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おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

この国は加害者に優しすぎる

2015年06月14日 07時41分31秒 | 社会


テレビに出演していた方で、自分の子供二人を飲酒運転の事故で殺されてしまったIさんが北海道の事件で語っていた。

「この国は果てなく加害者に優しい」

Iさんの事故では求刑5年に対して判決は4年。運転手は飲酒運転の常習者で周りからも戒められていたけれども止められなかったし、本人は平気の平左。ウイスキーをラッパ飲みして高速で大型トラックを運転する。

北海道の26,7の若者いやこの歳だったら一定の分別が出来ていないと可笑しい。学校を出て社会生活を送って10年経過しているのだから、その中で「教え」と「学び」があったはず。

酒を飲んで公道でスピードレースをする常識のなさ、異常さ。この男達には家族は?親は?職場の上司は?

テレビのニュース番組で一時出ていたが、居酒屋の親父らしきものがいつも来て酒を飲んで(車を運転して帰って)いたことを証言していた。この人罪重いのではないか

どんなに重く罰しても20年。

少年Aも社会人になって出ていて、リッパ二本まで出版して儲ける時代。

犯罪を犯して得する時代・社会でいいのか

世の中のけじめのなさ

2015年06月02日 07時04分26秒 | 社会


郵便箱に妙な手紙が入っていた。

宛名がない。「村内の限定的配送」とかなんとか・・・宛名がないのによく配達するものだ。村内全域ではなさそうだがー

気味が悪い感じで開けて見ると「村をよくする会」なるものが発行していて、村長「不正」を糾す文書だった。

以前からこの人に関するいろんな噂は聞いていた。愛人の問題、利権・・・

国からの助成金の不正受給を告発するという内容だった。

いろいろ匂うこともあるので選挙では決して投票しない人物ではあるが、この事案よりも気になることがある。

裏面に5・27づけの読売他全国版のこの事件を伝える新聞記事が3社掲載されていた。

ところが地元の新聞にまだ取り上げられていない(私が毎日読んでいる限りではー)のが気になる。全国紙でこれだけ大きく取り上げられているのに地元の新聞に載せないというのはなんだろう。

新聞の使命は市民の公益に関して不正があるとするならば報道によって徹底して追及して弁論を張ることではないか

彼方此方で聞く公費助成という利権に群がる一部の汚れた人たちの存在。

朝から嫌な話なのでこの辺で止めて、藤川の話にしよう。

大リーグでは怪我もあってだめだった

自由契約とは屈辱だろう。意気揚々と海を渡って大リーグへ。しかしほとんど活躍なしに首だ

かれは知らない内に一つの決断をしていたという。四国アイランドリーグplus(四国ILp)の高知ファイティングドッグスへの入団だと・・・

誰も知らない野球チーム。昔のノンプロ球団に近い、プロであっても普通の給与が保障されない厳しい生活を強いられる。

それを選んだというのが凄いといえば凄い。広島の黒田が絶賛されたが、彼には彼の先を見越しての判断があったはず。
藤川が心底どう考えているか?

動画と住民の生活権

2015年05月31日 07時31分27秒 | 社会

西郷配流の島でも知られる沖永良部では火山の爆発、さらに小笠原の地下深くマグニチュード8.5という大きな規模の地震が起こった。夜は関東中心にパニック、テレビもそのことでいっぱい。

風光明媚な南の島で火山が爆発。島民は危険を予測していたということで犠牲者が一人も出ないで隣の屋久島に避難した。

気になることが二つある。

一つは爆発の瞬間を撮影した動画のこと。殆どの局が中学生が撮影したカメラの動画を使用している。声まで入った緊迫感があるもの。

しかし、いい画像があったからとて少年が撮影した動画を持て囃し、少年は嬉々としている。動画には音声が含まれているので何度も聞いたが親は何も規制している様子はなかった。

あの場面は何回か見た。普賢岳でも御嶽でもそして両者ともたくさんの専門カメラマンの犠牲者があった。

元教員として、大人として思う。こういう動画撮影を賞賛するのは危険だ。自然の脅威を子供はまだ知らない。

沖永良部では爆発から火砕流が全方向に流れている。避難に全力を注ぐべきだ。

避難している方々がテレビのインタビューで早く島に帰りたいと切望している。島には養殖している豚がいる、牛もいる。そして畑も・・・家も心配。

ここはどんなに行政が帰島を規制しても生活権まで奪うことはできないはずではないだろうー?落ち着いてからの島民の生活を国が行政が保証する?阿蘇の豪雨の時だって結局、あとは自分達任せになっていく。

だったら爆発がある程度落ち着いたら自己責任で!一時帰省をゆるしてもいいのではないか。

こう列島が暴れているのだから、阿蘇だって「大爆発」をいつ起こさないとも限らないと思っている。

橋下の態度には好印象

2015年05月20日 07時12分30秒 | 社会


日曜日、大阪では「大阪都構想」についての府民投票が行なわれた。

内容には興味がなかったのだが速報が流れ、投票数の推移を知るとその激戦模様に少しばかり興奮した。

そして、結果橋下市長の主張は退けられた。

橋下はその後の会見で実に明かるいいい笑顔で公約通り市長任期を終えたら総て政治から引退すると公言した。

テレビの番組で登場し、いつの間にか政界に躍り出、政党のトップになり安倍さえその存在を気にするほどの位置を得たのに、全部捨てて引退するという。

日本人がなかなかできない業だ。スポーツ界を見ているとよくわかる。ハーフ&ハーフとまどろっこしい言辞を弄してお休みをとり、その生活に飽きたらまた戻ってくる。

どうも潔さを感じない。彼女がいない間に頑張ってきた選手達がやっとの思い出辿り着いた「世界」、それがまた遠退いてしまいはせぬかー!

いつまでも権力=利権を握り続ける政治家、実業家。そこら辺にいっぱいいる。

橋下は政治主張は全然受け入れないが、その引き際の鮮やかさだけは拍手を送りたい。

またテレビには復帰するのだろうが、そのくらいはいいだろう。弁護士なんだから「法律相談所」でお目にかかろう。でも紳助はいないよ。いや同時復帰になるのか・・・

最後の運動会

2015年05月18日 07時15分13秒 | 社会
海に行きたいなあー

昨日は好天に恵まれてお隣の小2になる娘さんの運動会。実は前日、畑に出ていると庭で一人遊びしていたこの子が珍しく「飲んでのおじちゃん・・・」と話しかけてきた。

「飲んでのおじちゃん」とは私の事。ここに越して初めて開いた近所の飲み会でまだその子5歳に満たない幼子だったが、その場でギターを弾いて歌った「酒と泪と男と女」を聞いてから以後、私のことを「飲んで・・・(飲んで飲まれて飲んでー♪)のおじちゃん」と呼ぶようになったのだ。

その子が明日運動会だから「見に来て」とぼそっと言った。

こんな無垢のこどもから頼まれたら断る訳にいかん

いろいろ危惧することもあるが、ケーキを買ってお昼の弁当の時間を外して出かけた。

この村は1万2千人ほどの小さな村。少子化と高齢化、過疎で寂れた村だ。小学校一クラス20人ほどという。来年から
小中学校のそれぞれ3校が統合する。この日は小中学校合同の運動会で中学校を訪れた。ここも、隣の小学校も消える。

消えるといっても建物はどうするのだろうか?有効利用といっても何に使う?このすぐ近くに村役場があるが10年前3村あった村が合一し今の南阿蘇村になったのだが、庁舎は昔の3つの役場を機能別に今も使っている。

これを統合して新しい庁舎を建築中。だからここも空く。

庁舎は新たに作るから3つの現庁舎はいらなくなる。使われなくなった学校の校舎と庁舎。もったいない!!

日本は政治と行政と産業が手を組んで近代化を進めてきた。今も方向は変わらない。産めよ増やせよ!ではないが古きものを次々に毀し、新たなものを建てよー

こうして便利になった。銭も儲けた。そして人間関係(コミュニティー)も毀し、環境も汚し、壊し住みにくくしてきた。まだその進路は変わらない。



何だか疲れ切って帰ってきた。