「立派なお侍」
内容
薩摩の貧しい武士の家で育った小吉。斉彬(渡辺謙)と運命的な出会いをする。
それから、六年。
齢十八の青年となった、小吉あらため吉之助(鈴木亮平)は、
年貢を司る役人・井之上(おかやまはじめ)の補佐の仕事をしていた。
とはいえ、父・吉兵衛(風間杜夫)と吉之助の禄だけでは、
西郷家の貧しい暮らしは変わらず。
それどころか、借金に困る百姓をたすけるため金を使い、家族を呆れさせていた。
年貢が払えず苦しむ百姓たちのために、何とかしたいと考える。
いずれ、斉彬が藩主になれば。。。。と思っていたが。。。
そのころ、薩摩を強くしようと奔走する斉彬だったが、
父である藩主・斉興(鹿賀丈史)との折り合いが悪く、何も出来ず。
そして斉興は、斉彬ではなく、久光(青木崇高)を次期藩主にと考えていた。
ある日、年貢の厳しい取り立てをする井之上を見た、吉之助は、
家老の調所広郷(竜雷太)に直訴する。
敬称略
惜しいことをしてるね。
年貢の取り立て方法を、もうちょっと分かりやすく説明すれば良いのに。。。。
たしかに、説明をすることは、表裏一体で。
ドラマの面白味を無くす可能性もあるわけである。
ただ、今回の話には、必要だったんじゃ無いのかな??
じゃないと。
吉之助の考え、調所広郷の考えも分からない。
当然、今回の展開も分かりにくくなってしまう。
テロップを流しても、そのシステムが伝わりにくいからだ。
実際、
今回の表現で、どこまで、視聴者に伝わっただろうか?
主人公の奮闘する姿だけじゃ無いのか??
もちろん、その姿は、重要。
でもなぁ。。。。
。。。検見取(けみどり)。。。どれだけの人が意味を理解しているだろうか?
定免法(じょうめんほう)も、同じだ。
ナレーションか。。。セリフで上手くやれば良いのに。。。
そもそも、そういう説明は、世界を、歴史を理解する上で重要ではあるが、
今回の話の中での必要性は薄いのだ。
それこそ、年貢の取り立てが厳しいという表現だけで、必要十分なのだ。
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