真佐美 ジュン

昭和40年代、手塚治虫先生との思い出「http://mcsammy.fc2web.com」の制作メモ&「日々の日誌」

どろろと百鬼丸

2006年12月03日 15時03分39秒 | 虫プロ
この「どろろ」は(声は松島みのりさんでした)野党の頭の子として生まれました。部下の裏切りによって、両親を失い天涯孤独となった身の上でした、ストーリは怪奇な身の上の百鬼丸(声はアランドロンの声でおなじみだった、野沢那智さん)の影となってしまいタイトル「どろろ」の存在が霞みがちでありました。貪欲なまでのバイタリティーある、「どろろ」は自分の運命を変えようとする人間として描かれ、運命に縛られた百鬼丸とは両極端であり、「どろろ」は異色の時代劇アニメということだけではなく、そのテーマにおいても、問題を投げかけ、話題となった作品でした。
 
7月6日の2クールめからはタイトル名を「どろろと 百鬼丸」と変更しています。「千夜一夜物語」が終了して、スタッフの配置換えもありました。
第1話 「百鬼丸の巻・その一 」 演出 出崎 統 では
「戦国の持侍であった醍醐景光は自分の野望をかなえてもらえるなら、生贄として生まれてくる自分の子どもを48体の魔神に捧げると誓った。そのせいで赤ん坊は体の48箇所を奪われて生まれてきた、そしてあまりのおぞましさに醍醐景光はその子を川へ捨ててしまった。

しかし赤ん坊は生き延びた。天才的な医師に身体の足りない部分を補われ、百鬼丸と名乗って成長した。
百鬼丸は常に死霊に付きまとわれていたが、天才的な医師によって両腕の義手に仕込まれた鋭い剣で、それらを切り倒していった。
そんな百鬼丸はある時、刀と名がつけば何でも欲しがる刀泥棒の少年、どろろと出会った。
というストーリで百鬼丸の生い立ちと「どろろ」との出会いをえがいていました。

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