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Matthewの映画日記?

Matthewの独断と偏見に満ちたお気楽日記

『ソーシャル・ネットワーク』

2011-03-11 05:42:21 | '11映画(洋画)
中東の民主化運動でも話題の“Facebook”の創設者マーク・ザッカーバーグを描いた『ソーシャル・ネットワーク』を観てきました。




あらすじは、


マーク・ザッカーバーグは、友人のエドゥアルドにサーバ費用などを提供してもらい、ハーバードの学生だけが使える“ザ・フェイスブック”を作る。ザ・フェイスブックはすぐに多くの会員を獲得し、ハーバード大生以外にも人気を広げていた。しかしマークは、「アイデアを盗用された」と訴えられる。そして、サイトが大きくなり、マークが“ナップスター”の創始者に心酔するようになると、親友のエドゥアルドもマークから離れて行く…。
[ 2011年1月15日公開 ] ~goo映画より~















感想は、


マーク・ザッカーバーグを描いているから、もちろん本人を悪くは描けないので、ラストのあの女弁護士のセリフなのかもしれませんが、それでも“嫌なヤツ”です。
まぁ、やっぱり天才ということ(天才が必ずというわけではない)で、人を下に見る傾向があり、自分の否を素直に認められず、唯一の友達と思っていたエドゥアルドを失うことは、彼にとっては大変な損失だし、ずるがしこい大人にいいように振り回されて、自業自得とも思うし、カワイソウとも思う。
ネット上の友達(知り合い?)は、もの凄く出来ても、生身の友達が一人もいないのでは、人生楽しくないだろうと思う。
(たぶん、本人は認めないだろうけど・・・)
“ナップスター”の創始者ショーン・パーカー、彼の力(世界に広めた能力)は評価するべきとも思うけど、コイツもまた“嫌なヤツ”です。
ジャスティン・ティンバレークが、ショーン・パーカーを、もの凄い好演というか、地(?)って感じるほど、似合ってました。
自分の復讐のために、マークを使うあたり、子供くさいし、どんだけ、小っちぇんだよと思ってしまった。
一応、時の寵児だったショーン・パーカーをマークが憧れるのは分かるが、分別があればエドゥアルドのような態度を取るのだろうなと思う。
だけど、やっぱり、今の“Facebook”の成功や、かつての“ナップスター”の成功(?)は、マークやショーンのような常識に囚われない、我の強い天才だからこそ、成しえたのかもしれないです。

訴訟問題は、和解がそれぞれ成立したようですが、エドゥアルドとの心の和解はできたのかが、気になります。

エドゥアルドを演じたアンドリュー・ガーフィールドが、新しく『スパイダーマン』を演じるそうです。



公式サイトはこちら http://www.socialnetwork-movie.jp/

ソーシャル・ネットワーク - goo 映画

『ソーシャル・ネットワーク』の素敵なDVDラベルはこちら http://blog.goo.ne.jp/d-y0000/e/1b74af290d245a8dc9fe66def08fe065

『ソーシャル・ネットワーク』 予告編




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フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
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『ヒア アフター』

2011-03-02 23:42:39 | '11映画(洋画)
クリント・イーストウッド監督、マット・デイモン主演の「ヒア アフター」観てきました。





あらすじは


ジャーナリストのマリーは、東南アジアで津波に飲み込まれ、呼吸が停止した時に不思議な光景を見る。サンフランシスコ―かつて霊能力者として働いていたジョージ、今では工場に勤めている。ロンドンで暮らす少年マーカスは、突然の交通事故で双児の兄を失う。兄を思うマーカスは、霊能力者を捜すうち、ジョージのWebサイトに行き着く。一方、マリーは臨死体験を扱った本を書き上げた。やがて異なる3人の人生が交錯する日が来る…。
[ 2011年2月19日公開 ] ~goo映画より~












感想は

霊能者というと、「どこか、うさんくさい」「詐欺じゃないの」といったイメージがあります。
「自分には見えないから」まぁ、見えても困るし、怖いから、自分は見えなくて良かったです。

この映画は、本当に偶然、死後の世界とつながれる能力を持ってしまった男の苦悩を描いています。
人に触れると、その人に関係する死後の世界の霊とつながれてしまう能力を持つジョージ。
幼いころの病気が原因で、手に入れてしまった能力。
最初は、人のために使っていましたが、人の過去(知られたくない)も見えて(聞いて?)しまうため、自分の心が疲弊してしまう。
人と触れると、霊とつながってしまうため、他人に触れることもできず、自分を癒してくれる(否定しない)存在を求めることも出来ない。

確かに、そういうことは、あるのかもなぁ。

心に悩みを抱えた三人(ジョージ、マリー、マーカス)の出会いは、偶然に偶然が重なったものですが、それぞれに出会うことで、目に見えないものに対する心の悩みが、解決される。
特に、双児のマーカスは、自分の片割れを亡くした(しかも自分の代わりに)ことで、心の中の悩みは大変なものだっただろうと思います。
マーカスが、兄を求め、さまざまな霊能者に会いに行くのは、面白かったです。

最後のシーンは、本当のことなのか、ちょっとわからないけれど、お互いを理解し合える相手に、やっと出会えたというのは確かなのだろうと思います。





ヒア アフター(HEREAFTER) 映画予告



公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/hereafter/index.html


ヒア アフター - goo 映画

「ヒアアフター」の素敵なDVDラベルはこちら http://blog.goo.ne.jp/d-y0000/e/fb3e5d65e526a997b2ce65b6dccdb10c


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『 [リミット] 』

2011-02-02 19:45:55 | '11映画(洋画)
戦場カメラマン(?)渡辺陽一さんがCMしている『 [リミット] 』観てきました。


あらすじは、


目を覚ますと、そこは土の中に埋められた箱の中だった。ポール・コンロイはイラクで働く米国人運転手。何者かに襲われ拉致され、気づくと棺のような箱の中にいた。充電切れ間近の見知らぬ携帯電話を使い、ポールは思い出せる番号を押す。家族、政府、会社…。脱出の可能性を探るが、箱の中の酸素には限界がある。やがて1本の電話がかかってくる。相手の目的は…?
[ 2010年11月6日公開 ]~goo映画より~













感想は、

「死に直面したことは、ありますか?」

もちろん、「ない」です。
同じ境遇になっても、友人のTELNoすら思い出せないというか、携帯のメモリでかけてるから、覚えてないし・・・



それにしても、拉致され、棺(?)の中に閉じ込められたポール・コンロイのワンシチュエーションムービーなんだってことは、わかっていたんだけれども、あまりにご都合主義というか、棺の中のポールが映らないことには映画にならないってことで、棺の中、どれだけの酸素があるのかもわからないのに、主人公が灯りとりのために、ガスライターを長時間着けていることが、まず、信じられない。
しかも、途中、あることのために、火を放つとか、それこそありえない(生命を守るための二者択一としては、しょうがないのか?)
それにしても、「限られた空間の酸素を、よくそれだけムダ使いできるよなぁ」って、見ながら呆れてしまいました。
死に直面したことがないので、どれだけパニくるかって、自分でも想像できませんが、それにしても、「一番やってはいけないことだとは考える」とは思うんだけれども、どうなんでしょう。

イラクで誘拐ビジネスが横行しているとはいえ、本当に身代金が払われたら、棺の中から助ける気があると思わせるための演出なのか、誘拐犯がご丁寧に、ポールの持病(パニック障害?)の薬と酒(薬を酒で飲むのよそうよ)を奪わずに一緒に入れてくれてることや、発光材(よくパキっと折ると光るヤツ)や、懐中電灯(調子の悪い)を入れてくれてたり、ペン(自前?)も持っていたりと、本当にご都合主義な映画でした。

ただ、ポール演じるライアン・レイノルズ自体の演技は上手かったと思いますし、ポールと電話で話をする人々の会話は、とてもリアリティーがありました。
一部、「そんなお役所的すぎるだろう」って部分もありましたが、それもまた「イタズラか?」と思われたのかもしれませんので、それもリアルなのかも。
ポールの勤める会社の対応は、本当にアメリカらしいって言えばアメリカらしい(企業はみんなそう?)のですが、アメリカの拉致被害担当者や、犯人との会話も、「なんだか、ものすごいアメリカを皮肉っているなぁ」と思いました。
ライアン・レイノルズ主演ですが、この映画、スペイン映画だったんですね。


映画の終わり方は、後味悪かったです。
この映画の主張していることを考えれば、このラストしかないだろうとは理解できるのですが、何とも言えない後味の悪さでした。



公式サイトはこちら http://limit.gaga.ne.jp/#about_box

[リミット] - goo 映画


『リミット』のDVDラベルはこちら → http://blog.goo.ne.jp/d-y0000/e/4107101663620c7add870b07eebb2305



映画『[リミット]』予告編



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『RED』

2011-01-31 23:32:32 | '11映画(洋画)
予告を見て、見たかったブルース・ウィリス主演の『RED』を観てきました。
モーガン・フリーマンやヘレン・ミレンなどの大御所が活躍する映画です。









あらすじは


かつては名を馳せたCIAエージェントのフランクだが、今は引退し、田舎町でのんびり暮らしていた。そんな彼の唯一の楽しみは、用事を装い年金課の女性サラに電話をかけること。ある夜、フランクはコマンド部隊に襲われる。次はサラの身が危ないと感じたフランクはサラを連れ、かつての上司で今は老人介護施設で暮らすジョーを訪ねた。襲撃者たちはCIAと関わりあいがあることがわかり、フランクは引退したかつての仲間たちと反撃に出る。
[ 2011年1月29日公開 ]~goo映画より~











感想は、

自分的には、期待していたほど面白くなかったです。
予告を見ての期待が大きすぎましたか、ちょっと、がっかりでした。

見せ場のアクションらしいアクションと言えば、全部予告で流しちゃってるとこだけでした。
大御所俳優たちの名演技はさすがだったし、ストーリー自体も面白かったけれど、場面(舞台)の変わり方が、ストーリーの盛り上がりを打ち消しちゃって、話の腰をポキポキ折られてる感じで、気持ちが悪くなるくらいに(例えです)全く、盛り上がれず、気分がグダグダになりました。
最後のオチ(?)も、ぜんぜん笑えませんでした

それにしても驚いたのが、ジョン・マルコピッチって、もうあんなに“お爺ちゃん”なんだなぁということです。
なんだか、自分の中では、もっと若い(?)イメージしかなかったんですよね。


若手代表(?)のカール・アーバン(の髪型?)、向こうでは、「ああいうのが、キュートなんだ」と、知りました



公式サイトはこちら http://www.movies.co.jp/red/


RED/レッド - goo 映画


『RED』の素敵なDVDラベルは、こちら→ http://blog.goo.ne.jp/d-y0000/e/67a95f0bf34076b0e2ec38816eb70c66



映画『RED/レッド』予告編




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ヘレン・ミレン主演の、このTVドラマ(?)、WOWOWで見たけど、面白かったです。 
第一容疑者 DVD-BOX
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『アンストッパブル』

2011-01-19 17:34:57 | '11映画(洋画)
今年初の洋画鑑賞は、『アンストッパブル』になりました。
『ソーシャル・ネットワーク』と悩んだのですが、デンゼル・ワシントンが見たくて、『アンストッパブル』になりました。






あらすじは


ペンシルバニア州のとある操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備士の人為的ミスによって無人のまま走り出してしまった。積荷は大量の化学薬品とディーゼル燃料。操車場長のコニーはとてつもなく深刻な事態が発生したことを認識し、州警察に緊急配備を依頼する。その頃、勤続28年のベテラン機関士バーンズと職務経験4か月の車掌コルソンは、この日初めてコンビを組み、旧式機関車1206号に乗り込み職務に就いていた…。
[ 2011年1月7日公開 ]~goo映画より~











感想は、

地味に、ドキドハラハラして、面白かったです。
貨物列車の暴走事故がメインの映画ですが、デンゼル・ワシントン演じるベテラン機関士バーンズとクリス・パイン演じる新米車掌コルソンのそれぞれの人物像も描かれていて、なかなかに見ごたえがありました。
事件の発端は、仕事に真面目に取り組まないアホ社員による人為的ミスで、こういうことはどこにでもありそうですが、扱っているものが扱っているものだけに、結果はもの凄く重大な無人暴走列車という大事件へと発展します。
しかし、やはりそういったミスを補うのは(たまたまだったかもしれませんが)、ベテラン社員という構図でした。
これは、昨今の人件費削減のための、年長のベテラン社員のリストラ推進に対する問題提起にもなっているかもしれません。
一朝一夕には、覚えられないことは、沢山ありますよね。
初コンビを組んだ日に、お互い(思うところあり)嫌悪しつつも、一つの目的に向かい、信頼関係を築いていくという構図がなんとも、説得力がありましたし、見ていて気持ち良かった。

面白かったのは、貨物列車って、どういう仕組みなのかなって、気にも留めていなかったのですが、ああやって運んでいたんだとわかったことですね。
運行している貨物列車しか見たことがなかったので、考えれば分かりそうなものですが、「ああ、なるほど」と納得しました。
あと、車両一台一台に、手動ブレーキがあるんだってことも知りました。
貨物車両は、先導車両が引っ張るだけなので、ブレーキなんか付いていないものだとばかり思っていました。

無人の暴走列車?って、どうやって無人になるんだろうと思っていたら、「そういうことか!!」と納得。


映画「アンストッパブル」予告編





公式サイトはこちら http://movies.foxjapan.com/unstoppable/

アンストッパブル 映画 - goo 映画


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