出逢い工房 竹山

伝えたい 和のこころ
竹山の季節便りと 出逢い日記

お母さん、ようこそ。

2012年08月30日 19時04分10秒 | Weblog

竹山に よく遊びにくる Mさん家族  お母さんが 武蔵村山から 初めて大分へやってきました。

昼時でちょうど パンができていたので ランチを ご一緒しました。

Mさんは 東京から こちらに来て4年 どんな生活をしているのだろうと お母さんは心配だったことでしょう。

友達に恵まれ サリーちゃん・サラちゃんもすくすくと育つています。

ゆっくり大分の自然や温泉、食も堪能していってください。

竹山の玄関で ここは何屋さんですか?から始まった2年ほど前の出逢いでした。 サラちゃんも誕生し、子育ては大変だけど

がんばってます。本年はじめに亡くなった お父様は アメリカの人 。 若き日のボーイスカウト姿の遺影写真をとともに竹山を

尋ねてくれました。

お父さん、大分はいいところですよ。


まだまだ現役

2012年08月30日 10時55分48秒 | Weblog

敬老の日が近づいてきました。

93歳の母も まだまだ現役 竹山の仕事を手伝ってくれます。

竹山開業から 毎年この時期になるとY自治会から 

 敬老の日の記念品として タオルの印入れを別注していただいています。

 

 

昔から・・・いや 娘時代から培った手作業 私がするよりよほど丁寧な仕事ぶりです。

何か仕事や 作業をすることが もっとも よいリハビリだと 思います。

敬老の日にお年寄りに差し上げるタオルを 93歳の母がセットする光景でした。

 

 

 

 


鳥羽の真人

2012年08月28日 21時57分29秒 | Weblog

三重県鳥羽市の 平石さんから はがきを頂戴していましたので ご紹介します。

先日 伊勢で行なわれた 神社スカウト野営大会にて 平石さんに初めてスカウトたちは会いました。

鳥羽水族館へ案内いただいたり、 赤福をごちそうになつたり、短い時間でしたが スカウトたちも平石さんの

お人柄に触れてもらうことができました。

私と平石さんとは 実践人研修会の初めての出逢いから17年くらいになると思います。

その頃、平石さんも ミキモト真珠から 独立し ジュエリー平石を創業しておられました。

商いの誠実さと 豊富な商品知識 笑顔と丁寧な言葉づかい ・・・どれ一つとっても洗練された真の商い人

なのであります。 また上のような味わいのあるはがきを書く 葉書ストでもあります。

この人の魅力に惹かれ 東京をはじめ全国に 平石ファンと言っても過言ではないお客様が存在しています。

平石さんの家にも数度泊まらせていただき 奥様のおいしい手作りパンの朝食もありがたいの野でした。

私が泊めていただく部屋は 平石図書館ホテルt私が命名するほどの蔵書にあふれていました。 

常に謙虚 学び続け 進化し続ける姿も拝見しました。

以来 竹山は一家でお訪ねしたり、竹山へ来ていただいたりで 長いおつきあいさせいただいてきました。

竹山の 見習う 真の商人の姿が お手本が この人にあります。

小さくとも 細く 長く 誠実に 続けることの 大切さを 教えられます。

こんな人から 大切な心の宝 (真珠)を求めたい と思われる ...........

平石さんに逢うたびに 竹山も そんな きもの屋を 目指さねばと 思うばかりです。

左から2人目が 平石さん、背景に見えるのが 鳥羽水族館です。

このあと、赤福を赤福鳥羽店で 頂戴しました。

 

ごちそうでございました。

 

 

 

 


何苦礎(なにくそ)

2012年08月26日 21時55分06秒 | Weblog

昨日は 大分県高校剣道新人 錬成大会が杵築で行われました。

朝早くから 倭史がお世話になっている 鶴崎高等学校 剣道部の応援に駆け付けました。

現代は 昔と違い 車での遠征が多く 防具などを運んだりするのは親の役目となっています。

保護者の協力なしでは 高校スポーツも成り立たなくなっています。

3年生が 退いて新しいメンバーで臨む初めての試合でした。

結果は 女子が 準優勝 男子が 3位と昨年よりも 良い成績を残すことができました。

倭史は 2回戦 次鋒として(2番目に出場する選手のこと)出場しましたが 

一瞬のすきに 面をとられて敗戦となりました。しかし大将が 奮起しカバー、何とか3回戦に進むことができました。

勝つことのむずかしさを感じたに違いありません。

私には 剣道の経験がありませんが 日本の武道が目指す  身心一如の精神は 本当に大切なものだと思っています。

凛とした姿 礼儀正しい挨拶 先輩 同輩 後輩と汗を流しながら切磋琢磨する姿を見てると 私まで身が引き締まります。

息子が自ら選んだ道。これからの人生に役立つ強い精神と仲間を思いやる心をを体得してほしいと願っています。

          何苦礎(なにくそ)というどこかの高校の旗が 心に残っています。

      何事も 苦しみ抜いたものからしか 真の礎(いしずえ)は生まれない

 

 


おもひで ぽろぽろ

2012年08月25日 12時30分52秒 | Weblog

今年も 劇団 わらび座が秋にやってきます。

今回の作品は スタジオ ジブリの作品 『おもいでぽろぽろ』・・・ジブリ作品がどんな

ミュージカルになるのか 楽しみです。

わらび座のミュージカルは ほとんど欠かさず観にいっています。

毎回 日本の地域文化に根差した 和の芸能表現と躍動感は見事です。

今まで公演された、アテルイ・銀河鉄道・・天草四朗・火の鳥・アトムなど どれも私の心に響く

もので期待を裏切らない作品ばかりでした。

大学時代の同期会が 秋田で開催された際には わらび座の本拠地を訪ねることもできました。

秋田県仙北郡 の田沢湖の近くに位置する わらび座の 『田沢湖げいじゅつ村』はわらび座劇場をはじめとして

演劇研究所や 地ビール工場 レストラン ホテル 温泉 などを有する一大文化村を形成しています。

 

 企業としても 『地域との共生 自然との共生 伝統と現代の共生』という明確なコンセプトのもと 

感動と喜びを 多くの方に届け続けています。

演劇から発進し 人の和を中心に進化し続ける わらび座グループには日本では稀有な存在、

 小さな竹山も学ばねばならないことばかりです。

今回の おもいでぽろぽろ は山形県の 紅花農家が舞台となっています。

 紅花染という伝統染色から

 きものや竹山 と ミュージカルのコラボととらえています。

ぜひ皆さん。きもので観に行きませんか!!チケットは竹山にあります。

上の画像が紅花です。

古来から 紅の色は大変貴重なものとして 紅色系の色は

そのほとんどが 紅花から 抽出されたものでした。

紅の花にしあらば 衣手に染め付け持ちて 行くべく思うほゆ 万葉集

(あなたが紅の花だったら 袖に染め付けて持ってゆきたい )

万葉のの人々の愛するものだったのです。

9月の手作り体験会は 紅花染を楽しむ会を計画したいと 思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


津民耶馬溪 厳浄寺

2012年08月23日 23時46分54秒 | Weblog

今日は朝から奥耶馬溪の厳浄寺を目指して遠出しました。

厳浄寺に嫁いだ 和代さんは ちょうど外出中、ご主人の由香思さんも不在でしたが

お父様と 長男の大樹君(小6)もいて お父様とゆっくりお話しすることができました。

今年の夏は 春に亡くなられたお母様の初盆、遅いお盆参りをさせていただきました。

和代さんとは 16年ほど前からのおつきあい。徳島県の出身で大学卒業後、大分の保育園に

務めているときに 竹山にこられました。 飾らない明るい人柄は天性のものでしょうか。

すぐに 竹山の友となり泊まったり、どこかに一緒に出掛けたりと  親しくさせていただいていました。

縁あつて自然あふれる厳浄寺に嫁ぐことになり、本堂での仏前挙式にも竹山の3人で出席させていただきました。

以来13年お寺の生活にも自然に溶け込み皆さんから愛される人柄は 変わらず 3人のお子様にも恵まれました。

折々訪ねるごとに  お寺の坊守さんが 板についていきました。

仏様の近くで仕えるべくしてこの人の運命はあつたのだと あらためて感じました。

おいとましようと外に出かけたとき、和代さんが帰ってきました。

お子様2人(小学生)とも 生き帰りの道でばつたり会うこともでき 不思議な 絆を感じました。

いつものように 再会のさわやかな余韻のを残しながら お寺を去りました。

行きも帰りも 7月の大雨の惨状がいたるところで見られました。

道路が陥没しているところ、水に浸かって住めなくなった家、川にかかる橋も倒壊し、堤防はえぐれていました。

やっと数日前 片側通行で開通したばかりの道をぬけながら  耶馬溪から 山国を通り 日田にでて帰途につきました。

 

帰ると 和代さんから 『今日は私の誕生日でした』 との電話があり 驚きました。

この出逢いの縁尋機妙を感ぜずにはおられませんでした。


遅咲きの 山吹と高砂百合(鉄砲百合)

2012年08月22日 18時48分19秒 | Weblog

竹山の庭に 春4月中旬頃に咲いた山吹(やまぶき)の花が また咲きました。

日本の色、やまぶきの 赤みを帯びた黄色は 私の大好きな色です。

日本の染色では くちなしの実を煎じて染め、わずかに蘇芳(すおう)を重ねると赤みが加わり 

やまぶき色を作ってきました。

(蘇芳はインド南部やマレー半島に生育する樹木の芯に含まれる

赤い色素と 椿の木を燃やした灰を使って発色させたもの。)

この花を見ると 心が明るくなるように思えます。

特にこの八重の山吹は おとなりのおじさんに株分けしてもらったもの。もう5年ほどになるでしょうか.

純白の大きな花が この時期の花の女王だとばかり 咲き誇っています。

鉄砲百合は6月から7月の開花。この花は 高砂百合(たかさごゆり)だと判明しました。別名、細葉鉄砲百合とも

呼ぶのだそうですが 竹山の庭には今年初めて咲いたと思います。

もうすぐ 秋の花が 静かに咲き始めます。

            「花は嘆かず」  

       わたしは  今を生きる姿を  花に見る

       花の命は短くて など嘆かず  今を生きる

       花の姿を  賛美する

       ああ

       咲くもよし

       散るもよし

       花は嘆かず  

       今を生きる

             坂村真民詩集 『二度とない人生だから』 より


夏 着物2題

2012年08月20日 08時31分03秒 | Weblog

ふたごの ゆかた

千葉県浦安に住む Kさんの双子のお嬢さん 菜月(なつき)さんと美陽(みはる)さん 4歳です。

ともにいちご柄の浴衣姿にご満悦の表情です。

大分のおばあちゃんが竹山で選んでいただき 千葉へ送ったものです。

お盆の里帰りで竹山で 着用してみました。

このあと ご主人のふるさと・京都府舞鶴に8時間かけて帰郷するとのことでした。

将来 双子の振袖姿が 見たいものです。

振袖の夏

大阪の大学にいつている 沙羅さん 来年成人をむかえます。

夏休みの里帰りを期に 振袖を竹山で用命いただきました。

何枚か着てみて この振袖に決まりました。

桜の柄が基調にして 前身頃には ボタンの刺繍が目をひきます。

生地の全体には 絞り(ぬい絞り)が施されていて現代感覚のなかにも

伝統の染織技術がいかされている 豪華な振袖です。

一際 目に付く振袖で皆さんの注目を浴びることでしょう。

 

可愛い孫へのおばあちゃんの愛情がこもった振袖です。

何度も何度も袖を通してほしいと思います。

 


還暦クラス会

2012年08月16日 19時39分06秒 | Weblog

高校時代の還暦クラス会が終わりました。

15人ほどの人数でしたが 懐かしい楽しいひと時でした。

 

高校を卒業して42年間 皆さんの それぞれ人生の荒波を乗り越えてきた豊かな表情が

ありました。東京からO君。Mさん。千葉からNさん ありがとうございました。

 

ボーイスカウトの伊勢での野営大会の準備、還暦クラス会を前にして

ブログ更新が滞ってしまいました。お許し下さい。

クラス会の前日は 幹事にもかかわらず クラス会の集合時間を間違えて

2時間も遅く行くという夢を見ました。

今夜は、懐かしい友の夢が 見れそうです。