社長日記

日々の出来事や、感じることなど、思いつくままに・・

久々ブログ

2017-03-15 19:29:07 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

いや、ほんと久しぶりに書いてみました

 

まぁ、この業界は日々色んな事があるんですがね

 

久々に腹が立ちましたよ

 

 

以下記載

 

 

タイトル 「  アマチュア 」

 

 

先月の始め、とある案件で私はあった事もない業者さんに電話をいれました

なぜなら、私は売主からの依頼業者だったんですが、買主側についていた業者さんてのがいたから

 

「 あの~私クリエイトの西本と申しますが、橋本市の案件の件で・・・ 」

 

九入 氏 「 あ~聞いてますよ、では一度お会いしましょうか^^ 」

 

ま、よくありがちな初めて会う業者同士のやりとり

 

呼び出された喫茶店に行くと、約束通りの時間に九入氏は現れた

見れば私服でお仕事をされるタイプの60歳辺りの方とお見受けした

 

小さめのテーブルを挟み、昭和レトロな感じの漂う店内

 

「 で、早速ですがこの件についてなんですが、売り手さんと買い手さんは、売買契約を結ぶ事には

同意されてるんですよね? 」

 

 九入氏「 そうやな、後は金額やな 」

 

「 売主さんからは、西本さんに一任しますと言われていますが、買い手さんは何とおっしゃられていますか? 」

 

ラビット氏「 まぁ、うちは特別に買う必要もないから、安く出ないと買わんて言ってるわ 」

 

 

 

あれ?

 

 

 

聞いていた話と違う

 

「そうなんですか?ちょっと私が聞いている話とは違いますが、売主さんからはそれで良いと返事をもらっていますので

市の評価額位ではいかがですか? 」

 

ちなみに市の評価額は市場価格の7割から8割程度と言われている

物件の所在する場所によっても様々ではあるが、今回はそれに当てはまると思われた

つまり市場価格の7割8割程度の提示額である

買い手はご近所でもある為、売り手さんは安くて良いという判断だったのだ

 

九入氏「 いやいや、そら高いわ!わしが聞いてるのは、坪〇万円くらいや、なんせ別に買わんでもいいんやからな 」

 

と九入氏が言い放った金額は、べらぼうに安い金額であった

 

はいはい

 

はったりはええっちゅうねん

 

私は合理的でない話はあまり好きではない

 

「そうですか、それではさすがに無理だと思いますのでこの話は無かったことに・・・ 」

 

九入氏「 いや、ちょっと待ってくれ、まあ一応確認するわ、二三日時間くれるか? 」

 

「 そうなんですか?でも続けても無意味な話はここで終わりにしませんか?僕も忙しいので 」

 

九入氏「 まあ、ちょっと待ってくれ。早めに返事するから 」

 

「わかりました。では、私はお返事を待っていればいいんですね」

 

とのやりとりを終え、喫茶店を出た

 

 

だが

 

 

その後二週間近くたっても何の連絡もなかった

 

 

私は、もう待つ気もなくなり売主に電話を入れた

 

「 この間の件ですが、こういった次第で先方からは連絡がありません。ちょっと思惑がかけ離れていたみたいですね 」

 

売主「 あれ?向こうは前に話した時はそんな感じでもなかったですがね・・心変わりしたのかな?・・・ 

 一応、西本さん先方に問い合わせてくれませんか? 」

 

「 分かりました。それでは一度連絡してみます。ただ、先方はこちらがしびれを切らすのを待っているかもしれませんよ? 」

 

売主「 そうかも知れませんね。でも放置もできませんから、お願いできますか? 」

 

「 分かりました 」

 

 

 

私は初めてあった時に、九入氏の雰囲気、思惑がある程度透けて見えたような気がしていた

良くある話だが、九入氏は仕事の話よりも、業界の大先輩を〇〇ちゃんと呼び、その人をよく知っているという話がほとんどなのだ

こんな仕事をやった、この人を良く知っている等、結論から言えば何の足しにもならない「 自分の歴史 」をひたすら語るのだ

それ程の大人物であるなら、簡単な約束位は守ってほしい

常々私はそう思うのである

 

 

 

人間、口では何とでも言える

 

しかし、言葉が多くても少なくても、その人自身を如実に証明するのはやはりその人の行動でしかない様に思う

 

 

一回の約束を守らなかったくらいで、他人を批判する物ではないが、これを書いている時点で私はその後の

九入氏の「 行動 」を既に何度も見てきているのである

被害がないなら一向に構わない

好き勝手に生きてくれれば良い

しかし、継続的ではないにしろ、何かしらの案件で望まない人物とも仕事で共同作業にあたる事もあるのがこの仕事である

 

 

こちらから電話をかけるのは、あまり気が乗らない私ではあったが、売主のリクエストを断る事もできず

私は九入氏に電話を入れる事にした

 

 

 

 

続く・・・