出逢い工房 竹山

伝えたい 和のこころ
竹山の季節便りと 出逢い日記

明日はわらび座公演

2009年10月31日 20時50分04秒 | Weblog
明日はいよいよ、わらび座のミュージカル『火の鳥』の公演です。

竹山でチケットを取り扱って31人が観劇に出かけます。

一昨年の『天草四朗』公演以来、久しぶりのわらび座の大分公演、楽しみです。

こんな時こそ、着物を着るチャンス、みんなで着物で観劇しようと思っています。

私はグレーの紬に藍大島の羽織で出かけようと準備しました。

何とか着物を着る機会を作らねばなりません。
今回も着物を着る習慣を作る・・・竹山きもの道中の一貫です。

 一人で着て出かけるのは、
   ”ちょっと”と思うのは、当然でしょう。
       でもみんなで着ると・・・楽しいものです。

   また、着物姿が揃うと壮観ですよ。




もう一つの明日の話題

お昼過ぎに近所の高校生NMさんが
「赤と青のセロファン紙がないかなー、もうどこにも売り切れてないんよ」
 とやってきた。何に使うのかと聞くと、明日の夜のテレビで3D映像が
みられるとのこと・・・
・・・番組の名は「驚きの嵐!世紀の大実験!!学者も予測不可能SP&奇跡呼ぶ実験的生ライブ」

街に出るついでに赤と青のセロファンを求めてきた。
お店の人が今日はこれで何人目とか?いつていました。

私ももの好きです。3D映像とやらを見てみたくなりました。
早速 【3Dメガネ】を作ってみます。

何かこのところ、やたらと 『あらし、あらし』とテレビで頻繁に
登場しています。???






2009年10月30日 16時18分55秒 | Weblog


実りの秋の果物・・柿・・・最近はあまり人気がないとテレビで
いつていました。なんでも硬くもなく、やわらかくもない、あのヌルッとした食感
がいやな人が多いとか。

ビタミンCもタンニンも多く含まれていて高血圧にもよいとのこと、

おまけに酒通の方にとっては悪酔い、二日酔いの防止にもなる
素晴らしい万能果物です。

柿を見ると子供のころを思い出します。
秋の風景には欠かせない柿の実です。

枝つきの品のよい柿は、絵を描いてみたくなりますね。


着物や帯には珍しい柿の絵ですが、今年90歳になつた母が若かりし頃
結んでいた柿の柄の名古屋帯です。

家内は、今日のお茶の稽古に結んで行きました。

大島紬に刺繍の柿柄の名古屋帯が深まる秋を表現しています。

母さんと一緒

2009年10月29日 23時25分58秒 | Weblog


お結びカフェが終了いたしました。
2日間で100以上のお結びを心をこめてにぎらせていただきました。

赤ちゃんをはじめ、たくさんのお客様で賑わいました。

お母さんと一緒に赤ちゃんまで来ていただけるきもの屋も
珍しいかもしれません。

きっと将来は着物の好きな素敵な女性に成長することでしょう。



お結びは、『日本の結び』につながる大切な日本人の知恵の産物。

伝統の中で守り育まれてきた『結び』を通した暮らしの知恵。
水引の結び、帯結び、ひも結び、風呂敷結び、飾り結び
髪結い、結納、縁結びなど古来から結ぶことで心と形を整え
生活を豊に演出してきたのです。

これからも結びという和の知恵と心を大切にしていきたいものです。




蘇芳染め(すおう)

2009年10月28日 17時24分00秒 | Weblog
今日は 蘇芳染めストールを皆さんそれぞれに創りました。

蘇芳はインドやマレーシア原産の木で幹の心材が赤みを帯びています。

下痢や赤痢などにも効く漢方薬でもありますが古くから赤を染めだす貴重な
材料でした。
まずは心材を細かく砕いた物を40分ほど煎じました。


媒染剤はミョウバンを使いました。





媒染前は 明るい茶褐色でしたが、媒染する明るい紫のような色になります





洗いますと藤に近いピンク色に染めあがりました。









お結びカフェの始まり

2009年10月28日 09時27分22秒 | Weblog



今日からお結びカフェが始まります。

朝からお結びを握りました。
何度、食べても飽きないのがお結び

"お結びの祈り"で有名な青森の佐藤初女さん(88歳)
のお結びは、一粒一粒が呼吸出来るように、粒と粒の
間に空間が見えるような加減で圧をかけて握るのだそうです。
 
 佐藤初女さんの命のおむすび・・・のなかの言葉

『終末を迎えようとしている方が、私のおむすびを食べたいと
 望まれたことがあります。
 宅配便で送ってさしあげると。その方は枕もとにお結びを置いて
 眺めていたそうです。
 もう食べられはしなかったのだけれど、満足して旅立っていかれたそうです。』

 食は命・・元気の源ですね。あだやおろそかにできないものです。



 

お結びカフェ

2009年10月25日 10時27分30秒 | Weblog
新潟の大学時代の友達S君から毎年、コシヒカリを頂戴している。

今年もまた、新米が届いた。

実りの秋のお出かけには、やっぱりお結びが最高。

昨日は、小さい頃からボーイスカウトのキャンプで
握り続けきたお結びをにぎり、稲刈りに持参した。

塩の加減といい、おにぎりの固さといい絶妙の味で
家内や息子に大好評であつた。

お結びほど難しいものはないと思う。

お米、炊き方、塩かげん、握りの圧力など
すべての要素がそろわないと美味しいお結びは誕生しない。

来る28日と29日のお結びカフェでは
このお結びに挑戦・・・ほんとに何屋かわからない。

お結びカフェでお待ちしております。

今回の手作り体験は『蘇芳染め』・・・滅多に染めることのできない
草木染めです。蘇芳の木の皮が手に入りました。
どんな色に染まるかはお楽しみ。ストールを染めましょう。




昨日の稲刈りの模様もご覧ください





小さな田んぼですが6月に田植え、そして今回は稲刈りの体験をさせていただきました。
5種類くらいのお米が植えてありました。

1時間足らずで稲刈り終了、次は芋掘り・・・まだ芋が太っていませんした。
『ちいせえーなー』







なべの季節

2009年10月20日 07時56分48秒 | Weblog
昨日、着付けにきたOさんから、たくさんの臼杵カボスを頂戴しました。

これからは、鍋がおいしい季節、自家製カボスの素を作ることにしました。



早速、Mさんから教えてもらつた『カボスの素』の作り方をアップしてみました。

① カボスを搾る(350ccの汁をつくるには大玉12個くらい)


  カボス汁ができました


②酢と醤油(薄口、普通の醤油を入れる)

 酢は150cc
 薄口醤油 200cc
 ふつうの醤油 200cc





③出来上がり



さあ今夜は、何鍋にするか?

八柱(やはしら)神社の紅葉

2009年10月18日 16時41分37秒 | Weblog
今日は朝から、スカウトたちは3つの神社の清掃奉仕。
丹生神社、八柱神社、坂ノ市神社と落ち葉を掃いて廻りました。

八つの神様をおまつりしている八柱神社のもみじも
いろづき始めていました。

爽快な秋を 体いっぱいに感じた1日でした。







旅のお土産話、その4、下宿時代の友達との再会

東京の旅の3日目(12日)、私が大学1年生の時、東京の同じ下宿に
住んでいたI君と再会できました。40年前の友達です。卒業後、
新婚旅行のお世話をさせていただいたのですから正確には35年ぶり
くらいの再会だと思います。

右も左もわからず、なれない独り暮らしの不安な東京生活の
始まりでした。山形県出身のI君、互いに田舎者、
すぐに気があつたのでしょう。
1年足らずの下宿生活でしたが懐かしく思い出しました。

成人式の日に、NHKの成人の主張をワインを二人で飲みながら
観ていて酔ってしまつたこと、手紙(ラブレター?)を代筆したこと、
賄い付きだったのでお膳をとって置いてもらったこと。
恋愛や故郷の話をしあつたこと・・・など思い起こすと、
いろんな思い出がよみがえります。



40年の歳月が経っても,少しも変わらず、やさしいI君でした。

友達は、やはりいいものです。
ぜひ、大分にも奥さんと一緒にお越しください。






金木犀

2009年10月17日 15時24分38秒 | Weblog
隣の公園からほの甘い清らかな香りがただよってきます。
近づいてみますと、無数の橙黄色の小さな花が咲いています。



旅の土産話 その3、相田みつお美術館


有楽町駅前の東京国際フォーラムの中に在るのが相田みつお美術館、

相田みつおさんの長男さんの、相田一人さんのお話を聞くこともできました。

"父の詩は、短いようですが、長い時間、自己を見つめ続けた探究と参禅の結果
詩文が先に誕生し、さらにその詩文をレモンを搾るように凝縮してあの短いけれど
忘れられない書体や、言葉が生まれてきた"・・・と語ってくれました。

         『道』

       道は自分でつくる

        道は自分で開く

       人のつくったものは

        じぶんの道にはならない


良い時に、また、相田みつおさんの詩に再会できました。

同期のY君の旅の最後を締めくくる計らいに感謝です。










七五三のお参りがはじまります。

2009年10月16日 18時28分57秒 | Weblog
注文していた豊後高田のYさんのお孫さん、3歳の箱迫(はこせこ)セットが
届きました。

今年の新商品、真赤が映えて可愛いですね。

箱迫(はこせこ)は下の画像の末広(扇子)の下にある長方形の袋物。

江戸時代の女性の化粧用紙入れのこと、のちに胸元の装飾となっていきました。
櫛や鏡なども入れていたようです。成人女性の印でもあつたようです。
現代では花嫁衣裳の胸元にも見られます。

 






旅の土産話 その2、まめぐい


東京の手ぬぐい専門店が展開を始めた『まめぐい』




手ぬぐいよりも小さい正方形の布、お好みの柄とお菓子(飴)を
選んでカウンターで包んでくれるという新しい和スタイルのお土産品です。



東京駅のお店は、大繁盛していました。

現代版、江戸土産のアイデアが面白いですね。
竹山も知恵を出さねばなりません。








ほととぎす

2009年10月15日 10時51分48秒 | Weblog
竹山の玄関先に咲いている『ほととぎす』です。

調べてみると 『たいわんほととぎす』が正しいようです。

今年はほとんど虫(なめくじ)に葉を食べられていました。



旅の土産話、その1、唐辛子ストラップ

横浜の中華街でお土産として大人気なのが『唐辛子の魔除けストラップ』でした。
赤、黄、オレンジ、白、青、紫など色ごとにご利益があるとのこと、
商魂たくましい中華街でした。





白のストラップは財運・・・トイレの見える場所に下げて置くといいと言っていました。