安かろう悪かろう

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます。

今日は残念ながら雨。
雨が降ると肩こりがひどくなるような気がするので、憂鬱です。

さて、当社に色々お問い合わせいただく中で、広めの敷地をご希望される
ケースがあります。
この様なケースの場合、問い合わせ物件は畑だったりするのですが・・
ここで注意すべき事があります。

それは、農地の場合、確かに手に入る土地は意外に安く、面積も広いです。
ただ、そこに建築をするとなると、これは要注意なのです。
先日、私も高校の先輩であるＫ氏のご協力のおかげで、いい勉強をさせて
頂きました。

一見、道路に接していて、レベル（高さ）も道路の高さと同じような農地
でも、造成に思わぬ費用が係ってしまうケースが良くあります。
例えば、畑だとすると、土をいれるか、取るかして、地盤改良したらＯＫ
ってな具合にはいきません。
（Ｋさんの受け売りです）

隣地との区切りを付ける為、擁壁（ようへき）をしなくてはならないのですが
擁壁（ようへき）をしなくてはいけない長さをよく見極めておかないと
相当費用がかかってしまう結果となってしまいます。
又、隣地との高低差によっては使用する材料もかわってきますので
時には、泡を吹いてしまうような費用がかかる恐れもあります。

安いにはわけがある、と言う事ですね。

又、給排水の引き込みの関係も費用に大きく関わってきます。
畑のような広い土地を購入して、道路に近い所に家を建てる、という事は
あまり考えられません。
当然、前面に広い庭をとり（向きにも寄りますが）
奥のほうに建築、となりますと、そこまで給排水の管を引き込まなくては
なりません。

分譲地というのは、少し割高な分、そういった設備がすでに整っていて
買主様は、購入した土地に家を建てるだけでいいわけです。
つまり、予算の見通しができる、という事になります。

一見、割安に見える畑、実は分譲地を二区画かうのと変わらなかったり、
下手をすれば余計高くついたりするのでご用心です。



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