ぎましたが、残暑厳しい中、尼崎中小企業センタ-で、第2回英語分科会が開かれました。
講師はConroy先生、うつ病をメインテ-マに不登校の子供、課長に昇進した会社員、
育児中のママのメンタルプロブレムについて、坂尾先生のサポ-トもいただきながら
内容の濃い2時間の分科会となりました。

癒せない体の疲れ、不眠、心の不安・苛立ちを抱えながらも、人には言えず、
ますますのしかかってきて前に進めなくなってきている患者たちの思いを、
上手く聞きだしていくのは、母国語でも難しことですが、産後のうつの母に対して、
英語でのデリケ-トなやり取りのロ-ルプレイを経験させていただきました。
心療内科にかかりたいと思っている外国人も多いと思われますが、
英語で話しができるクリニックはまだ少なく、通訳の力を必要としています。
本日の研修が良いきっかけになればと思います。

(yume)