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ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~ 第8話

2014年06月02日 20時51分33秒 | 2014年ドラマ
「おしゃべりな死体」

内容
とある雑木林の中で、女性に遺体が発見された。
腹に刺し傷。腕の状態から薬物の常習犯だった可能性があった。
現場検証をする一ノ瀬(北村一輝)と奥貫(宮迫博之)
その遺体発見現場の近くで、“天罰”と書かれた紙切れが発見される。

その後の調査で、被害者が小坂美里(白石ゆきの)というキャバ嬢と判明。
そんななか、一ノ瀬は、遺体の傷口からビスマスとインジウムという
通常では検出されない物質を見つける。
だが、切り傷から、使われた凶器を特定出来ずにいた。

その直後、聞き込みなどから被害者の元交際相手・永倉卓司(前田公輝)が浮上。
岸部(デビット伊東)が永倉宅へ向かうのだが、殺されていた。
胸には刺し傷。。そして薬物が見つかる。
そして“天罰”と書かれた紙切れが。。。
その後の分析で、傷口から小坂美里の事件と同じ物質が検出。
そのうえ、紙切れからは、別の薬品が見つけるのだった。

状況から、2人に恨みを持つ人間の犯行と考え、
薬物の繋がりから下山雄二(陳内将)を聴取するが。。。。

そんななか、1年前に、明専工業大学教授の娘が自殺した事件があるとわかる。
事件は、薬物絡みで彼氏に捨てられ、女性が自殺したとされていた。
その彼氏が、当時、未成年の永倉だった。
そこで、亡くなった戸川麗子(緑有利恵)の父・戸川敬三(山崎一)から
恵子(和久井映見)本田(谷原章介)が事情を聞くことに。
すると戸川は、明らかな恨みを口にする。
しかしアリバイが曖昧で。。。。

同じ頃、被害者の情報などから、雑誌記者の小沢(尾関伸嗣)が。。。

それからしばらくして、一ノ瀬が可能性のある凶器を考え出し、
戸川を再び聴取することに。
だが、戸川は、現在のマスコミのことを知りたいと言い始める。
仕方なく、雑誌を手渡すと、。。戸川はアリバイを主張。
戸川の証言どおり、喫茶店のウエイトレス好子(亜里沙)がアリバイを証言する。

何かがオカシイと感じる一ノ瀬。。。。

敬称略


もうすでに、

週替わり脚本家で紡がれる連ドラと言って良い今作。


今回は、蒔田光治さん


“どんなに馬鹿げていようとも、僕は科学者です。
 物証を信じるしかない”


若干、主人公を前に出しすぎているのは、気になるところだが。

本来、“主人公”ならば、こういうモノだ。


重要なのは、周りの人たちの役割と描き方。

主人公が出来ないことを補足し、

主人公を目立たせるためにいると言って良いのが脇役。


今回は、そういう関係を、そして役割を

シッカリと描ききった話でしたね。

そのうえ、事件自体も、

ある種、社会派ドラマ的な要素を見せつつ、

事件を一捻りしてきた。

そして“科学”だからこそ、分かる事実に、主人公が辿り着いた。


今までで、1番面白かったかもね。