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おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

人口減少化と学校統合でー

2015年11月05日 14時07分47秒 | 社会


村の3中学校が統合されたった一つの中学校になる。

もともと3つあった村が一つの村に統合されてできたのが南阿蘇村。役場はこれまで
3つの村時代の旧庁舎を機能別に分けて使用している。

これが統合庁舎となる。

この村の中学校、クラブ活動が不活発で放課後は運動場はシーンとしている。昔は
授業を終わるのを待っていたかのように運動着に着替えてクラブに飛び出して行っ
たものだがー

今中学生放課後何をしているのだろう?

課外授業?いや受験は塾任せだろうから、放課後に学校ですることはない筈。

どこかに集まってスマホでもしているのか?

それで先生たちは何をしているの?忙しいって、明日の「授業の下調べ」・・・?
そんなものは帰ってやれよ!!勤務してるかぎり教員なら子供たちと一緒に活動する
べきではー?

クラブで生徒と一緒になって汗を流すことをしない学校なんて寂しいのじゃ?!

今日地元の方が遊びに来られてどうも学校から野球部か消えるのではないか(他村
と共同でチームを作るという)という心配をされていた。

生徒が減っていくとどんどん学校の、いやひいては共同体の活力が弱体化していく。

お隣の中国では「一人っ子」政策が改められ、子供を増やそうとする政策に転換する。

日本もお産の奨励をする(子供を増やす)ものの、増えていかない。

未婚の人間が増え、同性婚を許容し、結婚しても出産しない親、結婚が遅れ出産の時
期を外してしまう女性。

村の中では子供の声聞こえない。村を歩いていても人と出合わないのだ。

なんだか寂しい世の中になってしまった。

心臓病の天使

2015年10月20日 07時20分48秒 | 社会

阿蘇のあか牛

10年前、狭心症の発作を起こして入院手術。カテーテルで梗塞箇所にステント留
置する身になった。

55歳の時だ。

この山田倫太郎君は生まれながらに心臓に障害をもって生まれてきた。

今年の24時間テレビでこの少年の放送だけを見た。

昨夜、「1分間の深いい話」に再登場した。

この子はすごい感性と表現力、想像力をもっている。かれの発言を聞いていると
まさに弟子である私が師匠の倫太郎君の教えを受けている姿を想像する。

ご両親の教育の賜物といってしまえば何とも簡単だけど、かれの生い立ちに秘密
がありそうな気がする。


心臓の左心室と右心室が分かれていない「フォンタン術後症候群(房室交差)」
という1万4千人に1人の難病を抱えて生まれてきた倫太郎君。

生と死が生まれた時から隣り合わせにあった。
生きるということは、かれにとっては他に健常者と違う意味を持っている。

この生きる条件を背負って毎日を暮らすかれが思い巡らすこと、手に触れ目で見
、耳で聞こえるいろんな情報に接したときに生まれる感懐は他人とは違う筈。

言葉は深い意味をもつし、人生の深部を抉ってくる。

そういえば発達障害を持った少年画家の放送を見たけど、やはりその絵は深かった。

これは何だろう?何にも不自由なく、豊かに安全で安心して暮らせる環境に育つ多く
の日本の子供達。大学卒業するまで1000万円以上の教育費が掛かるらしい。

塾にも通わせなくてはならないし、スマホも持たせている。

一方でさっきタイの保険会社のコマーシャルを見て涙を流してしまったが、貧しくて
もこの少年のような発想力、感じ方、選択される行動を見ていると、「豊かさ」の意
味を考えさせられる。



参った!「世界一貧乏な大統領」殿

2015年10月12日 07時14分33秒 | 社会


変な抑揚の喋り方で常に目は米国しかむいておらず、超大国に方を並べたいと思っているのか
その傘の下でヌクヌクしていたいという願望が強すぎるのかー

国民を欺いて、まだ国内の了解のないままにその国で「安保法案」
を作る約束していた人の国に住んでいる。

この人は口を開くと経済、経済と唱える。経済発展こそがあの人の生甲斐なのだろう。
それとも経済界に尻尾を振り続けることで何か「役得」でもあるのか?

何だか変な方向へと国が進路を変えてしまった現今。

昨日、いつものように本を読んでそのまま眠りに入ろうと思っていた時に、
つい耳に入ってきたのが、テレビでやっていた「ホセ・ムヒカ」のこと。

世界一の貧乏な大統領と知られる。

参った!!完全にノックダウン。

彼の言行録いくつかー

font size="3">「人は物を買う時は、お金で買っていないのです。そのお金を貯めるための人生の裂いた時間で買っているのですよ」

「 人間はもっと良い暮らしを持つためにものが必要なのですが、それを達成するために消費と仕事をどんどん増やさなければ行けない計画的陳腐化や底を知らない消費主義社会にイエスと言ってはいけない」

「 お金があまりに好きな人たちには、政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。彼らは政治の世界では危険です。お金が大好きな人は、ビジネスや商売のために身を捧げ、富を増やそうとするものです。しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです」
>


高度消費社会になって、昭和世代からいうと全く違う国になって、ものが溢れ、スピードと便利を売り物にして
メディアが一体になってその品々をあの手この手で売りつける。

生産と消費がすべて。ある場所の歴史記念館に入った。そこで事務の人と話していて私の携帯に目を向けて
「ホントに珍しいものを見ました」(「なんのこと?」)
「お客様の携帯がガラケーだということ、びっくりしました」

パソコンが普及して、文書が早くプリントアウトできるようになった。
教員になりたての頃、プリントは「ガリ刷り」、印刷は一枚一枚刷っていた。

だから印刷物はその人の「字」で書かれていたのだ。

このブログもパソコンでネットに繋いで書いている。発信すれば世界に通じている。
考えてみると便利になって生活がゆとりができて安心して暮らせるようになったか?

「否」

仕事が速くなって、その分空いた時間は別の仕事がすまし顔で入り込んできた。忙しさ
のストレスで体を壊し、癒しのために金を使う。

もう一度ここらで考え直さなければ・・・

ノーベル賞「騒動」少し違和感がある

2015年10月10日 07時42分05秒 | 社会


ノーベル医学生理学賞と物理学賞を日本人が取って大騒ぎしている。

確かにお目出度いことだと思うし、日本人としての誇りも感じる。

しかし、村上春樹の受賞についての大騒ぎを何だろう・・・?首を捻ってしまう。

東京で「ハルキスト」と称するグループが何とか言う喫茶店?に集まって受賞の瞬
間を皆で感激を共有したいと騒いでいる。

「ハルキスト」って何?

村上の本を全部読んだから「ハルキスト」・・・

何だか歌舞伎町でAKBを追いかけているオタク族とどこか似ている。

本人が迷惑がっている(ネットニュース)-当然だと思う。

もう一つ、反戦平和を主張する団体が日本国憲法9条を堅持する国民ということで
受賞するのではないかとまた騒いでいるとか・・・

憲法9条絶対堅持すべきと思うし、安倍=自民党(と尻尾集団政党含め)政権の今
回の暴挙を不当と思うものの、ノーベル賞はそんな次元が違う。

佐藤栄作が受賞したのは不可解だったが、この騒ぎは止めたほうがいい。

文学賞も平和賞も日本は戦後70年、平和繁栄ボケしている。世界の状況は筆舌尽
くしがたく厳しく混沌としている。

生きるか死ぬかの狭間でなお民主主義を求め平和を希求しながら鉄砲の弾の下を潜
りながら活動している人たちもいる。

冷房ガンガン、暖房ヌクヌクのなかで飽食のなかでものを言っても軽い。

やっぱり日本人は凄いぞ!

2015年10月07日 07時13分07秒 | 社会

南外輪山を角度を変えて写した。外輪山に雲海がずーと棚引いていた日。

ノーベル賞が二日連続で発表された

こんなことってあり得る?凄いことじゃないだろうか・・・

医学賞、物理学賞。お二人とも温厚で人の良さそうな方でそれだけで安
心し、心が温かくなる。

特に大村さんは素敵な方だ。そのコメントが学者んもイメージと違って、
素朴で、ホンワカして、人情味溢れるいい人なのだ。

自分の亡き奥様の事を語る時の優しい口ぶりはこの人の人間性を真実語
っていた。

この人の講演だったら是非聞きに行きたいと思う

理科系部門で受賞が続いたので人文系=文学賞で村上春樹が取れるかど
うかー
テレビの報道ではかなり有力だそうだが、去年もそう言っていたのであてにならない。

狭い島国日本からたくさんノーベル賞者がでるということは国民の誇りだ。

どうだ!!ラグビーでは8強に入れそうにないけれど、ジャパンは凄いんだぞ。