Matthewの映画日記?

Matthewの独断と偏見に満ちたお気楽日記

ティンカー・ベル(WOWOW)

2009-12-28 00:29:57 | '09 映画 (洋画)
WOWOW録画の『ティンカー・ベル』を、見ました。






世界で一番有名な妖精ティンカー・ベルが、まだピーターパンと出会う前の誕生の物語。



あらすじは、

ネバーランドにある妖精の谷ピクシー・ホロウに女の子の妖精が誕生し、ティンカー(もの作り)の妖精“ティンカー・ベル”と名付けられる。もの作りこそが彼女の才能なのだ。折から谷は人間の住むメインランドへ春を届ける準備に大忙し。ところが、道具作りや修理が仕事のもの作りの妖精は水や植物を司る妖精たちと一緒にメインランドへ行くことができないと知り、別の才能を開花させようと春を呼ぶ仕事に挑戦する。~goo映画より~




妖精って、生まれて、いきなり、あの姿なんですね。
この映画を見る限り、ティンカー・ベル、自分は好きじゃないです。
自分では、自分の仕事が大事だって、分かっているけど、外の世界に対する憧れが強くて、自分の仕事も、まともにこなせず、仲間のみんなに迷惑をかけてる。

しまいには、とんでもない大問題を起こしてしまう。
(ティンカー・ベルだけが、悪いわけではないですが・・・)
正直に、謝れば良いってモノではないです。

結局、大変な問題も、ティンカー・ベルの“ものづくりの才能”で、乗り切れてしまいますが、これって、結果良ければすべてよしってことで、まとめてしまっているけど、今まで準備に一生懸命だった妖精たちの努力は、なんだったんだろう?
ものごとって、結果はもちろん大事だけど、その結果にたどりつくまでの過程が大事なのになって思ったのは、自分だけですか?

ディズニーにしては、がっかりな作品でした。



ティンカー・ベル [DVD]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


このアイテムの詳細を見る






blogram投票ボタン ←よろしかったら、ポチッと!!



『アバター』(吹替)

2009-12-23 18:13:48 | '09 映画 (洋画)
公開、楽しみにしていたジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター』を、観てきました。
主人公・ジェイクを演じるのは、ジェームズ・キャメロンの秘蔵っ子(?)サム・ワーシントンです。
ターミネーター4もキャメロン監督の推薦で出演が決定したとありましたが、確かに、主人公より主人公らしい、すばらしい演技でした。
そのターミネーター4でのサム・ワーシントンの吹替を、プリズン・ブレイクのマイケルこと東地宏樹さんが声優を務めていたのですが、今回も東地さんが、声優を務めていました。
サム・ワーシントンの声優は、東地宏樹さんに決まったようですね。
なのでってわけではないですが、吹替で観ることにしました。





あらすじは、

元海兵隊員のジェイクは、遥か彼方の衛星パンドラで実行される“アバター・プログラム”への参加を要請された。パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた肉体に意識を送り込むことで、息をのむほどに美しいその星に入り込むことができるのだ。そこで様ざまな発見と思いがけない愛を経験した彼は、やがて一つの文明を救うための戦いに身を投じていく…。~goo映画より~





CGと実写の区別のつかないほどの完成度。
本当に、息を呑むほどの美しい衛星パンドラと、そこに住む見たこともない動植物たち。
そして、ナヴィと呼ばれる原住民の文化や生き方まで、キャメロン監督の構想14年、製作期間4年は、只者ではなかったです。
ひとつの生き物に対し、深ーく深くまで、設定がきちんと考えられていて、説得力がハンパないです。



実際のストーリー、映画のテーマとしては、自然破壊や、資本主義(金のためならなんでもアリ的だったり)、弱者への圧倒的武力(パワー)の行使だったり、今の世界に問う、ありがちなテーマではありますが、その世界観というか、映像の凄さというかが、あまりに壮大すぎて、圧倒されてしまいます。

衛星パンドラに住む生き物が、原住民ナヴィと触手のような髪の毛(神経?)とつながり、惑星パンドラと、その星に住む、生きとし生けるもの全てが、つながっているというのも、面白かったですし、これも一つのテーマですね。

この作品は、本当に映像がきれいで、映画館の大型スクリーンで見ていただきたい作品です。

期待は、ぜったい裏切らない作品だと思います。
ジェームズ・キャメロン監督って、ほんとスゴイと毎作思わされますね。




今回、2D(吹替)での鑑賞でしたが、3Dでも観てみたいです。
今度は字幕で観たいけど、3D字幕でって、キツイかな・・・?

アバター - goo 映画

公式ホームページ  http://movies.foxjapan.com/avatar/ 

『アバター』のDVDレーベルお探しの方は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/d-y0000/e/3630d1eb15bfe7f08409daac72361e10


アバター ブルーレイ&DVDセット [初回生産限定] [Blu-ray]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


このアイテムの詳細を見る



アバター [初回生産限定] [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


このアイテムの詳細を見る



The ART of AVATAR ジェームズ・キャメロン『アバター』の世界 (ShoPro Books)
ピーター・ジャクソン(序文),ジョン・ランドー(前書),ジェームズ・キャメロン(エピローグ),リサ・フィッツパトリック
小学館集英社プロダクション


このアイテムの詳細を見る






blogram投票ボタン ←よろしかったら、ポチッと!!

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

『カールじいさんの空飛ぶ家』

2009-12-18 19:18:44 | '09 映画 (洋画)
ピクサー最新作『カールじいさんの空飛ぶ家』観てきました。





あらすじは

冒険好きな少年と少女だったカールとエリーは夢を語りながら成長し、19歳で結婚。幼い日の思い出がつまった廃屋を買い取り居心地のいい我が家に改築する。喜びも悲しみも分かち合い、つつましく生きてきた2人にも、やがて悲しい別れが訪れる。ひとり残され偏屈な老人となったカールは78歳で一世一代の冒険に旅立つ。無数の風船と共に大切な家ごと飛び立ったカールが目指すのは、かつてエリーと夢見た冒険の地だった。~goo映画より~








冒頭に語られる(?)カールじいさんと妻エリーとの出会いから、妻エリーの死まで、これだけでも十分感動できますね。

最愛の妻エリーを亡くし、独り生きていくカールを襲う時代の波。
妻の夢を叶えるために、空へと飛び立つ(?)わけですが、こんな理由から、最後の一歩を踏み出したとは・・・



 しかも、空飛ぶための風船にも、いろんな意味が籠められています。
最近のピクサー映画は、“心の機微”がよ~く描かれていて、本当に“こころ”に直に訴えるストーリーの良さがありますね。
モノを描いても、動物を描いても、人物を描いても、ストーリーにあいまいな(自分で慮って的な)点はなく、難しいところもなくて、素直に楽しめます。


空へと飛び立ったカールのもとへ、ありえない珍客が・・・
仕方なく、その珍客とともに、冒険をするハメになってしまうのですが、一緒に行動しているうちに、情がわいてきて、カールじいさんの気持ちも、エリーと過ごしたころのように、柔らかくなって行きます。
この辺の描写も、とっても良く出来ているなぁと思いました。

ストーリーは、笑いあり、悲しみあり、わくわく感あり、少し怖かったり、とっても内容が豊かで、本当に楽しめました。

犬のくだりは、どれもこれも、本当に笑ってしまいました

これは、本当におススメです
ピクサーに、間違いなしってところでしょうか

エンドロールも、とても凝っていて楽しいので、是非、最後まで見て欲しいですね。


公式サイト  http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/

カールじいさんの空飛ぶ家 - goo 映画

『カールじいさんの空飛ぶ家』のDVDレーベルをお探しの方は、こちら 
http://blog.goo.ne.jp/d-y0000/e/e56d46406b784cbb3ad0ec828fea7c02


カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


このアイテムの詳細を見る


カールじいさんの空飛ぶ家/ブルーレイ(本編DVD付) [Blu-ray]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


このアイテムの詳細を見る


カールじいさんの空飛ぶ家 コレクターズ・ボックス (数量限定) [Blu-ray]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


このアイテムの詳細を見る



今は、DVDと本編収録(吹替のみ)のmicroSD同梱の、こんなタイプのも発売されるんですね。
カールじいさんの空飛ぶ家 DVD microSDセット [DVD]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


このアイテムの詳細を見る






blogram投票ボタン ←よろしかったら、ポチッと!!

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック! 素晴らしい すごい とても良い 良い

『パブリック・エネミーズ』

2009-12-12 18:31:25 | '09 映画 (洋画)
ジョニー・デップ最新作『パブリック・エネミーズ』を、観てきました。







あらすじは、

1930年代前半のアメリカ。鮮やかな手口で銀行から金を奪い、不可能とも思える脱獄を繰り返す世紀のアウトロー、ジョン・デリンジャー。利益を独り占めする銀行を襲撃する大胆不敵な犯罪行為、強者から金を奪っても弱者からは一銭も奪わないといった独自の美学を貫くカリスマ性に、不況に苦しむ多くの国民は魅了され、まるでロックスターのようにもてはやした。そんなデリンジャーとって、一人の女性ビリーとの出会いは、これからの人生を決定付ける運命の瞬間だった。ビリーもまた危険な選択だと分かりながらも、彼の強引で一途な愛に次第に惹かれていく。一方で捜査当局は、デリンジャーをアメリカ初の“社会の敵ナンバーワン(Public Enemy No.1)”として指名手配する。捜査の包囲網が徐々に彼らを追いつめていくなか、永遠の愛を信じながら、二人の自由への逃亡劇が始まった…。~goo映画より~






ジョン・デリンジャーの冒険活劇を描いたというよりも、ジョン・デリンジャーと恋人ビリー、そしてジョン・デリンジャーを追う捜査官メルヴィン・パーヴィスの人生(生き様)を描いた映画でした。

ただ、時代のせいもあったのかも知れませんが、愛しい恋人が出来ても、恋人の心配をよそに、銀行強盗(犯罪)から足を洗えなかったのは、仲間を思うゆえなのか、お手軽(?)に大金を稼げたからなのかは、わかりませんが、はっきり言って失敗だったと思う。
人間、引き際が大切で「次に大金が入ったら・・・」とか「このヤマが終わったら・・・」とかって、“嫌なことを先延ばしにするとロクなことにはならないよって”ってことのお手本のような話でしたね。
美学とえば、かっこいいけど、とても、そんなものではなかった。
ジョン・デリンジャーは、自分の最後を悟り、それを受け入れたけれども、残された者の悲しみだとかまでは、受け止めてはいなかった。
情に厚く、仲間は決して見捨てないと言いつつも、結局、自分も含め、仲間を恋人を危険に晒していたことに、変わりはなく、それを情に厚いとかいうのは、間違いだと思う。
まぁ、当時の時代背景や、悪(ワル)の美学とか、確かに、カッコいいのかもしれませんけどね。

庶民の金は奪わないとか言いつつ、目先の金を盗んでいないだけであって、銀行の中の金は、庶民の預貯金だったり、税金だったりしているわけだから、庶民の金を奪わないっていうのは、間違いなんだってことに、誰もツッコミを入れないんだぁと、思って観てました。

こういう、「犯罪者も人間で(善いところもあり)、カッコ良いんだよ」的な映画は、なんか、犯罪者をヨイショしているようで、自分的には好きではないです。
(最後を見れば、決して幸せにはなれないって描いているのかも知れませんが・・・)

ねずみ小僧のように、人命は取らないって言うんだったら、カッコ良かったかもしれませんが・・・
(銃社会のアメリカでは、ムリな話ですね)


いままでのは、ストーリーというか、映画に対しての感想(個人的見解)です

もちろん、ジョニーの演技に、文句はありませんでした。
久しぶりの、ジョニーの素顔(?)での演技を、堪能できましたので、それだけでも、見る価値はありました。
一人の女性を思い、仲間を思い、愛する女性が自分のために犠牲になり、苦悩するさま、警察の自らの捜査本部へ、飄々と現れ、担当刑事たちに、何食わぬ顔で、声を掛けるさまや、自分の記事や情報を覗き込む姿など、ジョニーならではの演技が、ヒカっていました。
劇中の「男の世界」って映画を観る(自らの末路を悟った?)ジョン・デリンジャーの表情は、とても良かったです。

自分的には、映画の描くものより、ジョニーの姿を観に行ったので、満足でした

公式サイト  http://www.public-enemy1.com/

パブリック・エネミーズ - goo 映画

『パブリック・エネミーズ』のDVDレーベルをお探しの方は、こちら 
http://blog.goo.ne.jp/d-y0000/e/d03ec2ff8e4506c47ccb63adbecf905f


パブリック・エネミーズ [Blu-ray]

ジェネオン・ユニバーサル


このアイテムの詳細を見る



パブリック・エネミーズ [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル


このアイテムの詳細を見る




blogram投票ボタン ←よろしかったら、ポチッと!!

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢 (DVD)

2009-11-29 18:39:27 | '09 映画 (洋画)
以前、ご紹介した「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」を、DVD購入したので、鑑賞しました。
結局、映画館には、観に行けなかった・・・

甥っ子の家に行く用事があったので、一緒に見たら喜ぶだろうと、DVDは自分の趣味を植え付けさせるべく、幼いころから見せていた甥っ子たちと、一緒に見ました。

あらすじは、

奇想天外な発明でいつも大騒動を巻き起こしてしまうウォレスと、そんな主人を守るためいつも大活躍の愛犬グルミット。パン屋“トップ・バン”を始めたこの名コンビが、ふっくら焼けた美味しそうなパンを配達してまわる。でもよく見ると、働いているのは、やっぱりグルミットばかり?!ウォレスは、街で出会ったかつてのCM女優パイエラ・ベークウェルに恋をして、仕事に熱が入らない様子。おまけに、街で起こっている“パン屋さん連続殺人事件”の犯人にウォレスが狙われていることを知ったグルミットは、あの手この手で主人を救おうとする。それでも能天気なウォレスはまったく気づいてくれず…。

            

               

               

この作品は、ストーリーも良いですし、もちろんウォレスとグルミットの仲の良さ(グルミットの忠犬ぶり)が、なんと言ってもウリです。
今回の作品では、ウォレスの役どころはパン屋ですが、ウォレスの本職(?)は発明家なので、ウォレスの起床などには、毎回、ウォレスの発明品が使われているのですが、その細かなギミック(ピタゴラスイッチ的な)が、とっても良く出来ていて、見ているだけで、楽しいです。
部屋の装飾や小物なども、ひとつひとつ、本当に細かく作られていて、本当に粘土(?)と思えるほどの精巧さで、毎回毎回、感心してしまいます。

忠犬こと万能グルミットが、これまた、毎回毎回、ドジでお人よしな飼い主ウォレスを助けようとする話には、本当に泣けてきます
あれだけ助けられているにもかかわらず、あんまりな仕打ちばかりのウォレス・・・
そこがまた、良いんですけどね


今作品から、ウォレスの声が、いままで声を当てられていた萩元欽一さんから、津川雅彦さんに、代わってしまいました
やっぱり、なんか違うと言う感じは、否めませんね。
良いのか悪いのか、欽ちゃんが声を当てられていたときには、自身のギャグを台詞に入れてしまってたりして、それも楽しかったのですが、津川さんでは、そういうこともなく、ちょっと寂しかったですね。
今回の女性キャラ、パイエラ・ベークウェルの声を担当された、森久美子さんは、とってもぴったりでした。

今回のDVDには、以前発売された「ウォレスとグルミットのおすすめ生活」が特典映像として、一緒に収められていたのですが、ウォレスの声も新しく録音し直されていました。
一緒に見た甥っ子は、「欽ちゃんは、こう言ってた」と、言いました。
全く、その通りで、自分の思惑は、完全に成功ですね
それでも、子供の記憶力には、びっくりです


言葉を話さないグルミットの表情や動きが、とっても豊かで、もの言わぬグルミットの演技に、いつも、一番、感動してしまいます。

「この作品を見て、失敗は、絶対無い」と言い切ってしまいますね


自分も、グルミットみたいな出来た犬と、グルミットの犬でも出来るシリーズのハウツー本が欲しい




ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢<日本語吹替版> - goo 映画

ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢 [DVD]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


このアイテムの詳細を見る



ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢 [Blu-ray]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


このアイテムの詳細を見る



ウォレスとグルミット 20周年記念DVD-BOX

ポニーキャニオン


このアイテムの詳細を見る



blogram投票ボタン ←よろしかったら、ポチッと!!

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!

素晴らしい すごい とても良い 良い