あの未曾有の震災から、昨日でちょうど9カ月となりました。宮古の市街地は、被害を受け取り壊した建物跡地が目立ちますが、元気を取り戻しているように思います。被害にあった飲食店も別な場所に移ったり、建物を直して、営業を再開してます。
海に関しては、定置網もほぼ震災前と同等に近い数の定置網が設置され、水揚げを行ってます。また、魚市場事務施設に関しても、つい先日から工事が始まりました。海沿いにある加工施設の工事も始まって、早いところで業務を再開している工場もあります。また、養殖については、3年後の水揚げを目指して、ホタテ貝の養殖は始まってます。田老町漁協の海藻類についても、来春の収穫を目指してます。また、このブログでも何度か取り上げている「加熱用かき」に関しては、オーナー制を実施して来年の3.11以降に各オーナーへの発送を行う予定でおります。
こうした動きを考えると、この9か月の間で、これほどまでに回復するとは、あの当時の自分であれば、考える事も出来なかったと思います。やはり、これが「ものづくり大国」である日本の底力なのかなと思います。
まとまりのない話ですが、こうやって日々の生活を送れることのありがたさに感謝しつつ、そして、ご支援してくださった方々への感謝を忘れず、これからも宮古の魚を届けていこうと思います。
冬本番を迎えてます、ご身体ご自愛くださいませ。