Matthewの映画日記?

Matthewの独断と偏見に満ちたお気楽日記

黒い氷 / オーサ・ラーソン

2009-07-27 10:40:42 | '09 読書
黒い氷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 16-3)
オーサ・ラーソン
早川書房


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かなり前から読んでいた「黒い氷」を、やっと読み終わりました(かなり止めてました)
この作品、読み始めてから続き物(事件は一話完結のようです)だったとわかりました。
今作は、続きもの(?)の三作目です。
原作者は、スウェーデンの作家さんです。

あらすじは、

弁護士として働いていたレベッカは、前作で顔面に傷を負ってしまう。しかも、命の危機にさらされ、友人の横たわる死体を見たとき、心が壊れてしまい、精神病院に入るが、なんとか回復・退院したものの、顔面の傷と神経が参っていて、弁護士を辞め、故郷のキールナに戻って来た。
しかし、地元の検事長に、法律家ということで、検事として働くように強く乞われ、キールナで特別検事として働くことになった。
そんな時、キールナの凍結した湖の上の箱舟(橇付き釣り小屋)の中で、女性の惨殺死体が発見され、殺人事件に関わることとなる。
そして、被害女性の身元を調べる中、彼女はキールナ出身の成功者マウリ・カリス率いるカリス鉱業の情報部長インナ・ヴァトラングとわかる。
そして、さらに彼女の事件を探るうちに、ある事件と事件がつながり・・・




途中から(今回の事件ではなく)読み始めたので、ストーリーに対して惹きこまれ感が薄かったのか、本当に読み終えるのに時間がかかってしまいました。
ストーリー自体は、面白かったし、登場人物たちも良く描かれていて、良い作品だと思いました。
ただ、レベッカの心情や、思索の描写が、間々に挟まれて、事件を追いたいのか、レベッカを描きたいのか、良くわからないところが、残念でした。
前2冊を、読んでいないため、なんだろうとは思いますが・・・


前2作同様、この作品も、原作(スウェーデン語?)の英訳版の邦訳ということで、ニュアンスが微妙に違うかもしれないですね。



レベッカシリーズ 第1作
オーロラの向こう側 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
オーサ・ラーソン
早川書房


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レベッカシリーズ 第2作
赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
オーサ・ラーソン
早川書房


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映画『シャーロック・ホームズ』

2009-07-26 15:27:23 | 映画関連ニュース
先日、観た『ハリーポッターと謎のプリンス』の上映前の予告のなかに、自分の好きな『シャーロック・ホームズ』の映画予告が流れました。公開は、2010年3月。
でも、いわゆる原作に忠実なシャーロック・ホームズ像(自分が好きなのはこっち)ではなく、コメディタッチの映画らしいです。

           

シャーロック・ホームズを演じているのが、ロバート・ダウニー・Jrと聞いただけで、「納得!!」と思ってしまう人も多いかも(シリアスも演じられるのですけどね)
そして、助手ワトスンを演じるのは、ジュード・ロウ。
しかも、シャーロックの非常識さについて行くのが大変で、嫌悪感を抱いているようでした

ある意味、パスティーシュ的に観れば良いのかも。

シャーロキアンに、受け入れられるかは、ビミョーですね。

だぶん、観に行きますけど・・・ね

海外公式サイト http://sherlock-holmes-movie.warnerbros.com/

シャーロック・ホームズの映像化と言えば、絶対にコレ!! この人(ジェレミー・ブレット)!!
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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

2009-07-23 12:31:18 | '09 映画 (洋画)
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』観て来ました。



あらすじは、

ついに人間界にまで広がり始めた、闇の帝王ヴォルデモートの脅威。ダンブルドア校長は、かつてホグワーツで魔法薬学を教えていたホラス・スラグホーンを復職させる。「ホラスだけが知っているヴォルデモートの弱点を聞き出せ」とダンブルドアに命じられたハリー・ポッターは、ホラスに気に入られようと計画的に近づく。一方、ホグワーツの校内では思春期ならではの恋わずらいが多発。ハリー、ロン、ハーマイオニーらも恋の甘美さと苦しみを経験する。~ goo映画より ~


       


原作本7冊中、6冊目の作品。
原作を読んでないと、チンプンカンプンかもしれないと思いました。
原作読んでいても、前作映画『不死鳥の騎士団』観ていても、ついて行くの精一杯です
「ああ、こんな話だったっけ?」と思ってしまいました。
要所・要所は合っていた気がするも、「なんだかな~」って思ってしまいました。
終始、エマちゃんの可愛さに救われていた気がする・・・

最後の描かれ方も、短すぎて、あまりにあっけなくて、がっかりでした。

次回、最終作は前・後編の2部作になるようですが、それで正解と思いました。
ハリポタ作品の特徴とは言え、話が難解な上に、画面の暗さ、もう少し何とかならないものでしょうか?
あれが、味といえば味なんですが・・・
一作に収めるには、詰め込みすぎて(入れなくても良いものも、入れていたせい?)、ものすごくもったいない気がしました。


最終巻、まだ読んでない(読めていない)のですが、来年までに読み終えないと、それこそ話について行けなさそうです


ポケモン映画を抑えて、週間一位は、「さすが!!」というか、すごいですね。


ハリー・ポッターと謎のプリンス - goo 映画

公式サイトはこちら http://harrypotter.warnerbros.co.jp/site/mainsite/index.html


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マニアは、買うのかもね
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最終巻
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WiiWare 『ポケモン不思議のダンジョン』冒険団シリーズ

2009-07-22 00:53:07 | ポケモン
8月4日から、WiiWareにて、『ポケモン不思議のダンジョン』冒険団シリーズが配信されます。
今回の『不思議のダンジョン』は、炎・嵐・光の冒険団の3パターンあるようです。
 
各ソフト、1200ポイントです。

公式サイト http://www.pokemon.co.jp/special/dungeon_boukendan/

不思議のダンジョンシリーズ、あまり興味なかったのてすが、状態の良い中古が安く売られていたので、「時と闇」の両作とも購入して、かなり前にプレイし始めましたが、クリア出来ずに放ったらかしです
自分には、合わない作品だったのかないつか、クリアしたいとは思います。
いつか、きっと・・・

の大画面でプレイ出来れば、ちょっとは違うかな?

というか、Wii版での「ポケモン コロシアム」 「ボケモン XD」の様なポケモンRPG版を待っているんだけどなぁ



ニンテンドーポイントプリペイドカード 3000

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ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊

任天堂


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ポケモン不思議のダンジョン 闇の探検隊

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ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊

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『MW-ムウ-』

2009-07-21 00:57:24 | '09 映画 (邦画)


手塚治虫漫画原作の映画、『MW-ムウ-』を観てきました。




あらすじは、

16年前、ある島の島民全員が死亡する事件が発生。その事実は、政府の手で一夜のうちに闇に葬られ、事件は忘れ去られるはずだった。だが、惨劇のすべてを目撃していた2人の少年が、神の悪戯で生き残っていたのだ…。そして現在。地獄を見た少年の1人・賀来(がらい)は、神の道に救いを求め、教会の神父に。そしてもう1人の結城は、自分の壮大な計画を遂行するためなら、人殺しもいとわない美しきモンスターになっていた。事件を隠蔽した関係者に近づき、次々と地獄へ突き落としていく結城。果たして彼の本当の目的とは…!? ~goo映画より~



原作漫画を読んでいないので、映画のストーリーと、どれほど違うのかはわかりませんが、それでも、手塚治虫先生は、やっぱり凄いと思いました。
手塚治虫“最大の禁忌(タブー)”と呼ばれた問題作。
いつごろ発表された作品なのかは、わかりませんが、映画内容のダークさには、ハリウッド映画や米ドラマ、それこそ漫画などで、今では驚くほどではありませんでしたが、手塚治虫先生に抱いているイメージといえば、『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『ジャングル大帝レオ』などの、勧善作品(懲悪ではない)のイメージからは、程遠い作品だったのは、間違いないです。
手塚治虫先生が社会派(ちょっと違う?)な作品を描かれていることは、知っていましたが、「本当に、先見の明を持たれていたのだなぁ」と思いました。
自分が、結城・賀来の立場になったとき、どっち側になるのかは、わかりません。
(ヘタれなので、たぶん賀来だとは思いますが・・・賀来がヘタれというわけではありません)
こういうことって、今の日本の政治家ならやりかねないところが、怖かったです。
(隠蔽とかって、得意分野そうですから)

この作品で、自分の一番印象に残ったのは、名だたるキャストたちの演技ではなく、上の2枚の写真、下方の真ん中に死体で横たわるエキストラさん(たぶんこの人と思う)の、あまりの死体っぷりな演技(特に目の演技)が、印象に残りました。

ただ、前日に24シーズン7を見てしまっていたので、やっぱり『24』の迫力には、敵わなかったですね。
石橋凌の体当たりな演技、本当にとっても良かったのですが、ジャックに敵うわけがなく、残念でした。
『24』を見ないで行ってれば、もっと「ずげーっ!!日本もここまで来たかーっ!!」って、思えたことは必至ですね。(しかも、よそ様の国であれだけの事っていうのが・・・)


今日の一言、

『24』を見てから、観るな!!


エンドロールの名前表記が、ローマ字だったので、海外上映も最初から狙っているのでしょうか?

MW-ムウ- - goo 映画

公式サイト http://mw.gyao.jp/

MW‐ムウ‐ [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント


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MW(ムウ) (1) (小学館文庫)
手塚 治虫
小学館


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MW(ムウ) (2) (小学館文庫)
手塚 治虫
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