へんくつゃ半睡の「とほほ」な生活!

 奇人・変人・居眠り迷人。医療関連を引退⇒
某所で隠遁準備中。性質が頑な、素直ではなく、
偏屈でひねくれています。

《 ★ ほうき星 ☆ 》  

2020年06月16日 | 時代小説
  

「 ほうき星山本 一力 作 」

 天保6年、76年に一度現れるほうき星が
江戸の空に輝いた夜、気鋭の絵師・黄泉と、
日本橋の鰹節問屋の娘・さくら夫婦の間に、
さちは生まれた。

  ★ ★  ★ ★

 
  

 深川に隠居所を構えた祖母こよりも加わり、
家族の愛情をいっぱいに受け、下町の人情に
包まれて育つさちを、思いがけない不幸が襲う。
 両親の突然の死、そして、慈しんでくれた
祖母の死。しかしやがて、絵師としての天分を
発揮してゆく。
 苦難を乗り越え、凛として生きた娘の感動長編。

 

 亡き父・黄泉から受け継いだ天分を発揮し、
さちは絵師としての才能を見せる。
 しかし、祖母・こよりに託された珊瑚商いへの
思いも捨てきれない。そんな揺れる心に、いつしか
幼馴染みの幹太郎への思いが高まっていく。

  

 自分の進むべき道、選ぶべき人生とは悩む。
自分の迷いに答えを出すため、さちはこよりの故郷、
土佐の地を踏む。ほうき星の運命を背負い、人生を
切り拓いていった娘の物語、感動の結末へ。

 

 「勇壮なくじら船」:土佐鯨漁保存会

  

  

 
著者初の、江戸人情大河小説。「ほうき星」
発行:角川書店
価格:¥704-(税別)


   ★ ★  ★ ★
画像( 写真)の一部は借りものです。
次回掲載は 6月17日の予定です。
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コメント
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