出逢い工房 竹山

伝えたい 和のこころ
竹山の季節便りと 出逢い日記

膨らむ

2012年03月29日 10時48分33秒 | Weblog

今朝の桜の観察です。

開花寸前、蕾が膨らんでいます。

今日明日、花開くかもしれません。

イベントの2日目です。

お弁当作りから今日も 楽しく皆さんをお迎えしたいと思います。

春いろの小紋が揃いました。

季節感があるからこそ、着物の文化がつづいてきたとも言えます。

着物の衰退は 日本人の美を求める心の衰退にもつながっていくように思います。

そんな大切な衣文化を担う 着物屋の使命は 重大なものがあります。

着物そのもののみならず あらゆる日本人の創り上げてきた生活文化や習慣などの和文化の素晴らしさを

、自ら学び、咀嚼し、伝え、体験してもらう。こんなことが出来るのは 私ども着物屋しかないと竹山は考えています。

そんな意味で 着物屋では ありますが 着物販売屋にはなりたくないと 竹山創業から思ってきました。

これから 竹山が続く限り このコンセプトは変わりません。

その使命を果たせなくなつた時、竹山も幕を引かねばならないと思っています。

 

 


開花が間近です。

2012年03月27日 23時07分42秒 | Weblog

隣の公園の 桜(染井吉野)の開花もまぢかのようです。

咲く前の 真っ赤な蕾もいいですね。

枝に一杯の色素を含んでいるのがこのころなのでしょう。

今の 枝を煮詰めると桜のほんのり色がでそうです。

今朝の 桜の観察でした。

この分だと 明日、開花が始まるかもしれません。

今夜は遅くまで 明日からの紅ほっぺカフェの準備をしています。

先ほど 大分気象台は 桜の開花を発表しました。(27日よる23時55分のニュースで)

いちご大福が できあがりました。

ちかくのNさんから鹿児島のお土産でいただきました。

いちご大福は 果物をつかったスイーツでは 何といっても 一番ですね。

う――ん  美味い。

鹿児島産のいちご ほんとにほっぺが赤くなりそうな 真っ赤です。

さて、次は・・・と コロッケの 出来上がり。後は明日 揚げるだけ と。

明日は 春の陽気になりそうです。

竹山のカフェで 一休みしてください。


春の彩

2012年03月26日 20時48分20秒 | Weblog

 

 

 手挿し 型絵染の小紋 着尺(着物地)です。

 春らしい 梅や桜の柄が珍しい 小紋ですね。

 

 西陣 京藝の袋帯。

 斬新な地色の唐草紋の柄が映えます。

 どんな着物とコラボするでしょうか。着装した姿をみたいですね。

新潟 十日町の吉澤織物の友禅訪問着です。

吉澤織物さんには 15年くらい前に訪ねた思い出があります。

染と織を 一社で創り上げる 数少ない染織の製造メーカー

振袖から 訪問着 留袖  紬  帯まで こだわりの作品作りをしてりる現場を拝見させていただき驚きました。

とくに 古典友禅柄の訪問着は 気品と落ち着きのある本格的なものが 竹山では好評をはくしています。

 

今回の 紅ほっぺカフェでは こんな春めいた彩りの着物や帯を皆様にご覧いただきたいと準備しています。

ぜひ うこん染とともに お楽しみください。

 

 


うこん染の準備

2012年03月24日 22時50分17秒 | Weblog

紅ほっぺカフェ 3月28日・29日が近づきましたので うこん染の準備にとりかかりました。

まずは うこんの皮むき うこんの匂いが部屋にたちこめます。

すりおろしています。

 

小さい鍋、一鍋分くらいのうこんおろしができました。

さて、染めるのは28日・・・いかに保存するか?

そうだ、冷凍庫で冷凍させてみよう。本当はどうするのかわかりませんが冷凍保存すると色もかわらないかな?

何事も体験です。やってみなければわかりません。

 

小分けしてビニール袋にいれます。

この状態で 冷凍庫へ。

染の時、明るいうこんの黄色が出ますように。

鼻の奥まで匂いがしみついています。

癖のあるにおいではありますが、きらいな匂いではありません。

嗅ぐだけで 薬になりそうです。


今日は終業式

2012年03月23日 08時59分10秒 | Weblog

このごろの 倭史の弁当箱が 大きくなりました。

やつと 食欲が旺盛になつてきたようです。

普通の弁当箱ではあまりご飯が入らないの、厚みのあるタッパ弁当になりました。

弁当つくりも一段落、新学年が始まるまで ひとまずお休みです。

 


あすという日が。

2012年03月22日 22時12分00秒 | Weblog

上の詩は 東日本大震災後に脚光を浴びている合唱曲の詩です。

詩人・山本瓔子の詞に、吹奏楽曲を手がける作曲家・八木澤教司氏が曲をつけた合唱曲なのです。


これまでは主に卒業ソングとして歌われていたといいます。

昨年の大震災で被災した事で、四日後に控えていた合唱コンクールには出ることができなくなってしまった

仙台市立八軒中学校の学生が、同曲を被災地の避難している住民の前で吹奏楽・合唱部の仲間全員で披露した。

このエピソードがNHKなどのメディアで放送され、大きな反響を呼びました。

いい歌なので 今、何度も口ずさんでいますが 竹山はオール音痴の気がありまして うまく歌えません。

大変良い曲なので 詩を記録しておきたいと思い書いてみました。

唄ってみてください。(ユーチューブ あすという日が で歌もカラオケも聴けます)


昨日は春分の日

2012年03月20日 14時51分00秒 | Weblog

昨日は 春分の日 Nさんは娘さんが中学校の卒業で着物をきました。

17年くらい前に竹山で誂えていただいたもの。ちょっと派手かなと思ったけど

これが最後だと 言っておられました。

桃色のぼかしの付け下げが 春の訪れを喜んでいるようです。

 いちごの切紙を作っているところです。

作りながら 可愛いなー なんていいながら夜なべで作業しています。

さて、紅ほっぺ大福をつくるぞー。

 


紅ほっぺのご案内

2012年03月20日 00時49分28秒 | Weblog

春の装い新作展と 集いを兼ねた会のご案内です。

その名は 『紅ほっぺカフェ』

今日、いちごの紅ほっぺを 岡屋商店で求めて帰りました。

今年は いちごが高くて手がでませんでしたが いちごを見ていると

いちご大福が食べたくなりましたので 手がでたわけです。

そうだ!! これをタイトルに・・・・竹山のつけるイベントのタイトルは何でもアリですね。

桜は早いし、梅は満開・・・???さて いちごだ・・・紅ほつぺ できまりです。

春の色が浮かんできます。

うこん染の黄色と いちごの赤  春いろの着物の競演になりそうです。

 


大島紬の思い出

2012年03月20日 00時21分11秒 | Weblog

近所で 竹山にご家族で遊びに来るNさんの着物姿です。

大島つむぎの付け下げです。地色は藍色に見えますが 藍泥のなかなか落ち着いた

色、男物の大島紬でも目にしない地色です。今日は卒園式、卒園式が終わって竹山に来てくださいました。

ほんとによく着物を着こなしています。卒園式の男の人のスーツの中で色が同化して、違和感なく自然体で

気楽に着れたと語ってくれました。

友禅だとはなやかさはありますが どうしても際だって見えることがありますが、こんな着物だと

皆さんから、めだたないところがかえって注目されるかもしれません。

Nさんは 奄美大島の出身、成人式の振袖も大島紬の振袖だったそうです。

奄美の人の大島紬の愛着がうかがえます。

この着物は 昨年の春に亡くなられた 最愛のお母様が着ていた大島紬なのです。

形見の着物となりましたが、卒園式で着たことで Mちゃんも喜んだことでしょう。

天国のお母さんにも着物姿をみせたかつたことでしょうが きつとお母さんにも

その心が伝わったことでしょう。

竹山の 裏の公園の椿が例年になく 咲きほころんでいました。

お母さん、見てください。こんな素敵なきものを着れて幸せです。

大切に着て 娘にも 着てもらいたいと思っています。

今度は 入学式  ピンク色無地を着ようとおもいます。

 


春の新たな出逢い

2012年03月18日 18時14分31秒 | Weblog

今日も 朝から春の雨、昼過ぎから天気は回復してきましたが、

春のおだやかな陽気が待ち遠しいですね。

それにしても、例年ですと花粉症もちの私は 目がかゆくて3月10日~15日の間に決まって

病院にかけこむのですが、今年は今のところ 大丈夫です。

相当、花粉の量が少ないのでしょう。雨のせいで花粉が舞わないのかもしれませんが。

春を前に 講演会や詩画展の案内が舞い込んできました。

一つは 中川志郎さんの「動物に学ぶ子育て」の講演会

 日時は   5月6日(日)13時から

 場所は   大分市の「音の泉ホール」

 主催は   円ブリオ大分・大分いのちを応援する会

 チケット料金 大人1,000円 学生無料

 川志郎さんは 日本動物愛護協会理事長 円ブリオ基金センター理事でもあります。

           中国からやつてきたパンダとオーストラリアからやってきたコアラ

           その2つの“日本初”の飼育に携わられた獣医師が中川志郎さんです。

           動物の生態、特に子育てについてのお話は、子育てに悩むお母さんや、

           これから子育てするであろう若い女性の方々には、ぜひ参考に。

           子供さんにもわかりやすいお話と主催されるKさんから聞いています。

 もうひとつは 星野富弘さんの花の詩画展

 日時は 5月17日~29日

 場所は トキハ本店(8階会場)

 入場料 前売り券 600円(大人) 高大生300円 小中生無料

  《星野富弘さんのこと》、群馬県出身の詩人画家

 1970年に高崎市立倉賀野中学校に体育教師として着任したものの、

 2ヵ月後に体操部の指導中、宙返りの模範演技で失敗により頸髄損傷の重傷を負い、

 肩から下の機能が麻痺してしまう。9年間におよぶ入院生活の間に、口にくわえた筆で水彩画

、ペン画を描き始め、後に詩を添えるようになり、退院後、故郷に帰って創作活動を続け、水彩画、

ペン画に詩を添えた作品と、随筆を織り交ぜた『花の詩画集』をはじめとした数々の著作を出版。

 全国各地やハワイ、ニューヨークなどで「花の詩画展」も開催している。

 1991年には東村に村立富弘美術館が開館し、中学校の国語、道徳の教科書に随筆が掲載されています。

(群馬県勢多郡東村の 村立 富弘美術館)

開館間もない20年ほど前  星野富弘美術館に 友達と5人で行ったことが思い出されます。

この美術館での感動はいまでも忘れられません。

          ペンペン草

       神様が たった一度だけ

      この腕を動かして下さるとしたら

      母の肩をたたかせてもらおう

      風に揺れる

      ペンペン草の実を見ていると

      そんな日が

      本当に来るような気がした

 

新たな 春の感動を共にしましょう!!

竹山でも 前売り券を お預かりしようと思っています。

以上2件の催しのチケット  ご入用の方はお知らせください。

メールでも 電話でも フェースブックでも ご連絡ください。

メール masa8215@oct-net.ne.jp  

電話  097-520-4622

 

 

 

 

 


干支の蛇踊りやつと完成

2012年03月17日 17時09分31秒 | Weblog

十二支の蛇踊りを 作ろうとやりかけていましたが 何とか完成しました。

子供が創る遊び細工です。1月はじめに作り上げようと思っていましたが

3月もなかばになってしまいました。

何と間の抜けた 干支の動物ばかりです。

 


うこん染

2012年03月15日 20時38分00秒 | Weblog

生うこん染めのテスト染をしてみました。

ウコンは先日 中学校時代の恩師Y先生からいただいたもの。

まずは皮をむいて おろし器ですりおろしてみました。

鍋にうこんをおろしたものと水をいれて 弱火でぐつぐつと40分くらい煮出しました。

かなり 色が出てきましたので 布をいれることにしました。

晒し木綿をいれて、またじつくりと弱火で40分ほど煮出しました。

まずまずの染まり具合です。

バケツに50度ほどのお湯の中に布をいれて ミョウバンを入れて 40分ほど置きました。

色を定着させ、色落ちを防ぐためです。

 

その後、よく洗って乾かしました。

ウコンの匂いが香ります。

さて、これを何に使いますか?

着物包み  お茶の道具つつみ、 風呂敷・・・・・・

何か 柄が欲しいなー。

 


大刀洗平和記念館

2012年03月14日 17時55分20秒 | Weblog

大宰府での神道スカウトの会議を終えての帰り(13日)は朝一番で 前から行きたいと思っていた筑前町の

大刀洗平和記念館を訪ねました。この記念館は 平成9年に開館されたので まだ全てが新しいといつた印象です。

かつてこの地は 旧陸軍が東洋一を誇った大刀洗飛行場と飛行機製造工場、飛行訓練場など一大陸軍基地であつたのです。

しかし、昭和20年 B29の空襲により壊滅的な被害や 民間の多くの人が犠牲になつたのでした。

またこの飛行場は特攻基地の中継基地として 飛行訓練が行われていました。

若き特攻隊員たちの出撃を見送った場所でもあります。

まつたく 知らなかった戦争中の記録や 特攻隊員の遺書や日記、この地で製造されていた日本軍の飛行機の数々が

展示されています。日本の戦争中の記録として 戦争を知らない世代の日本人はぜひこの記念館の記録を見るべきだと

感じました。広いスペースとわかり安い展示方法 映像をつかつた説明など 素晴らしい記念館だと思います。

零式艦上戦闘機三二型。(通称・・・零戦)

 この飛行機はマーシャル諸島のジャングルで見つかったものだそうですが、この型では世界で唯一現存する機体です。

  2階からだとよく見えます。コックピットがのぞけるようになっています。

  零戦のコクピットです。

このゼロ戦しか撮影はできませんが まじかで本物の零戦を見たのは初めてです。

 

 


博多織 西村織物

2012年03月14日 13時21分48秒 | Weblog

博多織 西村織物㈱の玄関からみた画像です。

3月12日、大宰府天満宮でのボーイスカウトの会議の前に訪ねてきました。

2000坪広大な敷地のなかに 博多織の工場、営業本部、博多織献上館などがあり

博多織の全てがここで見ることができます。

この新しい建物は 博多織献上館・・・西村織物で製作された帯や着物、和小物などのショールームとなつています。

献上館の内部の状況です。

博多織の機音が響く 工場の内部です。ほとんどの機が稼働していました。これだけの機をもつ工場は

めったにありません。

機には 力織機(りきしょっき)・・・電動で動く織物の機械  と 手機(てばた)とがありますが 現在では手機職人が少なくなり

力織機が大部分となっています。西村織物さんでは 伝統工芸士の井上さんをはじめ3人で手織の作品作りを担当されいるそうです。 


作り方ですが

  • デザインをする人
  • 意匠をする人
  • 経糸(たていと)や緯糸(よこいと)を準備する人
  • 糸を染める人
  • 機械に糸を取り付ける人
  • 織物を織る人
  • 仕上げをする人

こうした人たちの手で、博多織が出来上がります。

半幅の帯が出来ていきます。

工場内にある 糸の管理室です。上質な生糸のみを使用しています。

この糸が染められるわけです。

 

つづいて 手織の部屋に案内されました。

伝統工芸士の井上さん77歳です。 注文の帯を織り始めたばかりの様子、いろいろと作成された帯生地の柄見本

などをみせていただきました。この会社には3人の伝統工芸士が在籍しているそうです。

若い男の人が 男の角帯を織っていました。

こんな若い方が次代の博多織を担う、貴重な存在となるでしょう。

多くの方に博多織の現場を見ていただくことが 大切だと思います。

竹山でも 工場見学をしたいと思っています。

時代の風で誕生していく新しい博多織の作品たちです。

  

 

 

 

 


こりゃ、何だ!!

2012年03月10日 19時30分22秒 | Weblog

手作りポッキーを作っています。

ホワイトデイも近づきました。 もらつてお返ししないと大変なことになります。

女性は また よく覚えてますから。

さて???誰と誰と誰だつたかな????

小麦粉でピザ生地を作って ポッキー状に切って オーブンで焼きます。

焼きあがるとホワイトチョコをかけて できあがり!!

こりゃ、うんまい!!

出来上がりました。

一袋 いくら???で売りましょうか(笑)