医療通訳研究会(MEDINT)活動報告

医療通訳研究会(MEDINT)の日々の活動をご紹介します。
HPではご紹介できなかった活動の様子をお知らせします。

2007.9.23 産婦人科

2007-09-22 00:00:00 | Weblog
産婦人科の講義も、すでにMEDINTでは何回かやっているので、今回松尾先生には妊娠出産に関する異常についてお話いただきました。全体の2割になんらかのトラブルが生じる(流産や帝王切開なども含む)出産は、病気ではありませんが細心の注意が必要だといわれています。産科医が激減している背景が少し理解できる気がしました。また、この分野はデリケートな分、異文化トラブルが出やすく、患者と医師の間で通訳者が戸惑うケースも少なくありません。あえて、異常妊娠、異常分娩について学ぶことで、通訳者としてトラブルを少なくすることを学びました。後半の質疑応答では無痛分娩に関する情報もいただきました。

2007.9.23 感染症・トラベルワクチン

2007-09-22 00:00:00 | Weblog
日本渡航学会理事長の西山先生は日本のトラベルワクチンに関する第一人者です。講座では最先端のトラベルワクチン情報を伺いました。実際に狂犬病に罹患した犬や患者の映像を見たり、感染症とワクチンの関係を伺うことで、外国人の医療に関係している我々は世界の感染症と無関係ではいられないことを理解しました。また、日常感染症に対して無防備に生きていることを反省しました。
後半の産婦人科の講義も含めて、参加できなかった会員の皆さんは是非DVDで見ていただきたいと思います。(DVD貸し出しの際には当日のレジュメもお渡しします)

2007.9.8 医療スペイン語分科会

2007-09-09 22:37:10 | Weblog
今年初めてのスペイン語分科会は、エレーラ・ルルデス先生のもと、スペイン語が堪能な医師、看護師、保健師、プロ通訳などがそろいました。スペイン語は様々な国で使われていて、国や地域により言い回しに違いがある等するため、どこの出身者にも対応できるように勉強しました。訊いた事のない言い回しがたくさんあり驚きの声が上がりました。今回のテーマはメタボリックシンドロームで、関連用語の説明の後、問診表の口語説明、ロールプレイと充実したものでした。(IH)

2007.9.8 医療英語中級講座2

2007-09-09 22:35:43 | Weblog
9月8日玉巻先生による第2回医療英語中級講座が開催されました。講座は耳と脳のトレ-ニングをかねて、先生が病名を英語・日本語でリズミカルに読み上げる後に参加者が声を上げて答えていく語彙練習からスタ-トしました。医学用語の基本的な接頭辞や接尾辞をマスタ-すると難解な専門用語を覚えるのに大変役に立つことを教えていただきました。実践力を身につけるロ-ルプレイでは、英語ができる参加者も通訳として他人の言葉を相手に伝えることの難しさを実体験。痛みや症状の訴えをいかに分かりやすく表現するか、熱心にご指導いただき、猛暑にまけない熱い講座となりました。次回は11月10日を予定しています。是非ご参加下さい。(IM)