26日(月曜日)午後3時からの第三者委員会の発表でした。
・三浦九段の将棋ソフト“不正使用疑惑”は「証拠なし」 ただし出場停止処分は「妥当」<--リンク
1 不正の根拠とされた離席行為の事実がないこと
2 対局中の監視で不審行為は認められなかったこと
3 不正の根拠とされたソフトとの一致率が分析ごとにばらつき、不正の根拠とならないこと
4 三浦九段のスマホなどを分析。不正を疑われた対局で、不正をした痕跡は確認できなかったこと
上記4点などを挙げ、結論として不正行為に及ぶ証拠はないと説明した。
さて、この報告をうけて、まあこれぐらいはしていただかないと困ります、、、という一つの案です。
1 連盟としても、現時点では三浦が不正を働いた事実はなかったとの認識であるとの見解を示す
2 本件処分が三浦の名誉を著しく傷つけたことについて、連盟として、正式に謝罪する
3 今からでも日程調整可能な順位戦については不戦敗扱いを取り消し、屋敷、行方戦について日程を組む
4 既に本件処分を前提に進行してしまった竜王戦、王位戦、朝日杯の3棋戦については、金銭的な補償をする
5 今回の処分に関与した理事及び会長は、辞職ないし報酬の辞退をする
そうして今回の報告を受けて、27日には連盟、それから三浦9段もそれぞれ記者会見を開くという情報があります。<--リンク
PS
とりあえずは三浦9段の疑惑が晴れた様ですので、まずはよかったと思います。
次は、この件に関わった方々の、それぞれの責任の所在の明確化とそれへの対応、それから三浦9段への補償問題の解決が必要になるかと思われます。
追伸
以下の様な委員長コメントもありました。
・将棋のスマホ不正疑惑に「証拠なし」の判断 第三者委「不正認定の根拠とすることはできない」<--リンク
『全体の利益を守るために三浦九段が不利益を被る形となったことについて、但木敬一委員長は「(将棋連盟が)償う形でバランスをとり、公平な状態に戻すことが考えられる」とコメント。
また、将棋ソフトの実力が高まっている中で、疑心暗鬼を生じさせない合理的なシステムや不正行為に対する処分などを整備するべきと提言しています。』
以上の様な提言を受けて、連盟がどのような対応を取るのか、要注目であります。
記者会見で配布した調査報告書概要の1枚目~6枚目はこちらからどーぞ。<--リンク
・第三者委会見一問一答 「指摘された疑惑にはソフトの不正使用を疑う証拠能力はない」<--リンク
PS
竜王戦主催者の読売は連盟の今回の処分を「妥当だ」と思っているのでしょうか?
・三浦九段に不正の証拠ないが処分は妥当…調査委<--リンク
調査委員会は「妥当だ」とは言っていません。
「当時の状況ではやむを得なかった」と言っているのです。
従って「調査が終わった今からすれば、処分内容は妥当ではない。従って十分な補償が必要である。」というコメントになるのでありました。
そうしてそのような読売さんの記事から読み取れる事は、事ここに至っても「連盟と読売の判断は正しかった」という思いの様に感じられるのであります。
PS
「処分は妥当ではないが違法とまでは言いきれない」が事前予想。
実際は「処分は当時の状況ではやむを得なかった。しかし補償が必要。」というものでした。
そうして、連盟の意向をいれての「引き伸ばし委員会」としての仕事もきっちりとやりましたね。
報告の前半部分だけで終わりでしたら、「ああやっぱりおかかえ委員会」となったでしょうが、後半がしっかりと付いてきていますので「まあそれなり。」というところでしょうか。
委員会のお歴々はそれなりにご自分たちの名声を大切にされた模様です。
そうして、疑惑のもととされたそれぞれの案件に対しては、「やれるかぎりの調査をしたが、疑惑の痕跡がなかった。」ということでした。
この部分は予想のはるか上をいくものであります。
連盟さんのやったこと、判断にはいちおう「まあしかたなかったね」ということでしたが、三浦9段は事実上「白である」という結論です。
これは三浦9段の実質勝利でありましょう。
そうして、疑惑をもって告発し、秘密会議を開き、査問会議を開き、そうして処分を後押しした方々に対しては「あなた方は間違っていましたよ」という、非常に厳しいものであります。
こうしてボールはまずは連盟に投げ返されました。
そうして、関係された棋士の方々それぞれにも投げ返されたのであります。
そうでありますれば、それぞれの方はご自分の態度を明確にされ、それを公にする事が求められていると思われます。
PS
・読売にとって何が大事なのか、それが良く分かります。<--リンク
PS
「電王戦記」はこちらから入れます。<--リンク
特集記事一覧にはこちらから入れます。<--リンク
・三浦九段の将棋ソフト“不正使用疑惑”は「証拠なし」 ただし出場停止処分は「妥当」<--リンク
1 不正の根拠とされた離席行為の事実がないこと
2 対局中の監視で不審行為は認められなかったこと
3 不正の根拠とされたソフトとの一致率が分析ごとにばらつき、不正の根拠とならないこと
4 三浦九段のスマホなどを分析。不正を疑われた対局で、不正をした痕跡は確認できなかったこと
上記4点などを挙げ、結論として不正行為に及ぶ証拠はないと説明した。
さて、この報告をうけて、まあこれぐらいはしていただかないと困ります、、、という一つの案です。
1 連盟としても、現時点では三浦が不正を働いた事実はなかったとの認識であるとの見解を示す
2 本件処分が三浦の名誉を著しく傷つけたことについて、連盟として、正式に謝罪する
3 今からでも日程調整可能な順位戦については不戦敗扱いを取り消し、屋敷、行方戦について日程を組む
4 既に本件処分を前提に進行してしまった竜王戦、王位戦、朝日杯の3棋戦については、金銭的な補償をする
5 今回の処分に関与した理事及び会長は、辞職ないし報酬の辞退をする
そうして今回の報告を受けて、27日には連盟、それから三浦9段もそれぞれ記者会見を開くという情報があります。<--リンク
PS
とりあえずは三浦9段の疑惑が晴れた様ですので、まずはよかったと思います。
次は、この件に関わった方々の、それぞれの責任の所在の明確化とそれへの対応、それから三浦9段への補償問題の解決が必要になるかと思われます。
追伸
以下の様な委員長コメントもありました。
・将棋のスマホ不正疑惑に「証拠なし」の判断 第三者委「不正認定の根拠とすることはできない」<--リンク
『全体の利益を守るために三浦九段が不利益を被る形となったことについて、但木敬一委員長は「(将棋連盟が)償う形でバランスをとり、公平な状態に戻すことが考えられる」とコメント。
また、将棋ソフトの実力が高まっている中で、疑心暗鬼を生じさせない合理的なシステムや不正行為に対する処分などを整備するべきと提言しています。』
以上の様な提言を受けて、連盟がどのような対応を取るのか、要注目であります。
記者会見で配布した調査報告書概要の1枚目~6枚目はこちらからどーぞ。<--リンク
・第三者委会見一問一答 「指摘された疑惑にはソフトの不正使用を疑う証拠能力はない」<--リンク
PS
竜王戦主催者の読売は連盟の今回の処分を「妥当だ」と思っているのでしょうか?
・三浦九段に不正の証拠ないが処分は妥当…調査委<--リンク
調査委員会は「妥当だ」とは言っていません。
「当時の状況ではやむを得なかった」と言っているのです。
従って「調査が終わった今からすれば、処分内容は妥当ではない。従って十分な補償が必要である。」というコメントになるのでありました。
そうしてそのような読売さんの記事から読み取れる事は、事ここに至っても「連盟と読売の判断は正しかった」という思いの様に感じられるのであります。
PS
「処分は妥当ではないが違法とまでは言いきれない」が事前予想。
実際は「処分は当時の状況ではやむを得なかった。しかし補償が必要。」というものでした。
そうして、連盟の意向をいれての「引き伸ばし委員会」としての仕事もきっちりとやりましたね。
報告の前半部分だけで終わりでしたら、「ああやっぱりおかかえ委員会」となったでしょうが、後半がしっかりと付いてきていますので「まあそれなり。」というところでしょうか。
委員会のお歴々はそれなりにご自分たちの名声を大切にされた模様です。
そうして、疑惑のもととされたそれぞれの案件に対しては、「やれるかぎりの調査をしたが、疑惑の痕跡がなかった。」ということでした。
この部分は予想のはるか上をいくものであります。
連盟さんのやったこと、判断にはいちおう「まあしかたなかったね」ということでしたが、三浦9段は事実上「白である」という結論です。
これは三浦9段の実質勝利でありましょう。
そうして、疑惑をもって告発し、秘密会議を開き、査問会議を開き、そうして処分を後押しした方々に対しては「あなた方は間違っていましたよ」という、非常に厳しいものであります。
こうしてボールはまずは連盟に投げ返されました。
そうして、関係された棋士の方々それぞれにも投げ返されたのであります。
そうでありますれば、それぞれの方はご自分の態度を明確にされ、それを公にする事が求められていると思われます。
PS
・読売にとって何が大事なのか、それが良く分かります。<--リンク
PS
「電王戦記」はこちらから入れます。<--リンク
特集記事一覧にはこちらから入れます。<--リンク