今日は朝から奥耶馬溪の厳浄寺を目指して遠出しました。
厳浄寺に嫁いだ 和代さんは ちょうど外出中、ご主人の由香思さんも不在でしたが
お父様と 長男の大樹君(小6)もいて お父様とゆっくりお話しすることができました。
今年の夏は 春に亡くなられたお母様の初盆、遅いお盆参りをさせていただきました。
和代さんとは 16年ほど前からのおつきあい。徳島県の出身で大学卒業後、大分の保育園に
務めているときに 竹山にこられました。 飾らない明るい人柄は天性のものでしょうか。
すぐに 竹山の友となり泊まったり、どこかに一緒に出掛けたりと 親しくさせていただいていました。
縁あつて自然あふれる厳浄寺に嫁ぐことになり、本堂での仏前挙式にも竹山の3人で出席させていただきました。
以来13年お寺の生活にも自然に溶け込み皆さんから愛される人柄は 変わらず 3人のお子様にも恵まれました。
折々訪ねるごとに お寺の坊守さんが 板についていきました。
仏様の近くで仕えるべくしてこの人の運命はあつたのだと あらためて感じました。
おいとましようと外に出かけたとき、和代さんが帰ってきました。
お子様2人(小学生)とも 生き帰りの道でばつたり会うこともでき 不思議な 絆を感じました。
いつものように 再会のさわやかな余韻のを残しながら お寺を去りました。
行きも帰りも 7月の大雨の惨状がいたるところで見られました。
道路が陥没しているところ、水に浸かって住めなくなった家、川にかかる橋も倒壊し、堤防はえぐれていました。
やっと数日前 片側通行で開通したばかりの道をぬけながら 耶馬溪から 山国を通り 日田にでて帰途につきました。
帰ると 和代さんから 『今日は私の誕生日でした』 との電話があり 驚きました。
この出逢いの縁尋機妙を感ぜずにはおられませんでした。