出逢い工房 竹山

伝えたい 和のこころ
竹山の季節便りと 出逢い日記

十六龍 

2011年09月30日 22時19分10秒 | Weblog

十六の辰が出来上がりました。

今年は 辰の飾りを早めに作リ始めようと 今年の辰の形を考えています。

還暦の歳ですので たくさんの方々に来年の干支を 飾っていただきたいと思っています。

 


辰のチーフリング

2011年09月29日 20時46分31秒 | Weblog

ここのところ 来年の干支『辰』を描いたり 作ったりする日がつづいています。

チーフリングはボーイスカウトのネッカチーフを首のところで止めるものです。

ボーイスカウト講習会で毎回私が手作りして受講する皆さんのチーフを止めるリングをつくり続けてきました。

今回は第10回ボーイスカウト講習会、私の任期中に行う最後の講習会となりますので 最後のチーフリング作りとします。

 

今回は さるすべりの木を使うことにしました。

堅くて強いのでリングの木としては最適の素材です。

 『 辰 』 の鼻や目などは桜の木切れがありましたので 削ってボンドでつけます    

 

色を着色して 出来上がりです。

今回は16ケ作ります。

 

 こうして 4年ほど たくさんのチーフリングをつくってきました。昔はチーフリングの既製品が少なく

工夫して色々作ったものです。

スカウトたちにも物を作る楽しさを味わい  集中心を養ってもらいたいと思います。

 


金木犀の香り

2011年09月29日 19時02分32秒 | Weblog

今日は 朝から金木犀の香りが隣の公園から漂ってきます。

季節の香りや花の美、木の実などとともに過ごせることは ありがたいことです。

日本人としての感性や特性は 四季のある自然から育まれて来きたものです。

きものという和の衣装も 四季の自然感をはずしてはあり得ません。

日本人は自然と共存することによって自然の恵みにこたえる美の世界を創造することができました。

自然こそが日本人にとって最大の恵みといえます。

そこはかとなく香る香りに誘われて 移りゆく季を五感で感じることを大切にしたいと思っています。

 

 


ワインではありません

2011年09月28日 18時31分35秒 | Weblog

何ときれいなボトルでしょう。

ワインのようですが 清酒なのです。

新潟県新発田市の酒造メーカー 『菊水酒造』がこの秋発表した KIKUSUI Style Bottle

ワインボトルをリユースしています。

日本酒がおしゃれに変身しています。

日本酒の一升瓶は 昔から再利用されていますが 菊水酒造が 廃棄されるワインボトルのリユースを

このたび始めたわけです。

新発田市の労務管理事務所を経営する 大学時代の同級生S君からのありがたい贈り物です。

皆さんで秋の夜長 日本酒を飲む会を催さねばなりません。

どうぞ皆さん 越後のお酒を飲みにお越しください。


スイートポテト

2011年09月26日 18時07分16秒 | Weblog

美味しいサツマイモの季節がやってきます。

竹山では ス―イートポテト作りが始まりました。

これがまた 美味しいのいなんの 倭史の弁当には3個もおかずとして入れているのです。

どうぞ 一度 竹山に食べにおいで下さい。

 

 

 


 緒方の秋は 豊潤だつた

2011年09月25日 17時47分59秒 | Weblog

 

緒方(豊後大野市)は農村景観百選に選ばれた町。
日本の美しい秋の原風景が見られるのもこの季節。今日は母と訪ねました。


水車が回る秋の田園風景、コスモスや彼岸花が黄金色の稲穂と美しいコントラストを見せていました。

 緒方井路という水路が流れていています。

 豊富できれいな水が 美味しい米を育むことがうかがえます。

 水車が絵になる風景です。

 この風景を描いてみたくなりました。

原尻の滝も秋の彩と風が流れていました。

東洋のナイアガラと呼ばれた滝ですが 今日は水量がすくなかつたようです。

いい水いい米 とくれば 必ずいい酒が必ずあります。

豊後緒方の銘酒 鷹来屋(たかきや)は浜嶋酒造のブランドです。

明治22年創業の浜嶋酒造は昭和54年に休蔵に追い込まれます。

 現在の5代目杜氏でもある浜島弘文専務がホームページで次のように語っています。

 昭和39年4月、造り酒屋の長男として私は生まれました。

物心ついた頃には蔵に漂う清酒の香りとせわしく働く蔵人の姿が私の脳裏に焼きついていました。
 

しかし、ちょうど私が15歳の冬(昭和54年)、母が病に倒れ、蔵は急遽製造をストップし

17年間委託醸造で金鷹を醸してきました。その間蔵からたち上がる白煙をみることはありませんでした。

家には醸造免許がある。漠然と学生生活を過ごしサラリーマンを3年間経験し

平成2年家業を継いだ私の頭からはこのことがはなれることはありませんでした。

何とかして酒を造りたい、日々その思いは強まるばかりでした。

まず、酒のイロハを学ぶため国税庁の醸造試験所へ行き、そこで学んだ理論をもと

にいくつかの酒蔵で蔵人を体験し、7年目の平成9年1月自らが杜氏という立場で酒造りを始めました。
 

手本となる師のいないまま自分の感覚のみでの初挑戦でした。

仕込みタンク5本(一升瓶4000本)が出来上がりました。

と述べています。

現在では 酒米から自家製というすべてに手造りのこだわりを持つ酒蔵として

全国の日本酒通から注文があいついでいる。

このたび文藝春秋の10月号に全国6蔵の酒造蔵として選ばれて掲載されています。

酒蔵の中には 築100年の母屋をうまく利用した喫茶 ささらがあります

お酒の仕込み水をつかつたコーヒーや紅茶もなかなかのもの、

酒粕を入れたプリンや シフォンケーキも 酒の風味が香って はじめての味わいでありました。

ぜひ お訪ね下さい

 

 

小さな酒造でも全国発信する元気印の浜嶋酒造 鷹来屋 

小さいからこそできる ものづくりと 商いのヒントが隠されていました。

日本の酒 がんばれ!!

 




さぁ 顔をあげて 空を見ましょう

2011年09月24日 16時20分38秒 | Weblog

『くじけないで』 につづいて 柴田トヨ さんの第2詩集が出版されました。

その名も 『百歳』

 明治44年(1911年)6月26日生まれで今年満百歳を迎えられました。

人生いつだつて これから・・・と読む人すべてに勇気と優しい心を与えてくれます。

百年の人生は計りしれませんが、この人生の達人に謙虚に もっと学ばねばなりません。

長い人生経験を持つ人の 練られ揉まれた表情から教えられることが多いことを知るべきでは

ないでしょうか。現代はそんな知恵がどうも足りないような気がします。

           道(あなたにー)

             好きな道なら

            でこぼこ道だって

            歩いていけるわ

            辛くなつたら

            少し休んで  空を見て

            まっすぐ

            歩いて行くのよ

 

            付いて来るわよ

            あなたの影が

            がんばれって

            言いながら


秋分の日

2011年09月23日 17時50分03秒 | Weblog

今日は秋分の日、国民の祝日です。

秋分の日は 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日とされています。

祝日には国旗を掲げるのを 竹山は常としていますが ほとんど見かけなくなりました。

秋の澄んだ空気の中で 国旗を見ると凛とした気持ちと心が穏やかになるようです。

竹山の裏の自然公園のくぬぎも秋の実をつけています。

丸くて大きなどんぐりは子供たちに大人気です。

もうすぐ公園は幼稚園生のどんぐり拾いでにぎわいます。

ことしは これから台風が来なければ たくさんのどんぐりが拾えるようです。

みなさんどんぐり拾いにおいで下さい。


緑綬褒状

2011年09月22日 15時18分47秒 | Weblog

 去る19日 ボーイスカウト別府9団の 緑綬褒状 授賞記念祝賀会に参加してきました。

 緑綬褒状(りょくじゅほうじょう)は

   「自ら進んで社会に奉仕する活動に従事し徳行顕著なる者」に授与される国の表彰です。
別府9団は30年以上にも亘り 別府のスパビーチの清掃活動を続けてきたことが認められのでした。
ボーイスカウトの団体としてははじめての授賞となりました。
団体でいただいたからこそ、スカウトとしての本当の価値があります。
これこそが人のために奉仕するスカウト魂の実践、同じ仲間としてこんな嬉しいことはありません。
祝賀会の最後は私が いやさか(弥栄)・・・ボーイスカウトの祝声の音頭をとらせていただきました。
別府9団の団委員長の挨拶
地道な活動こそが スカウトの徳を育てていきます。
 大日本国璽(だいにほんこくじ)の印があります。日本の国家の印章であります。

 副団委員長のDさんから 古布や貴重な生地の端切れで創った 蓮の実の飾りを頂戴しました。

早速、竹山のコレクションとして飾らせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


秋彼岸

2011年09月21日 19時30分31秒 | Weblog

昨日の彼岸入りから26日の彼岸明けまでが 秋のお彼岸です。

秋分の日(23日)が彼岸のお中日です。

竹山の彼岸花が今年も19日に開花しました。

昔は あまり好きなはなではありませんでしたが

この頃は 何とも季節感があり情感のある花だと思うようになりました。

田の畔に咲いている情景は これぞ日本の秋だと思わずにはいられません。

最近仕立てあがつた竹山好みの訪問着です。

こんなきものを来て晴れの日を迎えられるお嬢さんは幸せですね。

もうすぐ この着物は東京に嫁いでいきます。

末永く 幸せなきもの人生を送ってください

 


龍を墨で描く

2011年09月21日 13時49分01秒 | Weblog

京都の紙屋さんから昨年から干支の絵の依頼を受けています。

お正月の扇子の面絵になるのです。

墨絵など描いたことのない私が描く・・・こんなものでいいのでしょうか。

ほんとにマンガチックなおかしな龍になってしまいます。

今年の干支の扇子です。 兎の親子を描いてみました。

こんな風になるのでしょう。それにしても架空の動物というものは難しい・・・人間の化身でしょうか。

 


たねやの和菓子

2011年09月16日 17時29分43秒 | Weblog

 

 

東京の伯父さんから たねやの最中と栗饅頭をいただきました。

甘さと風味がすばらしい 和菓子の逸品だと思います。

こんな美味しいものを創るたねやというお店を訪ねてみたくなります。

たねやの企業理念をホームページから確認させていただきました。

近江商人の魂が現代にも生きていると感じさせてくれて、ますます興味をそそられます

たねやの3つの経営理

天平道(てんびんどう)

商道は人道である
近江商人たちが最も大切にしてきたものは、長い行商のあいだ片時もはなさなかった天秤棒でした。

天秤棒はそのまま商いの道に通じ、商いの道はそのまま人の道と心得ての旅でした。

ひたすら人間性を磨くことを通じてお菓子をつくりあげお届けする道です。

黄熱行(あきない)

手塩にかけること
これは手塩に掛けて育てる心です。黄熟(あき)とはお菓子の大基(おおもと)、旬の果実が色づき熟れることである。

お菓子は元来、秋に実り熟す果物から生れたもの。先人たちはこれを交換することによって、

現代の商いの基礎を築き上げてきた。自然から学びながら手塩にかけて育てるという原点を

決して忘れることなく心得るということです。

商魂(しょうこん)

今日如何にお客様によろこんで頂けたかの心
一般的に商魂といえば、商売に徹する心構えとして「商魂たくましい」などと使われていますが、

たねやはこれを「天平道」「黄熟行」の魂をこめて日々の商いを実行していくことと捉えています。

お菓子を通じてお客さまに接する心の基本的な心構えとして商魂という言葉を位置づけています。

 

 ・・・とあります。

この理念からも 学ばねばならないことばかりです。

美味しいおいしい和菓子をおじさん・おばさんありがとうございました。

母がとても喜んでいました。

 


一面と社会面に載る

2011年09月14日 19時43分04秒 | Weblog

 

 

今朝の大分合同新聞の掲載されたテオ・ヤンセン展での来場者10万人到達セレモニーの様子です。

記念品は テオ・ヤンセンさんのサイン入り

おまけに1面と社会面に載ったものですから 今日1日 たくさんの方からお電話を頂戴いただきました。

 

 

 


人生には こんなこともある

2011年09月14日 18時17分33秒 | Weblog

昨日、竹山の茶道クラブは、お茶のお稽古も そこそこに大分市美術館で開かれている

テオ・ヤンセン展に4人で出かけかました。

いただいたチケットを無駄にしたくない、何かおもしろい物体が風の力で奇妙に動く・・・ちょっと観てみたい

との思いからでした。

行ってびっくり、なんと 『10万人目の来場者です。おめでとうございます』の言葉に唖然!!!

ただいまから10万人来場到達イベントとのとこ・・・会場へ案内され、記念品やくす玉割り

そして報道関係者から感想を求められたりで、ただただびっくり

竹山に着いた時は 顔が紅潮していて興奮さめやらずの3人プラス1人でした。

人生には、こんなことにも遭遇することもあるのです。夕方のテレビニュースで流されたようで

早速、観た方から電話がかかってきました。

夜は会議の後 Tさんの家に咲いた 『月下美人』の花を観ることが出来たのでした。

夜に開花し一夜の内にしぼむ、珍しい花です。

真っ白な大きな花が 満月の夜に咲く 不思議な花

これも生涯、何度観れるでしょうか?

こんなラッキーな出来事の重なる1日でした。

月下美人の大輪