へんくつゃ半睡の「とほほ」な生活!

 奇人・変人・居眠り迷人。医療関連を引退⇒某所で隠遁準備中。
性質が頑な、素直ではなく、偏屈でひねくれています。

【語】かみ合わない専門用語・・・@医学用語

2011年10月15日 | 日本語入力

かみ合わない専門用語

 
 医学・医療関係者が普段、普通に使っている言葉が、
ある場面では特別な意味で用いられることがあります。
 

 

 知り合いから衝撃の告発をされてびっくり、思わず
口から出る言葉が「ショック(SHOCK)」です。
 ところが、医療では「ショック」は血圧が下がって命の
危険がある様子を言います。


 

ショック:〔医〕急激な末梢血液循環の不全状態。
血圧および体温の低下、意識障害等を来し、重症の場合、
脳・心臓・腎臓などの機能障害をひき起こして死に至る。
出血・外傷、細菌毒素の作用などが原因。

 

 

 医師や看護師といった医療関係者は知っていても、
患者さんやそのご家族には通じにくいでしょう。
 言葉そのものが知られておらず、馴染みのない専門用語も
あります。症状がとても重いのを「重篤(じゅうとく)」と
いうのがその一例です。
 専門用語が飛び交うのは医療の現場に限りません。

 

 

広辞苑では
衝撃(しょう げき)
1:激しく突き当たること。またそれによって起こる刺激。
  例:「後頭部に
【衝撃】を感じた」
2:思いがけない出来事によって起こる、心の激しい動き。
  例:「全世界に大きな
【衝撃】―を与えた事件」
3:物体に瞬間的に激しい力が加えられること。また、その力。

 

ショック(shock)
1:物理的な打撃や衝撃。
2:予想外のことに出あったときの心の動揺。衝撃。
  例:「【ショック】で口もきけない」
3:末梢の血液循環不全をきたし、急激に血圧低下・意識混濁・
   感覚鈍麻などが起こった状態。

コメント
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