Matthewの映画日記?

Matthewの独断と偏見に満ちたお気楽日記

「おおかみこどもの雨と雪」 [2012年7月21日公開]

2012-09-20 22:13:01 | '12 映画 (邦画)
あまり興味をひかれなかった「おおかみこどもの雨と雪」ですが、やっぱり観に行ってきました。



あらすじは、

人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”に恋をした大学生の花。やがて妊娠し、雪の日に女の子の、雨の日に男の子の《おおかみこども》を産む。姉弟は雪、雨と名づけられる。ところが、ある日突然“おおかみおとこ”が帰らぬ人に。遺された花は子供たちを人間として育てるか、おおかみとして育てるか悩み、山奥の古民家に移り住む。日々成長する快活な雪と内気な雨。小学生になった2人にそれぞれ転機が訪れる。 ~goo映画より~










感想は、

現実主義者の自分には、アニメだとわかっていても、花たちの暮らしぶりに、「生活費はどうしてたの?」とか気になっちゃって、アニメの世界に入っていけなかった。
ストーリー自体は、まぁ面白かったし、花役の宮崎あおいは、声優としてもさすがだなぁって感じの演技力でした。
大沢たかおも出ていましたが、出演シーンが少なく、演技力がどうのと言えるレベルではなかったですね。
「彼」の死に様(映像)は、眼がすごく印象的でした。
彼の死に方も、納得いかなかったなぁ。
「人間の姿に戻ればよかったんじゃないか?」とか「変身後はやっぱ裸で戻れなかったのか?」とか、「親として、花に栄養つけさせたかったのは分かるけど、でもさ」とか、「どこに忍び込んでたの?」とか「遺体は、はく製にされないの?日本オオカミなんだよね?とか」あまりの死なせ方に、あきれた。
印象的なのは、成長していく雨と雪の変化でしょうか?
子供のころ(今も子供ですが)は、絵本を読んでは「どうして、狼はいつも嫌われ者なの?」と涙を流す気の小さかった雨の選択は、描かれる成長の姿に、何とも言えないけど、なんとなく納得してしまいました。
お転婆(野生児)だった雪は、人と多くかかわり、恋もしり、成長とともに確実に、人間としての道を選んでいく。
あの雨の日のシーンは、とっても印象的でしたね。

でも、観た後に、何か残ったかというと、残念なことに、特に何もなかったなぁ。

あっ、「菅原文太は良かったです」


映画「おおかみこどもの雨と雪」特報3



公式サイトはこちら http://www.ookamikodomo.jp/index.html

おおかみこどもの雨と雪 - goo 映画

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グスコーブドリの伝記 [2012年7月7日公開]

2012-07-16 18:08:42 | '12 映画 (邦画)
宮沢賢治原作、大好きな“ますむらひろしさん”キャラクター原案の『グスコーブドリの伝記』を、甥っ子と観てきました。




あらすじは、

美しいイーハトーブの森で、両親と妹のネリと幸せに暮らしていたグスコーブドリ。しかし、冷害に見舞われたため、両親は家を出ていく。さらに妹のネリは謎の男に連れ去られ、ブドリは一人になってしまう。その後、出会った人びとの親切を受けなんとか生活してきたブドリは、火山局に勤める事に。火山局では冷害対策の研究などを行っていた。しかし、かつてないほどの冷害が再びやってくる事を知ったブドリは、ある決心をする…。~goo映画より~










感想は、

ますむらひろしさんのキャラクターが、やっぱり良いです。
始まりのシーンのイーハトーブの美しい風景も、実写かと思うほど精細で精彩で、本当にきれいでした。
あのシーンだけでも、癒される感じです。

ただ、予告CMを見てる時から、主人公ブドリ(グスコーは苗字らしい)と、「銀河鉄道の夜」の主人公ジョバンニと絵柄が全く一緒で、「えっ?」と思っていたのですが、観ているうちに、まったく気にならなくなってきました。
妹・ネリも、色味がちょっと違うけど、カンパネルラだったね。

明るい色調から、暗い色調へとかわり、心情も良く表現されていました。
ラストは、原作と少し違っていましたが、ブドリの強さ・優しさを表現したものに、変わりはなく、納得のラストでした。
小田和正さんの歌声が流れてきたときには、うるっと来てしまいました。


子供のころに、「人が火口に身投げすると噴火する」という話を、どこで聞いたのか、漠然と思っていたの
ですが、もしかしたら、この作品が、その話の由来だったのかな?
(原作は、身投げとは違いますが)

観終わった後に、なぜ、いま、「グスコーブドリの伝記」なのかが、わかる内容でした。




公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/budori/

グスコーブドリの伝記 - goo 映画


映画『グスコーブドリの伝記』予告編【HD】 2012年7月7日公開



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臨場 劇場版 [2012年6月30日公開]

2012-07-01 20:18:54 | '12 映画 (邦画)
映画の日ということで、甥っ子と「臨場 劇場版」観てきました。





あらすじは、

2010年、波多野進という男が4名の死者を出す通り魔事件を起こす。しかし、波多野は心神喪失と判断され無罪に。その2年後、弁護士の高村則夫、精神科医の加古川有三が殺された。警視庁刑事部鑑識課検死官の倉石義男は、この二つの事件は同一犯の犯行ではないかと推察する。実はこの二人は、2010年の通り魔事件で波多野の弁護と精神鑑定を担当していたのだ。捜査本部は通り魔事件の遺族の犯行を疑うが、倉石はその説に異を唱える。~goo映画より~









感想は

「臨場」も「相棒」同様、TVでのドラマは、TVつけたときにたまたまやってれば見る程度の作品です。
2つのドラマの共通点は、見始めると1時間見てしまうほどの面白さがあります。
だけど、1話完結なので、毎週見ようとまではならないですね。

今作は、倉石の鑑識に対する考えの原点を、追ったストーリーでした。
それに加え、冤罪や、犯罪者の精神鑑定に関する刑事罰のあり方も題材に、深いストーリーになっていました。
主役の倉石以外のサブキャラそれぞれにも、スポットライトが与えられて、良い作品だと思いました。
それぞれに、味がありますね(TVドラマでも倉石の好敵手(?)的な、今話題のあの人とか...)

劇場版のラストを見ると、この作品はおしまいなのかな?
出演者と番組スポンサーがトラぶったとか、どっかで見た気がしたんだけど、そのせいのこのラストなのか、原作のラストも同じ展開なのかな?
それとも、たんに番組的ラストとしての演出だったのかな?



公式サイトはこちら http://www.rinjo-movie.jp/

臨場 劇場版 - goo 映画



映画『臨場 劇場版』予告編





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麒麟の翼~劇場版・新参者~

2012-02-21 23:48:59 | '12 映画 (邦画)
久しぶりの映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~』観てきました。
この作品は、久しぶりにTVドラマで見ていた『新参者』の劇場版です。
主役の“加賀恭一郎”を演じる阿部寛のひょうひょうとした演技が、なんかとっても合っている感じがして、TVドラマも面白かったです。
(原作は読んでいないので、実際のイメージは分からないんですけどね)




あらすじは

日本橋にある翼を持った麒麟像の下で、青柳武明という男性が息絶えた。彼はナイフで刺された状態で8分間も歩き、わざわざその像の下までやって来て倒れたのだ。日本橋署の刑事・加賀恭一郎は、青柳のそんな行動に疑問を持つ。容疑者の八島冬樹は、青柳の鞄を持って逃走している最中に車に轢かれて意識不明になっていた。加賀は警視庁捜査一課の刑事で従兄の松宮とタッグを組み、八島の恋人・香織や青柳の家族たちに話を聞いて回る。 [ 2012年1月28日公開 ] ~goo映画より~









感想は、


結構、うるっと来ました。

中井貴一の演技が良かったです。
阿部寛演じる加賀恭一郎も、あいかわらず良かったです(これは、ハマり役だね)

ストーリーも、一つの事件を通して、いろいろなことが描かれていて、あの短い時間のなかで、良くまとめられていたなぁと思いました。
シリーズで、映画化もしくは、ドラマ化されるといいなぁ。


公式サイト http://www.shinzanmono-movie.jp/index.html

麒麟の翼~劇場版・新参者~ - goo 映画


原作本です。
麒麟の翼 (特別書き下ろし)
講談社


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