Matthewの映画日記?

Matthewの独断と偏見に満ちたお気楽日記

『ハンコック』

2008-09-01 23:45:59 | '08 映画(洋画)


『ハンコック』観てきました。

あらすじは、

天涯孤独の“ハンコック”、彼は、歳もとらず、無敵の体・スーパーパワーを持ち、空を飛ぶことも出来る超人で、人助けをするが、そのたびに有り余るパワーのせいで、周囲の建物・公共設備等を大きく破壊してしまう為、市民からは、嫌われ者のヒーローだった。
そんなとき、踏み切りで身動きが取れなくなった一台の車を助けるも、列車は脱線・損壊、助けた車も踏み切りの外に放り出し、後続の車ごと壊してしまう。
その様子を見ていた周囲の人々からは、激しく批判されてしまうが、唯一、踏み切り内より助け出され命を救われたが車は壊されたレイだけが、「彼は命の恩人だ」と謝辞を述べるのだった。
「動かなくなった車ごと、家まで運んでくれるかい?」と頼むレイに、“ハンコック”は承諾し、家まで送り届けた“ハンコック”はレイの妻を見たときに、何かを感じ、しつこく誘うレイもあり、夕飯をご馳走になる。
そしてその席で、レイは「自分はPRのプロなので、自分が唯一出来る恩返しとして、“ハンコック”を嫌われ者ヒーローから、正統的な正義のヒーローへとPRする」というのだ。
最初は、鼻にもかけなかったが、他の人々と違い、自分を一人の人間として扱ってくれるレイに思うところがあり、レイの申し出を受け入れ、自分を変えようと努力し始める。そして手始めとして、人助けの度に器物損壊の罪に問われていた“ハンコックは”刑務所で受刑を始める。
刑務所では、いままで“ハンコック”の活躍により逮捕された連中が入所しており、無事に済むわけは無かったが、“ハンコック”のある行為により、トラブルは解決。
そして、入所者たちとカウンセリングを行う中で、徐々に変わっていた。
“ハンコック”は、本当に正統的な正義のヒーローになれるのか?
レイの妻に感じた何かとは、何だったのか?


TVのCMでも流れているように、ハチャメチャやりたい放題の“ハンコック”の更生物語かと思いきや、それだけでは無かったです。
天涯孤独で長く生きる“ハンコック”、誰も本当の彼を知らない。
人助けをするも、ヤリ過ぎなため、善行を行うも謝辞の一つも言われない。
長い間、自分を知る者も居らず、ただ「超人だから善行を行え」っていう身勝手な人々。“ハンコック”の気持ちも「分からないではないなぁ」と思いました。
“ハンコック”演じるウィル・スミスと共に来日したシャリーズ・セロン、どんな役どころなのかなと思っていましたが、「まさか!?」な役でした
観ていればわかるのですが・・・

コメディー映画かと思いましたが、終盤ではホロリとする場面もあり、楽しい映画でした。
特に、レイが“ハンコック”に『グッジョブ』を教えるシーン、笑いました
くれぐれも「クズヤロー」「イカレてる」の語句は、むやみに言わないようにしましょうね

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