今日(19日)は、ハチワンダイバーの5巻の発売日でした。
12月6日(木)のヤングジャンプに将棋マンガである、ハチワンダイバーが連載されています。
32ページに「プロ棋士の渡辺竜王」と「原作者の柴田ヨクサル」の対談が掲載されています。
ハチワンダイバー
将棋のルールぐらいしか、分からない一般の読者には良く分からないと思います。
道場認定アマ三段の私(Logical Space)が、少し補足説明します。
<プロ棋士とは>
将棋にも、プロと呼ばれる人々がいます。
野球、サッカーなどにもプロとアマチュアがいるように、将棋にもプロ棋士と呼ばれる人々がいます。
プロ棋士は、7つのタイトル(名人・竜王・棋聖・王位・王座・棋王・王将)の獲得と各トーナメント棋戦(日曜日のNHK杯など)の優勝をするために、日々、将棋の修行(勉強)をしています。
7つのタイトルは、それぞれトーナメント、リーグ戦などの予選を勝った者にタイトル挑戦が与えられます。
プロ棋士は、日本将棋連盟に属しています。(全国で約150名ぐらい)
渡辺竜王は、23歳です。 7つタイトルの内の1つである竜王を保持しているタイトルホルダーでもあります。
プロ棋士は、四段~九段までいます。最高位が九段です。
タイトルを保持している棋士は、タイトル名で呼ばれることが慣例です。
タイトルを5期以上など保持すると永世称号が与えられます。
有名なのが、大山康晴15世名人(名人5期以上より永世名人を襲名)です。
プロ棋士の組織の名前が、日本将棋連盟です。
日本将棋連盟
<真剣師とは>
真剣師は、アマチュアであります。
しかし、全国でも強いアマチュアであります。
お金を賭けて、勝った方がお金をもらうのが、真剣師であります。
そして、実際に存在したのが、花村元司九段(アマからプロに転入)、小池重明アマ名人がいます。
マンガの主人公の菅田さんは、架空人物でありますが、真剣師は、本当にいました。
花村元司九段
小池重明アマ名人
普通のアマチュアは、賭け将棋はしません。
将棋道場に行って、席料(1日、600~1000円が相場)を払って、自分と近い棋力の方と指して楽しむのが、普通であります。
最近は、ネット将棋の普及もあり、ネット将棋より楽しむ方もいます。
<奨励会とは>
プロ棋士になるには、プロ養成機関の奨励会より勝たないとプロ棋士になれません。
まず、師匠を選びます。
そして、第1次、第2次の試験に合格すると奨励会の6級(アマ三~四段ぐらい)から始まります。
奨励会の三段(年齢制限が26歳まで)になると、三段全員による、リーグ戦を行います。成績、順位より上位2名が、プロ四段となり、正式にプロ棋士になります。
マンガの鬼奨会は、架空の会ですが、鬼奨会はプロ棋士になれなかった元奨励会員です。
<現在のマンガの様子>
現在、菅田さんは、鬼奨会の1人とコンピューターと通して対戦しています。
その将棋の戦法は、早石田流と呼ばれる戦法です。
ハチワンダイバーの監修である鈴木大介八段(プロ棋士)の考案した、プロのタイトル戦にも現れた戦法です。
第77期(2006年度)の棋聖戦の佐藤棋聖vs鈴木八段の時に、先手の鈴木八段が2局、この早石田流戦法を採用しました。
タイトル戦では珍しく、先手時は早石田流、後手の時は、ゴキゲン中飛車と戦法を予告しての対戦を佐藤棋聖は堂々と受けました。
戦法の予告は、異例中の異例であります。
菅田さんの師匠は、鈴木八段をモデルとしています。
12月6日(木)のマンガの局面

これは、第77期(2006年度)の棋聖戦の第3局の鈴木八段(先手)vs佐藤二冠(後手)の実際のタイトル戦に現れた将棋です。
12月6日(木)のマンガの局面が、その実際のプロで指された局面であります。
なので、今日のマンガの局面は将棋のタイトル戦に現れた実際の将棋であります。
※補足
私のPCには、将棋世界(将棋専門誌の月刊誌)よりここ約10年ぐらいのタイトル戦の棋譜が保存されています。
たまたま、棋聖戦を調べたら、同一局面がありました。
「プロ棋士」、「真剣師」、「奨励会」、「早石田流の戦法」は本当に実在します。
ヤングジャンプを読んでいる、将棋のルールしか知らない一般の読者にも分かるように、少しは配慮が欲しいものです。
<その他の実際にあることについて>
・プロ棋士の他に女流棋士がいます。
・アマチュアにもタイトルがあります。 規定の成績を上げると、プロの予選に参加することが出来ます。 プロの予選に参加するのでプロの公式戦として扱われます。
・アマチュアには、当然ながら年齢制限はありません。
・プロ棋士になるには、奨励会を通過しないといけませんが、アマチュア、女流棋士でもプロの公式戦より規定の成績を上げると、年齢に関係なくプロ棋士になる方法などあります。
32ページに「プロ棋士の渡辺竜王」と「原作者の柴田ヨクサル」の対談が掲載されています。
ハチワンダイバー
将棋のルールぐらいしか、分からない一般の読者には良く分からないと思います。
道場認定アマ三段の私(Logical Space)が、少し補足説明します。
<プロ棋士とは>
将棋にも、プロと呼ばれる人々がいます。
野球、サッカーなどにもプロとアマチュアがいるように、将棋にもプロ棋士と呼ばれる人々がいます。
プロ棋士は、7つのタイトル(名人・竜王・棋聖・王位・王座・棋王・王将)の獲得と各トーナメント棋戦(日曜日のNHK杯など)の優勝をするために、日々、将棋の修行(勉強)をしています。
7つのタイトルは、それぞれトーナメント、リーグ戦などの予選を勝った者にタイトル挑戦が与えられます。
プロ棋士は、日本将棋連盟に属しています。(全国で約150名ぐらい)
渡辺竜王は、23歳です。 7つタイトルの内の1つである竜王を保持しているタイトルホルダーでもあります。
プロ棋士は、四段~九段までいます。最高位が九段です。
タイトルを保持している棋士は、タイトル名で呼ばれることが慣例です。
タイトルを5期以上など保持すると永世称号が与えられます。
有名なのが、大山康晴15世名人(名人5期以上より永世名人を襲名)です。
プロ棋士の組織の名前が、日本将棋連盟です。
日本将棋連盟
<真剣師とは>
真剣師は、アマチュアであります。
しかし、全国でも強いアマチュアであります。
お金を賭けて、勝った方がお金をもらうのが、真剣師であります。
そして、実際に存在したのが、花村元司九段(アマからプロに転入)、小池重明アマ名人がいます。
マンガの主人公の菅田さんは、架空人物でありますが、真剣師は、本当にいました。
花村元司九段
小池重明アマ名人
普通のアマチュアは、賭け将棋はしません。
将棋道場に行って、席料(1日、600~1000円が相場)を払って、自分と近い棋力の方と指して楽しむのが、普通であります。
最近は、ネット将棋の普及もあり、ネット将棋より楽しむ方もいます。
<奨励会とは>
プロ棋士になるには、プロ養成機関の奨励会より勝たないとプロ棋士になれません。
まず、師匠を選びます。
そして、第1次、第2次の試験に合格すると奨励会の6級(アマ三~四段ぐらい)から始まります。
奨励会の三段(年齢制限が26歳まで)になると、三段全員による、リーグ戦を行います。成績、順位より上位2名が、プロ四段となり、正式にプロ棋士になります。
マンガの鬼奨会は、架空の会ですが、鬼奨会はプロ棋士になれなかった元奨励会員です。
<現在のマンガの様子>
現在、菅田さんは、鬼奨会の1人とコンピューターと通して対戦しています。
その将棋の戦法は、早石田流と呼ばれる戦法です。
ハチワンダイバーの監修である鈴木大介八段(プロ棋士)の考案した、プロのタイトル戦にも現れた戦法です。
第77期(2006年度)の棋聖戦の佐藤棋聖vs鈴木八段の時に、先手の鈴木八段が2局、この早石田流戦法を採用しました。
タイトル戦では珍しく、先手時は早石田流、後手の時は、ゴキゲン中飛車と戦法を予告しての対戦を佐藤棋聖は堂々と受けました。
戦法の予告は、異例中の異例であります。
菅田さんの師匠は、鈴木八段をモデルとしています。
12月6日(木)のマンガの局面

これは、第77期(2006年度)の棋聖戦の第3局の鈴木八段(先手)vs佐藤二冠(後手)の実際のタイトル戦に現れた将棋です。
12月6日(木)のマンガの局面が、その実際のプロで指された局面であります。
なので、今日のマンガの局面は将棋のタイトル戦に現れた実際の将棋であります。
※補足
私のPCには、将棋世界(将棋専門誌の月刊誌)よりここ約10年ぐらいのタイトル戦の棋譜が保存されています。
たまたま、棋聖戦を調べたら、同一局面がありました。
「プロ棋士」、「真剣師」、「奨励会」、「早石田流の戦法」は本当に実在します。
ヤングジャンプを読んでいる、将棋のルールしか知らない一般の読者にも分かるように、少しは配慮が欲しいものです。
<その他の実際にあることについて>
・プロ棋士の他に女流棋士がいます。
・アマチュアにもタイトルがあります。 規定の成績を上げると、プロの予選に参加することが出来ます。 プロの予選に参加するのでプロの公式戦として扱われます。
・アマチュアには、当然ながら年齢制限はありません。
・プロ棋士になるには、奨励会を通過しないといけませんが、アマチュア、女流棋士でもプロの公式戦より規定の成績を上げると、年齢に関係なくプロ棋士になる方法などあります。
週間少年ヤングジャンプに、将棋の漫画が連載されています。
ハチワンダイバーです。(監修は鈴木大介八段)
真剣師の少年が、さまざまな勝負をします。
現在は、鬼奨会(元奨励会の真剣師)を倒すことを目的に、鬼奨会を居場所を探しているところです。
ゲームより真剣師の勝負をしていたら、最後のボスが鬼奨会の人物でした。
やはり、鈴木八段監修なので、真剣勝負の戦法は、早石田流でした。
渡辺竜王も原作者と対談をしました。
渡辺竜王のハチワンダイバーの対談
将棋を知らない方にも読めるので、とても、面白いです。
将棋を知っている方は、棋譜をみるとプロの将棋を参考にしているので、とても、楽しく読めます。
ハチワンダイバーです。(監修は鈴木大介八段)
真剣師の少年が、さまざまな勝負をします。
現在は、鬼奨会(元奨励会の真剣師)を倒すことを目的に、鬼奨会を居場所を探しているところです。
ゲームより真剣師の勝負をしていたら、最後のボスが鬼奨会の人物でした。
やはり、鈴木八段監修なので、真剣勝負の戦法は、早石田流でした。
渡辺竜王も原作者と対談をしました。
渡辺竜王のハチワンダイバーの対談
将棋を知らない方にも読めるので、とても、面白いです。
将棋を知っている方は、棋譜をみるとプロの将棋を参考にしているので、とても、楽しく読めます。