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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

イタリア料理教室【手打ちパスタ上級編・8月】

2017-08-18 23:24:36 | イタリア料理
今日はイタリア料理教室へ行ってきました

今日も新しい手打ちパスタが習えるので、ルンルンしながらお教室へ


まずは寝かせる時間が必要なパスタ生地から作っていきますね。今日のパスタは
「Culurgiones」というサルディーニャ島の伝統料理です

ボウルに強力粉・セモリナ粉・オリーブオイル・塩・水を入れて混ぜ合わせて、
ひとまとまりになったら台に取り出し、表面が滑らかになるまで捏ねていきます。
生地を丸めてラップに包み、冷蔵庫でしばらく休ませます。


生地を寝かせるあいだに前菜を作ります。今日の前菜は「Riso al pomodoro」。
イタリアで作られる家庭料理のひとつだそうです

今日は夏なので、さっぱりとフレッシュトマトの絞り汁で和えたお米のサラダを
詰めますが、季節が違えばミートソースで炊いたリゾットやチーズリゾットなど
少し重めの味付けのものを詰めても良いとか

温菜としても冷菜としても使える、優秀なメニューです


今日の詰め物はお米のサラダなので、まずはお米をたっぷりのお湯で茹でます。
日本のお米は粘り気が特徴ですが、たっぷりのお湯で茹でることで粘りが出ない
ように茹でられるそうです



トマトはヘタの下5mmほどで切り落とし、フタと身に分けます。中身をくりぬき
カップを作ったら、くりぬいた中身を裏ごししてトマトスープを取り出します。


ボウルに茹であがったお米・みじん切りにしたニンニクとアンチョビとバジルと
イタリアンパセリ、トマトスープ、塩コショウを入れて混ぜ合わせます。


それをトマトカップに詰めて粉チーズをかけ、フタをしてオリーブオイルをかけ
たら、200度のオーブンで10分焼けば完成です


続いてパスタの詰め物を作ります。クルルジョネスに詰める一番定番のレシピで
教えて頂きました



ジャガイモを茹でてマッシュポテトにしたら、みじん切りのニンニク、ちぎった
ミント、粉チーズ、卵、オリーブオイル、塩コショウを加えて混ぜればOK


パスタ生地は目盛を変えながら薄く伸ばし、折りたたんでから、もう一度目盛を
一つずつ下げながら薄く伸ばします。




伸ばした生地を10cmのセルクルでくり抜き丸く詰め物を載せたら、左右の生地を
折りたたむようにして麦の穂の形になるように形成します。


サイズも見た目も餃子に近いようなパスタが出来上がりました。とっても可愛い
見た目なのですが、綺麗に作るのには練習が必要そうです


続いてパスタソースを作っていきます。パスタソースはシンプルなトマトソース
だそうです。小鍋にオリーブオイルをひいて、みじん切りのニンニク・鷹の爪を
入れて火にかけ、香りが出たらミキサーでペーストにしたトマト缶を加えます。


10分ほど煮込んだら塩コショウで味を調えて出来上がり。あとは盛り付けの時に
お皿にソースを敷いて、茹でたパスタを乗せれば完成です


続いてメインを作ります。メインは「Grillia di maiale e verdure estate」。
今日はバーベキューをイメージしたお料理です


輪切りにしたズッキーニ、茹でて厚めの輪切りにしたとうもろこし、短冊切りに
した赤パプリカにオリーブオイルをかけてグリル版で焼き、野菜がある程度焼け
たら筋切をしてローズマリー塩をすり込んだお肉を一緒に焼きます。



バジル・イタリアンパセリ・にんにく・レモン汁・オリーブオイル・塩を合わせ
ブレンダーにかけるだけでソースは出来上がり

全てのお料理が出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムに


前菜はトマトの米詰め。お米のサラダを詰めたのですが、最後に粉チーズをふり
かけてから焼いたので、まるでリゾットのような感じになっています。トマトを
焼くとまるでトマトがスープのように甘くジューシーで、とても美味しいです


パスタはクルルジョネス。綺麗に編み込みを作るのがなかなか難しいのですが、
出来上がりはころんとしてとても可愛らしいパスタです。ジャガイモ好きな私に
とってはお気に入りの一皿になりました


メインは豚肉と夏野菜のグリル。グリル版があればささっと手軽にできるので、
時間のないときには嬉しいメニューですね。ブレンダーでペーストにするだけの
簡単なソースなのに、こうしてソースを加えるとおもてなしの一品に