Matthewの映画日記?

Matthewの独断と偏見に満ちたお気楽日記

『イントゥ・ザ・ワイルド』

2008-10-29 23:45:14 | '08 映画(洋画)


あらすじは

1992年、アラスカで廃棄されたバスの中で、アメリカ人青年の死体が発見される。
彼の名は、クリス・マッカンドレス。アメリカの裕福な家庭に生まれ、成績優秀で大学も卒業し、生活に、何不自由ない暮らしをしていた青年だった。
そんな彼の死因は、餓死。なぜ、彼は、アラスカの荒野で、餓死していたのか・・・



最初から結末を知っていて観ましたが、観たあとは、クリスの感情に同情しつつも、頭は優秀な割りに「考えが甘い。やっぱお坊ちゃん育ち。」と思ってしまいました。

「本当にダメだ」と思い、街へ戻る決心をしたときに、なぜもっと道を探さなかったのか(実際に身動きがとれなかったのかもしれませんが)、荒野での生活を考えた時に、自力で生きていく気があったなら、もっとそこでの生活基盤を考えて行動して良かったのではないかと思います。あまりに行き当たりばったり過ぎて、当然な結果だなと思ってしまったのは、否めないです。

クリスのアラスカへの道中、出会った素敵な人々と交流は、十分にクリスの心を変えて良かったほどの出来事だったにもかかわらず、「アラスカの地へ、絶対に行くんだ」と執拗に目指したクリスは、ある意味、意固地で、ただの頭でっかちな気がしました。

映画ということで、キレイにまとめた(?)のかもしれませんが、本当はもっと壮絶な最後だったのだろうと思います。その辺のクリスの足掻きが少ししか描かれていなかったのが、「残念だなぁ」と思いました。

ラストに、クリスが撮り、未現像だった本人の写真が、一枚紹介されますが、自分の夢であった自由を手に入れ、穏やかに笑うクリスの一枚を見て、この時点では、「本人は確かに、望んだ自由を手に入れ、幸せだったのかも・・・」と思います。
しかし、「本当の幸せは、誰かのとなりで生きること」と理解したクリスは、やはり「本当は生きたかったのだろう」と思いますし、「自分は幸せだった」と書いたクリスの胸中は、自分の身勝手さを反省し、恨んだ両親や、出会った人々への謝罪の気持ちだったのだろうと思います。

イントゥ・ザ・ワイルド - goo 映画

イントゥ・ザ・ワイルド

Happinet(SB)(D)


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悪夢ふたたび

2008-10-29 12:25:48 | PC関連
夏前に壊れ、修理に出したPCが、ふたたび壊れた。何か特別なことした覚えはないのに…
今度は、正常に起動するも、Windowsが起ち上がらず、セーフモードでも起ち上がらない。
泣く泣く初期化(購入時に戻す)し、初期化作業は無事終了し、再起動がかかるも起ち上らない。
何がいけないんだ。わかんないよ。

『落下の王国』

2008-10-24 23:25:04 | '08 映画(洋画)
ichi-kaさんのブログで紹介されていた『落下の王国』観てきました。
今日まで、19:30からの上映回があったので、駆け込み鑑賞。



5歳の少女アレクサンドラは、母が働く果樹園のオレンジの木から落下、腕を折り入院していた。彼女は、移民の子で小さいため、英語の読み書きが上手にできない。
そんな彼女が、看護士のエブリンに宛て、2階の窓から投げた手紙が風に乗り、1階の病室へと入ってしまう。
手紙を追いかけ、1階の病室へとやって来たアレクサンドラは、ベッドの上で自分の手紙を読むロイに出会う。
自分で歩くことの出来ない彼は、手紙を奪い取るアレクサンドラから名前を聞き、「アレキサンダー大王に因んだ名前だね?」「アレキサンダー大王の話を知ってるかい?」とアレクサンドラの関心を惹き、彼女にアレキサンダー大王の話を聞かせ、「明日もおいで。明日は別の話を聞かせてあげるよ」とアレクサンドラを手懐けてしまう。
次ぎの日、ロイのところに話を聞きに来たアレクサンドラは、ロイ創作の叙事詩の話に惹き込まれてしまう。しかし、ロイは“これから”というところで話をやめてしまう。そして、「眠れないから薬が必要なんだ」と言い、薬の名前を紙に書き、アレクサンドラに「英語は読めるかい?」「本館にある薬品棚から、この薬を取って来てくれないか?」と頼むのだった。最初は“いけないこと”と断るアレクサンドラに、「話の続きを聞きたくないの?」とにんじんをぶら下げ、薬を盗んで来させてしまう。
次ぐ日、アレクサンドラの盗んできた薬は少量で、自殺を図りたいロイは死ぬことは出来ず、また話を聞かせ、良いところで止め、今度は同じ病室の患者の棚から薬を盗ませてしまう。そして、その薬を含み、話を聞かせながら「僕が眠ったらお帰り。明日は来ては行けないよ」と言い、眠りに落ちるのだった。そして・・・



ロイが、アレクサンドラに聞かせる叙事詩は、とても面白く、アレクサンドラでなくも「次は?次は?」と話の先が聞きたくなってしまいます。そして、アレクサンドラの空想世界の映像がとても鮮やかできれいで、余計に惹き込まれてしまいます。登場人物たちも、アレクサンドラが病院で見た人ばかりで面白いです(精霊だけは最後になって分かりました)
フィジー・イタリア・中国・インド・スペイン・etcと、かなり美しい風景を撮るため、世界各国で撮影したようです。見応えがありました。

このシーン、気に入った

衣装もかなり凝っていて、「アカデミーにノミネートされるんじゃないかなぁ」と思いました。
叙事詩の後半、ロイが聞かせるものは、悲惨なものでしたが、途中から加わった(?)アレクサンドラによって、方向修正され「まあ、なんとか」って形で終わります。中盤までは、本当に面白かったのですが、“あの状況”では、それもやむなしかもしれません。

最後に一言

“入れ歯の生えたオレンジなんて、キモいわっ!!”


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『奇跡のシンフォニー』 DVD鑑賞

2008-10-21 23:25:28 | '08 映画(洋画)
奇跡のシンフォニー

ポニーキャニオン


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映画館で観て、ストーリーも出来すぎな話だけど良くて、そして何より音楽が良くて、久しぶりにサントラCDを購入し、いまだに車の中で聴いている『奇跡のシンフォニー』。
そして、予約しておいたDVDが、今日届きました。

早速、鑑賞♪

やっぱ、映画館で観たけど、良いものは良いですね。
映像と音楽の融合(?)っていうのは、こういう事をいうのかも知れないです
車の中で、サントラCD聴きながら、映像を思い浮かべていたけど、実際の映像を観ると、また感動。

ジョナサン・リース=マイヤーズのライブシーンが、やっぱりカッコイイです。
フレディ・ハイモア君と一緒にギターを弾くシーンも、また良いです。
フレディ・ハイモア君ことエヴァンが、初めてギターに触れるシーンも、また良いです。

音楽・映像ともに、大好きな1本になりました

「奇跡のシンフォニー」オリジナル・サウンドトラック
サントラ
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル


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アーサーと魔王マルタザールの逆襲 [DVD]

角川映画


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K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝

2008-10-18 00:00:11 | 映画関連ニュース
映画「DMC」を観に行った時に予告で見た気がする(20世紀少年だったかな?両方か?)


金城武主演の『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』。
原案は、北村想さんの「完全版 怪人二十面相・伝」。

江戸川乱歩というか、明智探偵・少年探偵団シリーズが、子供の頃、好きだったんだけど、この作品、予告を見て面白そうだったので観に行こうと思います。

予告を見た限りだと、

怪人二十面相に知らずに雇われたサーカスの曲芸師が、自分を怪人二十面相に仕立て上げられ、追われる身になり、本物の怪人二十面相に復讐(?)というか、本来の自分を取り戻そうとするお話

でしたが、どうなるんでしょうね?
なんとなくオチは見えた気がする・・・

公式サイト http://www.k-20.jp/

今年の邦画は、けっこう面白い作品が多いですよね。
数年前の自分では考えられないくらい、今年はすでに10本(アニメ含む)邦画を観てます。
日本の(に限らず)アニメ作品は好きなので観に行っていましたが、普通の作品(?)は、今まで観に行かなかったんですよね。「TVで見ればいいか」って感じで、でも、よくよく考えたら、ほとんど漫画が原作で、なるほど納得だね