うーたの会で 里山の自然の中で活動するようになつて
野鳥の会の方にも野鳥のことを教えてもらう機会が生まれて
野鳥に興味がわいてきました。
早春の竹山の裏庭にも いろんな種類の鳥の声が聞こえてきます。
昨年末に観つけた 渡り鳥・ジョウビタキを描いてみました。
ジョウビタキのことを調べていましたら、おもしろい民話が残っていることを知りました。
ジョウビタキの 別名は モンツキドリと呼ぶのだそうです。
羽にある白い模様が 家紋のようだったことから 名づけられたとのことです。
西瀬戸地方に伝わる民話に次のようにあります。
””昔、スズメとモンツキドリは姉妹でした。母親が重い病気になったとき、スズメはお歯グロを塗っていましたが、すぐやめて駆けつけたので死に目に会うことができました。
ところがモンツキドリは、化粧をしたりモンツキを着たりと時間をかけたので、死に目に間に合いませんでした。
怒った父親はモンツキドリに「もう、こんりんざいタベモノをやらない」と言いました。だから今でもモンツキドリ―ジョウビタキは、おじぎをしているのです。
いっぽうスズメの口もとが黒いのは、途中で塗るのをやめたお歯グロのあととなつた””
というお話でした。
鳥の声を聴きながら つうしんのイラストを描いています。
先日の 双六の絵を118号の挿絵にすることにしました。
梅の花が もうすぐ満開、寒さ厳しいこの頃ですが 春の陽射しが差し込んでいます。