Matthewの映画日記?

Matthewの独断と偏見に満ちたお気楽日記

『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』

2008-12-29 21:11:48 | '08 映画 (邦画)
予告を見て楽しみにしていた、『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』観て来ました。



あらすじは

舞台は架空都市<帝都>。19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生まれ、帝都の富の9割がごく一部の特権階級“華族”に集中していた。そんな中、富裕層のみをターゲットとし、次々と美術品や骨董品を魔法のような手口で盗んでしまう<怪人二十面相>通称“K-20”が出現し、世間を騒がせていた。サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)はある日、サーカスを見に来ていた紳士から、羽柴財閥の令嬢・羽柴葉子(松たか子)と名探偵・明智小五郎(仲村トオル)の結納の儀に潜入し、写真を撮ってきてほしいとの依頼を受ける。報酬につられ了解した平吉だが、それは二十面相の罠だった――。
~cinema cafeより引用~


うーん、やっぱり、思っていたとおりのオチでしたね。だけど、アクションに笑えるシーン、泣けるシーンもあり、楽しい映画でした。
松たか子が、出てきた時点で、ああいうキャラなんだとわかりました。最近、あんな感じの役ばかりな気がするのは、気のせいですか?デビュー当時は、本当にお淑やかな令嬢ってイメージだったのに、残念それでも、品の良さは相変わらず、あるんですよね。

金城武演ずる遠藤平吉は、心根が優しく、真っ直ぐな性格の人物で、二十面相にハメられた、自身の身の潔白を証明し、サーカスに還ることを願う男なのですが、どうも金城武の落ち着いた(ゆっくりした)話し方が、感情にまかせ暴言を吐くような怒りのシーンに迫力がなく、物足りなかったです。怒ってはいるけど、怒鳴ってはいない感じで、もう少し怒りの負のパワーが欲しかったなと思いました。
あとは、もっと怪人二十面相の活躍シーンがあったら良かったのにと思いました。
ただ、ストーリー自体は面白かったので、原作もPart2もあるようなので、続編も作られるのであれば、また観に行きたいです。
お正月の娯楽映画として観るには、十分楽しめる映画だと思います。

K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝 - goo 映画

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素晴らしい すごい とても良い 良い

『容疑者Xの献身』

2008-10-13 22:25:18 | '08 映画 (邦画)

福山雅治、初主演作『容疑者Xの献身』観て来ました。

あらすじは、

冬のある日、顔を潰され、指紋を焼かれた全裸の男性の死体が発見される。犯行現場の近くには、被害者の物と思われる、一部焼け残った衣服も発見されるが、身元を示すものはなく、捜査は難航するかと思われたが、被害者の身元は、思ったよりも早く判明する。そして被害者の元妻が第一容疑者と見られ、捜査するも、鉄壁のアリバイもあり、捜査は難航する。
捜査が難航する中、東都大学の湯川学教授に、いつものごとく捜査協力の依頼をし、捜査の過程で分かった事を話す中、「容疑者の隣人・石神が、湯川教授と大学が同期だった」と聞いた瞬間、湯川の中に石神に対し、なんらかの懸念が生まれ、会いに行ったことで、その懸念が確信にかわる。
そして、湯川が唯一天才と認める石神との、頭脳対決がはじまるが・・・


TVドラマの「ガリレオ」も面白かったですが、映画も面白かったです。そして、悲しかったです。
終盤の、石神の回想シーンと嗚咽には、泣かされてしまった。
その嗚咽には、守りたい人たちを守れなかったという思いと、「自分たちだけ、幸せにはなれない」という相手の言葉に、自分に対する幾ばかりかの愛情を、そこに感じ取ったが故のものもあったのかもしれない。


また、お互いに分野は違えど、その頭脳や学問の高みを目指すという目標に、敬意をはらう仲の、湯川と石神という二人。

そして、事件の真実を理解しただろう湯川の苦悩も、また良かったです。感情なんてものに流されないはずの湯川が、はじめて直面した、理性と感情との葛藤だったのかもしれない。



容疑者Xの献身 - goo 映画


最後に一言

内海と湯川、お前ら二人、今後、どうなりたいんだ?

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素晴らしい すごい とても良い 良い

『デトロイト・メタル・シティ』

2008-09-29 23:32:53 | '08 映画 (邦画)

『デトロイト・メタル・シティ』観て来ました。
べぇ~べぇ~、べぇ~べぇ~ 

あらすじは、

大学受験を機に上京してきた根岸宗一は、おしゃれなポップミュージシャンを目指していたのだが、自分の理念『NO MUSIC NO DREAM』と書かれた新人ミュージシャン募集のポスターを見て応募したことから、自分が考えていた音楽の方向性とは全く真逆の、デスメタルバンド“デトロイト・メタルシティ(=DMC)”のギターヴォーカル“ヨハネ・クラウザーII世”として、自分の意思とは反対に大活躍していた。それでも、街角で自分の目指すポップミュージックを歌い、ストリートパフォーマンスを行うが、聞いてくれる客は犬だけだった。
大学時代の憧れだった相川さんと出会うが、あることから彼女の反感を買い、恋愛・音楽に失望した宗一は、故郷の田舎に帰ってしまう。
そんな時、デスメタル界の頂点に君臨する“ジャック・イルダーク”が引退ワールドツアーとして、DMCに対バンを申し込んでくる。“ヨハネ・クラウザーII世”無きDMCは、“ジャック・イルダーク”に勝てるのか・・・そのとき宗一は?


松山ケンイチの快演に笑った笑った
原作を読んでいませんが、ギリギリまで実写で描写出来る限りしたのではないでしょうか。
漫画のような都合の良い展開も、また良かったと思います。

このシーンも笑った演じてる本人たちも笑うの我慢して演技って感じでした

映画の中でDMCのライブシーンも、ストリートパフォーマンスも、松山ケンイチ本人が歌っているのですが、歌も上手ですね。特に“ヨハネ・クラウザーII世”としてのパフォーマンスは最高ですね。ヴォーカルレッスンも受けたのでしょうが、あのデーモン小暮のような太い声での歌唱や雄叫びなど、普通の人にやれといってもなかなか出来ないですよね。(普通の人ではないですが)


演出上、仕方ないとして、子供に向かって「殺すぞ!!」とDMC信者(ファン)が言うシーンがあったのですが、その子のトラウマにならないと良いのですがと心配してしまいました

松雪泰子も、デス・レコーズの女社長を、見事に演じていました。
あと、登場回数も少なくセリフも少なかったですが、ロバートの秋山も存在感ありました。


最後に一言

SATSUGAI♪SATSUGAIせよ~♪

って、耳からはなれないよ~ 

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『20世紀少年 第1章』

2008-09-15 23:13:32 | '08 映画 (邦画)


やっと、『20世紀少年』観て来ました。

あらすじは、

主人公ケンヂは、ロックスターを目指していたが、夢破れて、実家の酒屋をコンビニにして、毎日を無気力に、ただ過ごしていた。
そんな時、久しぶりに小学校の同窓会があり、会場に行ったケンヂは、誰を見ても分からず、昔からの仲間“マルオ”“ヨシツネ”らと同じ席に座っていたのだが、同級生だった男二人組みが来て「ケンヂが来たら話したいことがあった」というのだ。
その話とは「今、にわかに信者を増やすカルト教団についてだ」という。「それと俺と何の関係が?」と思うケンヂに、二人組の片割れが、あるマークを書いて見せる。そのマークに、見覚えはあるものの思い出せないケンヂだが、書いて見せた男が、「昔、ケンヂが作った」と言うのだ。そして、「そのマークを使うカルト教団の教祖“トモダチ”が語る予言が、子供のころにケンヂが書いた『よげんの書』の通りなのだ」と。近くで話を聞いていたマルオ達は、「あったな、そんなこと」と思い出している様だが、書いた本人のケンヂは全く思い出せなかった。
 同窓会から数日後、売り物の新聞を読んでいた母親に文句を言ったときに目にした、同窓生“ドンキ”の自殺記事。そこから、ケンヂの運命は一変していく・・・
“トモダチ”とは、いったい誰なのか?




観た後の一言は、

「こんなアクティブなトヨエツ、見たことがナイっ!!」

最近は、コミカルなCMにも出ているトヨエツですが、昔(?)は、寡黙な男ってイメージだったですよね。しかし、今回のトヨエツ演じる“オッチョ”は、かなりワイルドで、アクションが激しいです。全編のアクションをトヨエツがこなしたのかは分かりませんが、長身を活かした長い足の蹴りは、カッコイイです

全編に流れる子供時代のセピア色の映像は、「子供は風の子」的な遊びの風景や、雑多な町並みの風景が、懐かしく感じられます。そして、ケンヂたちを演じる子役の子達が、本当にそれぞれ似ていて(特にケンヂ役)、「良く見つけたなぁ」と思いました。
公開前から気になっていた、同級生を演じるメンバーの面々、年齢の幅があり過ぎる様に感じるのは自分だけでしょうか? もちろん、多少の年齢幅はあると思いますが・・・
「小日向さんて、いくつなんだろう?」「いちご娘(笑)こと香川照之は?」
見た目で判断してますが、唐沢さんより、かなり年上なのだと思っていました
香川照之さん、めざましTVで小泉今日子との映画の紹介で42才と出てました。 まだ、お若かったんですね

全体的に、お笑い芸人の起用(チョイ役やカメオ的)が多く、その辺がつまらなかったのですが、ストーリーは、2時間半の長時間も、話がどんどん進み、観ていて飽きませんでした。

三部作の一作目なので、良いところで終わってしまいますが、来年一月の第二部公開と言うことで、そんなに待たなくて良いのだと、喜んでしまいました(一年後くらいかと思ってた)

来年、一月の公開が楽しみです。

公式ホームページはこちら

20世紀少年 - goo 映画

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20世紀少年 第1章 終わりの始まり 通常版 [DVD]

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劇場版『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ギラティナと氷空(そら)の花束 シェイミ』

2008-08-15 23:09:57 | '08 映画 (邦画)


あらすじは

旅を続けるサトシたちの前に、見たことのないポケモンが現われる。それは「花はこび」の習性を持つ、かんしゃポケモンのシェイミ。テレパシーを使うシェイミは、サトシたちに「グラシデアの花畑に連れて行って」と訴える。一方、この世界の裏側にある、鏡のような不思議な世界“反転世界”。そこに唯一棲むギラティナは、ディアルガとパルキアの戦いによって時間と空間がゆがみ、反転世界が黒い雲で覆い尽くされてしまったことを怒っていた…。  ~goo映画より引用~


やっと、観に行けましたいつもは、7月中に観に行っているのですが、今年は『崖の上のポニョ』があったりして、今頃になってしまいました。

ゲームを始めるようになってから、前売り券にて交換(配布)するポケモン欲しさに前売り券を買うようになり、甥っ子たちをダシに、映画を観に行っていましたが、甥っ子たちは、ポケモン卒業の様です(当然と言えば当然ですね)
TVアニメは見ていませんが、映画は「水の都の護神 ラティオス・ラティアス」から毎年、夏、見ているんですね。すでに7年ってことで、凄いですね(調べたらもうそんなに)

結構、最初の頃は、甥っ子たちに見せるために見ていたのですが、基本的に漫画やアニメは好きな方なので、今では自分の方が楽しんでいます。
作品的にも、背景などもきれいでCGも凄いし、メッセージ性もあり、ストーリーも毎回うるっってなるくらい(子供より感動してたりして)良いんです。
ただ、今作は、いつものようには、うるって来ませんでした。ストーリー的にも、いつもほど良かったとは言えなかったかな。ちょっと、ここのところ神系(?)のポケモンがメインだからでしょうか。あまり、人側に重点が置かれていなかった気がしますね。次回作も、今作に続く話らしいので、「どうかなあ?」という感じですね。

ゼロの声が、中村獅堂だったのは、気付きませんでした。リュークやガブのようなダミ声(?)のイメージが強いんですよね


ポケモン「世界一前売り券売れてる映画」 - goo 映画


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