出逢い工房 竹山

伝えたい 和のこころ
竹山の季節便りと 出逢い日記

暖簾

2011年02月28日 13時58分39秒 | Weblog


竹山の玄関で皆さんがくぐるのが暖簾です。

昨年末からの寒風で急にぼろぼろにちぎれはじめました。

あまりにもみすぼらしくなつたので今回新調しました。



ゆふいんのきち工房さんの麻地に墨染の作品です。

5代目の暖簾になります。

竹山の歴史でもありますので最初のものから大切に保管してあります。

竹山の顔となる暖簾、いつまでこの暖簾を守れるのかわかりませんが

信用という暖簾の持つ意味を毎朝感じながら掲げなければなりません。










ひだまりカフェ3日目

2011年02月26日 20時38分41秒 | Weblog
今年初めての今回の催し・・・

  この一年は今年の竹山のテーマ、『笑・食・諏、みんな集える陽だまりの場に』

                       のコンセプトの実現にあります。


       春アートは・・竹山では 趣味の『趣』・・・

         趣(おもむき)と読み味わいやおもしろみを感ずること
         具体的には気軽に五感を活用して楽しむ手作り体験など
         や音楽・表現を意味します。

       『食』は・・・食の楽しみを分かち合うこと・・・

       皆さんで一緒に食事や飲み物をいただくことによりご縁を深め

       出逢いを楽しむことを意味します。

       今回の食は 『春風ひだまりお弁当』です。

       そんな時間を共有しながら『笑』・・・皆さんが愉快な笑いの時を

       過ごされることが願いです。
 


今回は毎日、日替わりのお弁当をつくりました。



今日の弁当のメニューは
ホウレン草のおひたし、かきあげ、キャベツとブロッコリ、胡麻つけもの、
厚揚げ、ちらしずし、お吸い物、デザートのいちご大福でした。

たくさんのさし入れや料理の知恵をいただきながら 食の大切さを学び合います。





まだまだ外は風が冷たい一日でしたが竹山はたくさんの方々がおいで下さいました。

ことさら小さなお子さんを連れたお母さんや活き活きと遊ぶ幼子の表情が

安らいで見えたこともうれしく思います。







春彩 ひだまりカフェ

2011年02月25日 23時11分32秒 | Weblog




昨日から 春の催し『春彩・ひだまりカフェ』が始まりました。

上の画像は、お雛様を祝う陽だまり一家(粘土創作)と完成した紙芝居舞台

・・・・たった今、NHKテレビニュースで 人気再び!進化した紙芝居・・のことが

とりあげられていました。紙芝居は生のパワーポイントのようだとコメンテーターが一

コメントしていました・・・そういえば・・・納得ですね。

ビジネスの世界でも活用され始めているようです。今年は紙芝居が大ヒット(リバイバル)

しそうです。



催しの中の着物展では 今回は訪問着と袋帯、無地の着物・小紋の新作を中心に

提案しています。黒地にチューリップがらが映える訪問着ほか、ご覧いただきたい秀作が

そろっています。

また、今回の手作り体験イベントは『春アート』・・・ステンシルによるタペストリ創作

私が掘ったゴム印や掘り型を使います・・・春のイメージを膨らませて楽しい作品が

誕生していました。



上の画像はSさんの作品・・・厄除けのうろこ文様とうさぎの跳ねる様は春の躍動感を

感じさせてくれます。姪の節句祝いの贈り物にするそうです。手造りで心はこもって

いますので喜ばれることでしょう。



紙風船が空に舞いながら変化していくOさんの作品です。

なにか音をかなでながら舞う風船に春の楽しさがあふれています。

<imgsrc="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/70/b23e08ff334a952f7627e9a5217c69e7.jpg"> 

ツリーのような緑のモニュメントが春の躍動感とすがすがしさを感じさせるJさんの

作品です。

 

若いお母さんや1才児の男の子も挑戦していました。

子どもの想像力は自由で思うままに描いていきます。驚きの表現力です。

今日もたくさんのちびっこさんでにぎわいました。


  

カフェは明日まで開催しています。

ひなたぼっこにきませんか!お待ちしています。

明日も(今日でした)どんな出逢いがあるのか・・・楽しみに。

紙芝居の舞台作り

2011年02月21日 19時53分03秒 | Weblog


今日は紙芝居の舞台づくりをしました。

何とか形になりましたが、なかなか手こずりました。

小さな小さな舞台ですがこの舞台があると、やはり演じ手(語る人)の気持ちもちがうこと

でしょう。もはや私の小さな頃にはテレビの普及全盛期であまり見かけなくなつていました

がそれでも何度か観た記憶があります。

月光仮面や赤胴鈴の介なんかだつたようです。

紙芝居の世界は、時代遅れのように感じますが大切なものが多く含まれています。

まずは語り手と聞き手の交流が生まれること、聞き手は語り手の表現や生の声を通じて

想像力をかきたてられながら見ています。観ているみんなで、感動や楽しさを分かち合える

ものいいですね。

また、語り手はいかに表現したら聞き手を紙芝居の中に感情移入させられるのかという

話し方の訓練にもなるのです。小さな演劇でもあるのです。

これは一つ挑戦してみる価値がありそうです。

小さな竹山にはピッタリです。物語を創って見たくなりました。



この紙芝居舞台はOさんから頼まれていたもの、やっと出来上がり・・・まだ彩色がありま

すが  多くの子供たちの夢の舞台になることを願っています。

還暦の年に創ったので干支のウサギもちゃんと入れてあります。

『むかぁし、むかぁし・・・山里の竹やぶに1本の竹の子が頭を出しておった』




春がきた

2011年02月19日 18時26分29秒 | Weblog


本日はお日柄もよく吉日でございまので婚約の印として結納を持参いたしました。
幾久しくお受け取り下さい。

と今日、福岡県から来たhさんの言葉でW家のご結納の儀がはじまりました。

春のような陽ざしの温かい佳き日でありました。

赤ちゃんのころから知っているNさん・・子供のころから変わらない天真な人柄で

晴れの日を待っていましたが・・・・うれしい春がやってきました。



人と人、家と家のご縁を結び、縁起の品を納めることによりで結婚を約す古来からの

しきたりではありますが、日本人らしさが著され大切な節目の儀祝だと思います。

着物姿が場を引き締め、厳かさが演出されています。

ご両家の皆様の喜びが伝わってきました。

ひと時を同席させていただきうれしさで一杯でした。



結納返しの儀も終わり、皆様そろって記念撮影



Nさんの晴れ姿が輝いていました。おめでとうございました。


梅の花が咲きました

2011年02月18日 15時30分01秒 | Weblog


梅の花が咲きました。1メートル位の小さな梅の木ですが今年はきれいな花をつけました。

昨日からようやく春めいてきました。ほんとに近年にない寒さの厳しい冬でした。

そんな中で咲く梅の花はことさら美しく見えます。

昨夜、竹の子つうしんと春のカフェのご案内を発送し終えました。




今回のイラストはお雛様が近づき、春の陽ざしのなかで おはじきをする姉妹。

母の塗り絵にちょうどいい絵となりました。きれいに色鉛筆で色つけしているところです。




99号の竹の子つうしんです。平成元年の8月終わりころに第1号を出していますので

22年かけて、やっと100号に到達しそうです。

竹山のあるがままの姿を季節の移り変わりとともに語り文で創ってきました。

竹山にご縁のある方の着物エピソードなどを載せて

手書きと手彩色だけは変えずに続けてきました。

部数は一刊が500枚ですので約5万枚となります。

100号は読んで観ていただいた皆様へ感謝のつうしんとなります。










梅の香

2011年02月06日 16時16分32秒 | Weblog


竹山の梅の花が咲きはじめました。

開花した梅の花と今にも開花しそうな蕾に鼻を近づけてみると

蕾の方が数倍梅の香りを漂わせていました。


火鉢で寒のあられを炒るお母さんと、早くあられを食べたい少年の情景

を創ってみました。



3日は節分でした。大分県護国神社の節分祭に年男として豆打ちの儀式に参加。

裃(かみしも)を着けて『鬼は内、福は外』と一升枡に一杯の豆を4杯くらいまいたで

しょうか。一生一度の体験をさせてもらいました。

終了後は母と家内の両親、着物の好きなSさんもご一緒出来て記念の撮影です。



sさんの着物姿です。まだ着付けを初めて間もないsさんですが着物を上手に

着こなしています。これから着物とともにどんな人生を歩まれるのでしょうか。

笑顔のさわやかなsさん、着物でまた豊かな楽しい人生が開かれることでしょう。