今年4月に二ツ目に昇進した立川吉笑君の
「昇進記念独演会in国立演芸場」を見てきた。
その前にちょっと腹ごしらえをしようと思い
行く途中で店を探したが
飲食店そのものがなかなかなくて
ようやく見つけた「やきとり」の看板。
入ってみると
そこは、吉笑君の師匠・立川談笑のネタにある
「イラサリマケー」*の世界だった。
店員さんがみな外国の方。
といっても、皆さん、ちゃんと対応してくれて
落語のような、おもしろおかしい展開にはならなかったのだが。
(*古典落語「居酒屋」の改作。
入った居酒屋の店員さんは、みな外国人。
微妙に間違って覚えた日本語で
発音されるメニューは、大変なことに…)
そして、国立演芸場へ。
前座をたてず、吉笑君が3席と
師匠が1席。
もちろん、まだ彼は、半年前に二ツ目になって
スタートラインに立ったばかり。
それでも、高座に上がった彼は
店に来る彼とは違う、落語家立川吉笑だった。
これからも楽しみにしている。
奥さんの大好きな師匠は
おなじみ「片棒・改」。
やっぱりさすが。
会が終わり、出口で吉笑君に挨拶して、
奥さん、隣のナマ師匠にド緊張。
ちょっと話せて、写真も一緒に撮ってもらったものの
外に出てから、「はっ、握手してもらうの忘れた~~~」と泣いていた。
「なんでしてもらわなかったの?俺、握手したよ」と言うと
「いつの間に?!なんで?ずるい!」だって。
22時に店に戻り、遅めのオープン。
すると、遅い時間に
打ち上げを終えた吉笑君が
他の兄弟弟子さん達と店に来てくれた。
本当にお疲れ様でした。
おめでとう。