宇宙論、ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論

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電王戦・第1期電王戦(第一局)

2016-04-24 12:11:30 | 日記
ポナンザ(電王)と山崎隆之八段(叡王)の2番勝負ですね。

第1局は4月9日(土)・10日(日)に行われ、先手のポナンザが勝ちました。

まあそうなんですが、勝負はCOM君優勢のまま、一方的に終盤まで突入のようにみえました。

人側のプロ棋士側の立ち位置が、どうにもさだまらない、、、というか、その覚悟というのが伝わってこない将棋でありました。

そういう意味では、欲求不満を感じる将棋でした。

そういうわけで、この勝負は2局まとめて記事にしようかな、、、と考えていたところです。


でも先崎さんの感想記を読んで気が変わりました。

以下少し引用させてもらいます。

これから書く数行は、職業棋士として気が重いし、できれば曖昧にぼかして済ましたいのだが、コンピュータと人間の勝負もある程度闘いを繰り返し歴史を作った今、やはり書かざるを得ないだろう。

今のプロ棋士で、コンピュータより人間――我々プロ棋士が強いと本気で思っている者は、ほとんどいない。


ここ一年でどんどん空気が変わってゆくのを、私は内部の人間として肌で感じていた。

一年前は、いい勝負だが、心理的なものや詰みの正確性などを考えると、闘うと人間が分が悪いのではという者が多かった。

もちろん、己の誇りにかけて棋士が上という者もいた。

ごく一部のリアリストたちがもう勝てないだろうと事態を考えていた。

・・・・・

なるほど、やはりそうか、、、と納得できるのであります。

囲碁ではAlphaGoが、将棋ではポナンザがその逃げようのない現実を我々の目の前に突きつけているのでありますね。

そうして、時代というものは、変わり始めれば本当に早く変わっていくものなのであると、今更ながらに驚くのであります。


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