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おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

清栄山に登ろうとしたがー

2013年11月18日 07時15分12秒 | 日記


昨日は私の属する山登りのグループで南外輪山で根子岳寄りの高い山清栄山(1006m)に登ることを計画していた。

前回は原生林残る山である北向山に登った。

リーダーのNさんはこのグループの構成メンバーの年齢や経験を考え、安全第一で高く危険性の高い場所は登らない。あくまで健康維持のための身体鍛錬の場として山登りを計画される。全員Nさんを信頼している。

8時半に役場に集合という約束だった。

私達は早めに出ようと家を出た。

問題は天気。予報では低気圧が西南方向から張り出してきそうで東方海上にある高気圧がどんだけがんばれるかー

ところが出発前雨が降り出した。細かい粒の雨だが困った

それでもお握りを作り、用意万端整っている。一応集合場所まで行ってみよう。仲良しのお隣さんも行くと言っている。

早めに着いたが案の定だれもいない。不安な面持ちのまま待っていると常連の仲間が集まり出した。

しかし、いつもの半分。ごく親しい5人で待っているとリーダーが遅れてやってきた。

天気があまり良くないので迷われていた。しかし、酷い降りにはならないだろうとの一致した見解で出発。

車で黒岩峠まで走り、そこから登り始める。峠に車を置き、準備体操をして出発。

所々に急な坂があるし、時々霧雨がやってくるので路面が滑る。

用心しながらゆっくりゆっくり

リュックにはカッパも用意している。寒さ対策もバッチリ。

ところが頂上付近に達した時、雨が酷くなった。もう目の前。

しかし、リーダーNさん。「これから引き返しましょう」と温和な彼が強い口調で言った。

だれも文句言わず、決断に従った。途中でカッパに着替え、何度も滑って尻餅をつきながら下山。

こういう悪天候の時は断念の頃合が大事だし、リーダーの決断を最大限尊重しなければならない。Nさんは慎重な方で責任感の強い人全幅の信頼をしているので、登頂断念にも満足。

まだお昼前の下山だが、公営施設に立ち寄って和気藹々お弁当を食べて帰ってきた。 

体が濡れて冷え切っている。温かい缶コーヒーが身に沁みた。

家に着いてウイスキーをストレートで流し込んで、着替えて寝ることにした。それから2時間雨に濡れて体が冷えていた所為なのか疲れがひどくぐっすり眠った。