おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

♪「時がいつか~二人をまた~」♪・・・世相を斬る!

2010年03月10日 11時18分19秒 | 日記
世相を斬る。
「別れさせ屋」事件。東京で、起こった殺人事件で単なる愛憎の縺れというものではなくて、その底に「別れさせ屋」というものがあって深く結びついていたという。実際にこの「別れさせ屋」というビジネス?が存在しているというから世の中まさに魑魅魍魎跋扈する百鬼夜行だ。この事件で罰されるのは被害者を殺害した男。ビジネスの目的は夫が妻との「別れ」を達成するためにこの業者に依頼、派遣されたのが犯人で、最初は妻を誘惑し不倫現場を証拠写真に撮って「別れ」を成立させる。もともとこの夫というのが、業者に依頼して自分の妻を誘惑させている。誘惑して成功したらそれでビジネスは成立するはずだが、この男妻子ありながらこの女性とほんものの恋愛関係になり、その痴情の縺れで事件に至ったというのだ。殺された被害者の両親がボカシなしの姿でインタビューに応えていたが、「勇気」があるなあと感じた。一番憎まれるべきは犯人だが、夫は実行犯ではないが裏で自分の妻への誘惑を業者に依頼している事実はどこに行ったのか???庶民感覚なのだろうが、こんな仕事がなぜ公的に成り立っているのか?どこか公的機関で認可されているから、ビジネスとして成立しているのだろう。
この事件で夫の存在が深く関わっているのに、言葉で糾弾されたらしいが、法的な制裁措置はないのか?!そして、甘い誘惑の罠に「落ちてしまった」妻の軽さは・・・

芸能界、再び薬物汚染が限りなく浸透している事実を白日の下に晒した。
JAY WALKの中村某の逮捕。驚きだ、地元のTVでは水俣で行われるコンサートの招聘ミュージシャンの一員としてJーWALKがCMの写真に載っていた。同年齢というし、なかなか歌がうまい。
ニュースでは彼は妻と死別しているという。子供は??マンション暮らしだったみたいで、夜な夜な街をうろつき回ることをしないタイプだったようだ。一見まじめそうなのに・・・人間わからんもんだ。やっぱり薬物は一度手をつけると、その味忘れられなくのだろう。
属する会社の社長が会見で謝った後、こんなこと言っていた。「いつか、また彼と一緒に仕事をしていきたい」。もう復帰のことを口走っていた。ばっかじゃないの?!!そんな甘い体質だからこの事態を生んだのだ!!!!!!

先日、「やまない雨はない」というTVドラマを見た。今ではいっぱいいる気象予報士も最初の人の話だった。喉頭がんに罹った天気予報士が壮絶な闘いをしていく様を描いたもので、渡瀬恒彦が好演していた。妻を黒木瞳が演じていた。喉頭がんの手術を乗り越えてほっとしていたら、今度は妻が卵巣がんに罹ってしまう。そして余命通告とあっけない死。その後、渡瀬予報士のこころが次第に壊れていく。うつ病と診断されて、入院。自殺未遂を繰り返す渡瀬。そして、小さい頃から見知っていた少女との劇的な出会い。そして、「やまない雨はない」と自分がテレビの天気予報でしゃべってたことで救われたという視聴者のの存在を知る。まさに「一陽来復」が人生なのかもしれない。きつい、厳しい体験もずーと続いていくんではなくて、いつか明るい太陽が燦燦と輝く日がやってくる。・・・
同じ子どものいない私達もこのドラマを見た。いろいろ考えさせられた。どっちかが死んだ後、どうなってしまうのだろう?たしかに不安ではある。今では妻におんぶに抱っこ状態の私は、もし妻に先に死なれたら、生きる意欲を完全に失ってしまうのではないか?渡瀬といやその気象予報士と同じような道を歩むのではないかと不安になる。しかし渡瀬の演技はすごかった。
生きる意欲を失くした男が髪をぼさぼさにし、ひげは伸び放題。食事もいい加減になっていく。その姿がリアルで、心をナイフでぐさりと刺されたみたいな暗澹たる気持ちになった。
翌日から、丁寧にひげを剃り、髪を整え、身だしなみを気を使い身奇麗を心掛ける事にした。