フィンランドを代表する映画音楽の作曲・編曲家として活躍中の友人が
今日、こんなことを書いていた。
子供のころ、CDプレイヤーを買ってから
父親と一緒に毎週のように図書館にCDを借りに通った。
初めて借りたのはピンク・フロイド。
14歳の少年には衝撃的だった。
図書館にある全てのCDを借り、カセットに録音して
様々なジャンルの音楽を聴いた。
その図書館なしには今の自分はなかっただろう。
ざっとこんな内容だった。
自分の原点は何だっただろうと考えると
小学生6年生の時にさかのぼる。
当時高価で子供がなかなか触れなかったカメラ(もちろんフィルム)。
父のカメラを黙って持ち出して初めて写真を撮った。
でも、現像に出してみると
1本のフィルムのうち、ちゃんと写っていたのは数枚。
なんで撮れないんだろうと悔しくて
いろいろ試し始めた。
それがスタート。
機材も時代を経るとともにすごい勢いでどんどん変わり
PCも当たり前に必要になった今も
どうにか写真を続けている。
勝手にカメラを使った息子を叱らず貸してくれた父親に感謝である。