看護職者を対象にした看護講座第4回目テーマは「ケーススタディを通した現場への活用」、グループワークが中心の講座でした。実際に起きた事例を、まず看護師の視点から状況を判断、問題点を挙げて、各グループの人達と適切な対応を考えていくのですが、事例は緊急を要するシビアなケースを元に挙げられていたため、コミュニケーションによる様々な問題点が考えられました。
緊急時は、患者のインフォームドコンセントに関して、通訳者を間に入れて意思疎通を図るのはとても難しいですが、医師や看護師は、患者の国の文化背景や考えを推測や想像で判断するのではなく、少しでも不明と感じたことは必ず質問し明確にすること、丁寧な会話をしていく事の重要性を感じました。また、人と人との間に入り、調整を図る上で看護師の役割は大きいと痛切に感じました。
講座では、参加した方から、地域で働く病院で看護師の、外国人患者に対する様々な反応や対応を話して下さり、外国人患者への対応は働く医療者によって、かなり差異があることがシェアされました。
今後は、外国人患者側の視点に立つだけでなく、現場で働く医療者側の視点にも立ち、病院の現状や医療者が働く上での様々な問題点にスポットをあてていければなと思います。(N)
緊急時は、患者のインフォームドコンセントに関して、通訳者を間に入れて意思疎通を図るのはとても難しいですが、医師や看護師は、患者の国の文化背景や考えを推測や想像で判断するのではなく、少しでも不明と感じたことは必ず質問し明確にすること、丁寧な会話をしていく事の重要性を感じました。また、人と人との間に入り、調整を図る上で看護師の役割は大きいと痛切に感じました。
講座では、参加した方から、地域で働く病院で看護師の、外国人患者に対する様々な反応や対応を話して下さり、外国人患者への対応は働く医療者によって、かなり差異があることがシェアされました。
今後は、外国人患者側の視点に立つだけでなく、現場で働く医療者側の視点にも立ち、病院の現状や医療者が働く上での様々な問題点にスポットをあてていければなと思います。(N)