Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

最近の歌声

2009年07月20日 | masudaizumi.com
今日は、私のアルバムを初めてみつけて聞いてくださったかたからファンクラブ宛にメッセージをいただきました。

私が歌えない時期に、アルバムがあって、よかった、って改めて思いました。


それで、久しぶりに自分のアルバムをちょっと聞いてみました。
つらつらっと、声を合わせてうたってみたら、今日はすごく声が延びて、歌いやすかったの。
きっと、ベイビーが、お腹の下の方に移動したってことなんだと思います。


妊婦のときの歌声って、なにか違うのかしら?

あとで聞こうって思って、「亡き王女のパヴァーヌ」録音しました。

先月は、とにかく歌いにくくて、息が深く吸えないし、横隔膜が下がらないから、声がふらふらして、腹筋も延びきっていて力がはいらないし、ちょっと不安だったのですが、今日はちょっと安心しました。


夜は宗衛門町の「つるとんたん」へ。

昨年六本木に出店したので、味が落ちたかも、、なんて思いながら、久々におとずれましたが、なんのその。

やっぱり、つるとんたんのうどん、美味しい。

しかも、創作ものがうまい。

今日選んだのは、クリームスープに明太子のひあった温かいうどん、太麺。


ダシが和風で、最高でした。


大阪では、、、といってもこのあたりだけなのかは、良く知りませんが、うどんは二玉まで値段は同じ。
東京でいう、ラーメン替え玉みたいな感覚ですが、代金はとりません。

いま、私のなかでのミナミでのおすすめうどんは、「百庵」のぶっかけちくわ天卵と、「つるとんたん」の創作メニュー。


妊婦は、塩分を控えないといけないので、うどんは食べない方がよい、と言われていますが、これだけはやめられません。



以前、アメリカの先生が日本を訪れたとき、呼吸法の講義で、ジャパニーズはうどん文化があっていいね~、と言われました。
麺をすするように息を吸うというのが、オペラを歌うときのブレストレーニングでは、まさにぴったりの感覚なんだそうです。

それを説明するのに、アメリカではすごく苦労していたけれど、日本に来て、ずるるるっと音をたてて食べるうどん&そば文化に最初に興味をもって、自分もやってみたら、これは呼吸法だ!とひらめいたそう。


皆様も、歌う前は、うどんをイメージトレーニングしてみてから歌ってみてはいかがでしょ。





大阪三昧

2009年07月19日 | masudaizumi.com
今日は東京から、リトルの従兄弟の年中のおにいさんとママが、遊びにきました。

大阪を案内できるようになった自分が、ちょっと嬉しかったな。

天保山の大観覧車にのったり、なんばのリバークルーズで船にのったり、、、普段の生活ではしない遊びを体験して、新鮮な気分。

そして、今夜の夕飯、なにがいい?って聞くと、回転寿し、ってリクエストで、、、、

回転寿しって、東京でも2、3回しかいったことなくて、大阪でも行こうっていうママ友もいなくて、どこが美味しいか、まったくわからず大変。

で、とりあえずここなら、大丈夫って、いうおすすめで「元禄寿司」に初めていきました。
初めて寿司をまわしたのが、東大阪の布施の元禄寿司。
アイディアもビール工場でみたベルトコンベアーがきっかけで、その後、大阪万博で普及したとか。
寿司という高級料理を一気に庶民化してくれた、すごい革命だったと思います。

外国でも、回転寿しは人気ですけど、すっごく遊び感覚にあふれていて、食も進むし、このアイディアってすごいな~と改めて感じ、さらに、大阪人のせっかちな気性が生んだアイディアのすごさを、感服しました。


リトルも初めての回転寿しに大興奮、家に帰ると、おままごとセットのお皿をずらっと並べて、回転寿しごっこを再開。


いや~~まだまだ大阪は、わたしには新鮮な街です。





いい本との出会い

2009年07月18日 | masudaizumi.com
幼稚園を選ぶとき、モンテッソーリの教育をベースにした、、、といううたい文句を、よく耳にしました。

昨年リトルと通ったプレスクールのアート教室でも、この言葉を掲げていました。

実際受けてみると、なにがモンテッソーリだったのか?油絵や陶芸をしたけれど、最後までわからず、すっごく気になっていたのです。


今年4月からリトミックセンターに通うようになり、モンテッソーリの教育理念と融合させてリトミックが現在にいたっている、ということで、偶然ですが、その理念を勉強する機会に恵まれ、やっと、あのプレスクールで、どの部分がモンテッソーリの教育理念を生かしたものだったたのかを、少しだけ理解できました。



そして、先日注文した本がやっと届きました。


「お母さんのための敏感期」

モンテッソーリ教育の解説本です。
いままで読んだ幼児教育の本のなかでも、ちょっと違うのは「敏感期」という言葉。

子供が環境に恋をする時期のこと。

感受性を最大限に働かせ、エネルギーを放出する
恋に没頭し、喜びにキラキラしている時期。
悩みながらも、困難をも喜びに感じ、克服していく、すごく成長している時期。


私も恋の経験は覚えていますが、敏感期の思い出ってあまりなかったので、この言葉はとても新鮮でした。
いま自分の子供が、どんな敏感期があるのか知っていると、親の側が、かなり冷静に対応できることがわかってきました。

秩序の敏感期
感覚の敏感期
運動の敏感期。

大人の目的は、結果
子供の目的は、過程

大人は能率的に都合よく手際よく、動きたい。
子供は一つずつ、ゆっくり感じながら、動きたい。

かなり具体的に記述して図解もあるので、とてもいい本だと思いました。

おまけに、この巻末には、家庭でできる手作り教材が載っていて、1歳半から5、6歳までの夏休みの取り組みとして出来る制作の見本例がたくさん書いてあり、助かりそうです。


そして先週の講義で、大阪に、モンテッソーリ教育を実践している幼稚園の存在を知りました。

朝、幼稚園にきたら、教具、というかおもちゃが教室においてあって、お昼までそれぞれが、自分のやりたいことをする。

でも教具で遊ばない子もいる。

三年間、泥団子を作り続けていた子供さんや、2年間のほとんどを、木登りを何時間もしていた子供さんがいて、、、。

大きくなってから「自分には人には出来ないことをする、人と違っている才能を持っている、と思える自信が、あの幼稚園時代でできた」っておっしゃったそうです。




先月から、折り紙がやっと三角や四角に折れるようになってきたリトル。
紙を折る、というときの手首の返しの運動機能の敏感期だ!って思います。
いつも、折る形は同じ、でもなんども、なんども、なんども、なんども、、繰り返して満足しています。
もっと、いろいろ折ればいいのに、、、と私は不思議でした。
でも、この「出来る」の繰り返しが、子供には必要なんですね。


夏休みにはいって、出来る事がたくさん増えたリトルに、つい期待してしまいがちだった私にストップをかけ、ゆっくりゆっくり、といってくれた頼もしい本との出会いでした。

七夕

2009年07月17日 | masudaizumi.com
私が大阪に住むようになってから毎年、東京の下町に住む友人のお母様が、ほおずき市や朝顔市から、鉢植えを、その季節に送ってくださいます。

今年頂いた朝顔は、すごくたくさん花をつけて、毎朝、本当に清々しくなります。

一鉢のなかに、水色、白、紫、桃色と、その濃淡を変えながらつるを伸ばし、つる5センチごとにひと花、見事に咲いてくれています。

これとセットで、私の目を楽しませてくれるのが、リトルの作った七夕の笹飾り。

七夕飾りと朝顔のある初夏を迎えてから、私のなかの感覚が変わって、すごく好きな季節になりました。

今年は本物の笹に飾ったので、もう葉っぱは枯れているのですが、毎日毎日少しずつ製作した笹飾りの色彩がとても綺麗、笹のしなりがなんとも気に入っています。風に揺れて、ベランダの朝顔とセットで、暑い夏からちょっとした涼しさを与えてくれます。


朝顔を送ってくださったお母様が、娘は、小さい頃、よく朝顔をつぶして色を出して遊んでいましたよ。
と教えてくださいました。

そうだった~~、、、、私も、やったことある!
とっても、とっても懐かしくなって、童心にかえって、今日は二人で色遊びをしました。


すり鉢でがりがりってすったら、ちょっとだけ、朝顔に匂いを感じました。


まだ梅雨明けしてないんですよね、こんなに天気よいのに。。。

大阪の、あつ~~い夏がもうすぐ。
これから夏祭りにいって、素敵な音を探しにいってきます。

ロシア土産

2009年07月16日 | masudaizumi.com
先週ロシアから帰ってきたパパさんのお土産。

ロシアっていうと、私の大好きなマトリョーシュカの街。

なぜ好きになってしまったかわからないのですが、マトリョーシュカ、ひとつひとつの顔が違うのも面白いし、すごく可愛い。
マトリョーシカ博物館で買ってきてもらいました。

お隣のタンブラーは、スターバックスのロシア版。
西側文化もしっかり存在しているんですね。


ロシアでは日本の伝統芸能が今回初めて上陸したらしく、大好評だったとか。
NYでもパリでも、海外の公演というと、その土地に在住している日本人の姿が多くみられるものですが、ロシア公演では、日本人の観客は大使館関係者くらいなものだったそうです。

持って帰ってきた英字芸能新聞の見出しは「No Srings Attached」紐がない人形というものが、衝撃だったのでしょうか?

日本人が美しいと思える仕草が多く含まれる動きに対しては、あまりコメントはなかったのですが。

NYでは、ロシアンやブラジリアンに「どうして日本人は笑うとき口の前に手をもっていくのか?」と聞かれたことを思い出します。



チェコに行ったときには、人形文化が根付いていて、占領下の時代に唯一、人形劇だけはチェコ語での上演をしたことで、国のプライドを保つ芸術として大きな意味があったそうですが、ロシアには、人形劇に、どんな歴史があるのでしょう


NYで過ごしたとき、ロシアの友達が、一番面白かった。
一時期、アメリカンの知人に、どうして君の英語は、ロシアなまりなのだ?といわれた程。


どこまでもミステリアスで、思考が深くて、、、、、、大好きな国です。