おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

今日は楽しいひな祭り

2010年03月03日 10時43分35秒 | 日記
3月3日、おひな様。幼稚園では昨日、おひな様行事の一環でちらし寿司を会食した。子供たちと毎日昼食を一緒に食べるのが楽しみになっている。ほとんどどこかの教室で一緒に食べる。高校にいる時には一緒に弁当を食べるという機会はあえて作ってこなかったが、お互い照れがっても最初からホームルームでは担任と生徒は一緒に食べるんだと入学式で宣言してしまえば、すんなり行くはず。幾らか思春期の生徒たちとの距離を縮める効果はあったのではないかと幼稚園に来て思う。
ちらし寿司も一緒に食べたのだが、お腹が治ったばかりなのに、一皿では満足できず、お替りしてしまった。

おひな様の本番である今日はお琴の演奏とお茶のお点前がある。それぞれ専門の先生が来られてボランティアで協力して下さる。事前の会議で担任教師は着物を着るという。「そんなら僕も着物きようか」と申し出た。それで朝から妻に着付けてもらった。(写真はできあがったところ)これで車を運転して出勤した。
子供たちが三々五々登園してくる。今朝はいつものように外で遊ぶわけにはいかない。職員室でじっとしていると、子供たちがやってきた。何か口々に言ってる。よく聞くと「園長代理」と連呼している。なんじゃそりゃあ・・・?いつ園長代理に降格したのか!!もう定年で辞める直前だぞ。話をよく聞くと実は担任が「今朝園長先生は着物を着てきていらっしゃるからお内裏様よ」っていったらしいのだ。そうか「園長代理」ではなく「園長内裏」なのだ。そうかそうかー大人っていやだねえ・・・

いよいよ琴の演奏が始まった。生田流師範の方を中心に職員3名で「さくらさくら」と「ひな祭り」を演奏された。琴はじつにいい音色だ。ギターがあれば合奏も可能だなとひとりで考えた。同じ弦の響き。アコギのコラボもいいだろう。
お茶の作法は何代か前の後援会長さん、ご主人はお医者さんで、この奥様が素敵な方で美人で頭が良くて、控えめな方。日本の伝統的な良妻賢母の女性だ。いろいろ言葉の説明を受けたが美人を前にして緊張して殆ど忘れた。主なる客(主賓?)としてお点前を受ける。味なんてどうでもいいや。「結構なお手前でございました」と畳に両手を付いてお辞儀。先生気を使って、「正座はきつかったら崩されてもいいですよ」と言って下さったが、見栄を張って「大丈夫です」という。しかし、内実じーんじーんと痺れは限界に近づいていた。
いい経験をさせてもらった。