コロナ禍じゃなければ
阿波踊りが行われていたはずの今日。
商店街を歩いていると
知人が自分の店の前で
「勝手に阿波踊り」と言いながら
肉巻きご飯を売っていた。
そうか、祭りが行われていたら
この辺りは歩くのも大変なぐらいの人出で
いろんな店が外でドリンクや食べ物を売って
大声で行き交う人たちに呼びかけて
すごくにぎやかになっていたんだよな。
彼は暑い中頑張っていたし
何よりおいしそうだったので
夕飯にと買った。
コロナ禍でのいろんな人の思いが
なんだかギュッと詰まっている気がして
肉巻きを噛みしめながら
一瞬泣きそうになった。
とてもおいしかった。
ごちそうさま。