と…東京は今週はすっごい雪でしたね
みなさんのところは大丈夫…でしたでしょうか?
東京でこんなに雪が降ったのは本当に何年ぶり…って言うくらい久しぶりの積雪でしたが、秋田・宮城・新潟県ご出身のお客様は「足が雪に埋まって歩けなくなったら本格的に危ないけど、まだまだこの位ならフツーですよ(笑)」とのコト…でした
と…東京でしか暮らしてません私には「もう無理」って言うくらいでしたが、やっぱりこういう時に経験の差が大きく出るわ…って思わされましたorz
OC(オーバークロック)で化けるプロセッサ「AMD FX-8350」!
…って言うコトで前回買ってきてたAMDの新Piledriverコア採用FX-8350ですが、今まで私はPhenom II X6 1090T…って言う6コアプロセッサを使ってて、1090TはAMDの中ではクロック当たりの処理能力がすっごい高くてOCするコトでその能力がもっと引き出されて、シングルタスクアプリからマルチタスクアプリから色々なシーンで活躍してくれる頼もしい存在でした♪♪
…でも一つだけ不満点もあったりしてて、それが「コア分の数のシングルタスクアプリを全部フル活動させると若干の遅延が起こる」…って言うコトでしたorz
具体的にはAviutlを3つ起動して、シングルタスク処理を1つ目で行わせて、それの連携処理をもう一つ目でシングルタスク処理させて、最後にマルチタスク(2コア占有)の処理を三つ目で行わせてる間にOperaでYoutubeのHD再生とローカルでウィルススキャン…みたいなコトをさせると、Youtubeがカクカク再生になっちゃったり…みたいにちょっと困ったコトもありました
Phenom IIからFXシリーズに変えてみてまず「あ!コレ進化してる!」って思ったのはその点で、FXシリーズはそういう個別のアプリがバラバラにコアを占有してる状態でもそれぞれの処理がカクつくコトがすっごい少ない…って言うのは、流石にサーバー向きCPUだけあるわ…って思わされました
…でもそんなサーバー向きCPUのFXシリーズにもやっぱり問題があって、それが色々なPC専門誌や専門サイトさんで槍玉に上がってる「クロック当たりの処理性能」…なのですねorz
Phenom IIはそういう面ではクロック当たりの処理性能は中々で、多分それを単純に改良したPhenom IIIとかをリリースしてたらこんなに叩かれるコトも無かった…のだと思いますが、FXシリーズは今のところそういうデスクトップ向きな使い方を想定してませんので、どうしてもクロック当たりの処理性能を測るコトになりがちなベンチマークテストとかではボロボロの結果が出ちゃってたりしますorz
…ってそんなFXシリーズですが、一応消費電力と保証を犠牲にする形で処理性能をあげるコトができて、それがOC(オーバークロック)…って言う方法になります
特にPiledriverコアは面白い側面が結構あって、定格付近ではそんなに処理性能に大きな変化はない…のですが、4.8GHz付近からまるで火事場の馬鹿力…みたいなすっごいスコアの伸ばし方をし始めますので、今回はOCのポイントとかを細かく追いながら見ていきたいと思います♪♪
…あ…あの…でも私も本当にまだまだ勉強中のコトが多すぎて、もっと経験や知識量の多い方々から見たらもうメチャクチャなコトを書いてるかも…ですので、何か間違ってる部分とかがありましたらビシビシ指摘してあげてください…ですorzorz
まずはUEFIの設定から見てみます
…って言うコトでまずはAsrock Fatal1ty 990FX ProfessionalのUEFI設定(UEFI Ver.1.90)から覗いてみたいと思います
※この記事の画像も全部クリックで拡大できます
↓まずはメイン画面から…うわぁ…

こ…この色彩感覚とか、全然デザインセンスが感じられないアイコンとか…CreativeのDAPとすっごいダブる感じがありますね(笑)

↓Bootアイコンが爆弾にしか見えないですし…

一番最初にこの画面を見たときには「あ!Creativeの画面だわ!」って思いっきり思ってしまいました(笑)
確かAsrockマザーのサウンド技術は一部Creativeと提携してるみたいですし、とうとうアイコンまでがCreativeっぽくなってくれましたので、Creativeファンにとっては喜んでよいのか悲しんで良いのかがビミョーなところです(笑)
↓Ver.1.90ではもうFX-8350に完全対応済みですね♪

メモリその他の認識も問題無さそうです。
OC Tweaker

こちらがOC(オーバークロック)したりDC(ダウンクロック)したりを司ってる場所です
初期設定はコアが8コア全部を認識させるようにしてる部分以外は全部オート設定になってますね。
Advanced

CPUに付いてる付加機能を使うかどうか…とか、チップセットの各種付属機能のON/OFFはこちらで行います。
その他、SSDを使ってらっしゃる方や電源スイッチ付きUSBキーボード…みたいな付加機能の付いてるデバイスの挙動もこちらから弄ります。
HardWare Monitor

CPUやマザーボードの温度、ファンの回転速度などを見る事が出来ます。
その他、あんまり充てにはなりませんが一応ファンコントローラ機能とかも付いてますね♪
※CPU温度が室温に比べて20度以上高く表示される方

ちょっとだけ注釈を入れてみます…と、このハードウェアモニターを見てみた時に室温よりも20度以上高く表示されてしまう方…がいらっしゃったとしたらちょっと注意が必要で、UEFIが立ち上がってる時には実はCPUはアイドル状態ではなく少し負荷が掛かってる状態のためCPUクーラーの性能にも寄って来ちゃいますが大体プラス20度くらいは許容値で(この写真の状態の時には室温は12度でしたので、32度くらいまでの表示なら許容範囲です)、それ以上の場合には以下の項目をもう一度チェックしてみてください…ですorz
1.CPUクーラー設置面のシールは剥がしたか?
たまにいらっしゃるのですが、CPUクーラーの取り付けに夢中になっちゃってこのCPUクーラーがCPUと密着する部分のシールを剥がし忘れてるケースがあります…って言うか私が昔コレをしちゃいましたorzorz
2.CPUクーラーが傾いたりしていないか?
バックプレート固定型…ではあんまり聞かないトラブルですが、マザーボード付属のガイドに引っ掛けるタイプのCPUクーラーの場合には片方はしっかり止まっててももう片方が浮いてる…なんて言うケースもありますので、もう一度チェックしてみてください
3.ケース内のエアフローは大丈夫か?
ケースに入れてる場合には良くあるトラブルで、CPUクーラーがちゃんとした性能のモノを使っててもケース前方から入ってくる空気と、ケース後方から出て行く空気のバランスが悪かったりすると全然CPUクーラーが本来の性能を発揮できませんため、もう一度風の流れていく方向や入り口出口のファンがちゃんと回っているか…などをチェックしてみてください。
例えば良くあるケース…ですと、サイドフローのCPUクーラーの風の流れがケース内の風の流れと真反対になっちゃってたりして、CPUの熱気がいつまででもケース内で停滞してしまう…って言うようなコトがありますorz
Boot

起動させる順番を弄ったりできます。
実はこのVer.1.90にはココにちょっとしたバグ(?)…があったりしてまして…例えばHDD1をSATAポート1へ、HDD2をSATAポート2へ接続してたとして、通常はこの設定項目でHDD2から起動させたりHDD1から起動させたり…って言うのができる…のですが、Ver.1.90では物理的にSATA1に差し込んでるHDDが毎回最優先になってしまいます…ので、もしもHDD2から起動させたい場合には物理的にHDD2をSATA1へ差し込むか毎回OS立ち上げの前にUEFIに入ってこの項目からHDD2を優先的に立ち上げるように変える…かしないといけなくなりますorz
一応症状はAsrockに報告してますが、まだ新しいBIOS更新はありませんのでしばらくこの対処方法で対策するしかありません…ですね
Security

UEFIにパスワードロックをして、管理者しかUEFIを弄れなくしたりできます。
ご家族でマシンを共有してらっしゃる場合には、他の方が間違ってUEFIを弄っ立ち上がらなくなっちゃったりするトラブルを防ぐことができます。
Exit

設定を反映させてUEFIを出るか設定を捨ててUEFIを出るか…とかを選べます。
初期設定のままベンチマークを走らせてみました!
…って言うコトでまずは定格(初期設定の状態)でベンチマークを走らせてみました♪♪
走らせてみたベンチマークはMAXSON社のCinebench R11.5です
Phenom II X6 1090Tを4.29GHzで回してた時にはCPUスコアは一応7.20…くらいで、少なくとも7は絶対に死守してましたので、同じくらいのクロックのFX-8350がどこまで粘れるかがちょっと楽しみだったりします♪
FX-8350はさらにPhenom IIよりも2コア多い換算になりますので、いっくらクロック当たりの効率が悪いって言ってもそんなに…
↓ぁぁぁ…


し…仕事サボってるコアがあるんじゃないの…って思いたくなっちゃうくらいの結果になりましたorz
確かに定格で使う限りはあの各種PC専門サイトさんで叩かれる理由も少しは分かっちゃった…ような気がしてしまいましたorz
…で…でも、FXシリーズには「OCしやすい」って言うメリットもちゃんとあったりしますので、今回はそこに望みを託してみたいと思います
OCして挙動が別物のCPUのようになったFX-8350
…って言うコトでFXシリーズの本気を見せていただくことにしたいと思います(笑)
今回のOCは
1.ケースに入れてない上、横から扇風機
2.CPUクーラーにDeep Cool社製Assassin
3.クーラーのファンは交換済み
って言う条件でOCしてますが、FXシリーズは思った以上にOCすると熱を持ちますので、標準CPUクーラーをお使いの方はCPUがダメになっちゃったりしますので、必ずCPUクーラーを交換したりして対策してください…ですorz
↓まずはMainからOC Tweakerに移行します。

↓項目をこんな感じで変えます




変える項目とちょっとだけ注釈を入れさせていただきます…と…
OC Mode:Manual
まずはOCするためにモードをマニュアルにして、殆どの部分を決め打ちしていきます。
Overclock Mode:Manual
OCする場合には下手にオート設定をしちゃうとシステムが不安定になる原因にもなりますので、必ずマニュアルにしてください。
CPU Frequency:200
AMDの殆どのCPUはココは200固定で構いません…が、例えばココが200だと「200xのクロックでしか設定できません」。
例えば5GHzの上は5.2GHzしか設定出来ません。もしも限界ギリギリでOCしていく時に5GHzだと余裕で動作できて5.2GHzでは負荷をかけるとマシンが落ちちゃう…としたら、最適値はこの5~5.2GHzの間にあります。
そこを設定する時にこの200を201、202…みたいに微調整していきます。
…で、ココを微調整した場合にはメモリ設定もこちらに併せて変わってきちゃいますので、必ずそちらも再調整するようにしてくださいorz
PCIE Frequency:100
こちらはよっぽどGPUをクロックアップさせたい…みたいな特殊な理由がありません限りはマザーを焼いちゃったりする原因にもなりますので、100固定でお願いしますorz
Spread Spectrum:Disable
Spread Spectrumは定格やプラス200~400MHzくらいまでのOCではそんなに悪さはしないのですが、限界値を求めたい時には返ってシステム不安定化の原因にもなりますので、必ずDisableにしてください。
CPU Active Core Control:All Cores
例えば使うソフトが8コアも使うような感じじゃなかったりしてて、とにかくクロックだけあれば6コアでも4コアでも良い…みたいな場合にはこちらからコアを減らしてクロックをひたすらあげていきます。
AMD Turbocore Technology:Disable
上のActive Core Controlとちょっと違うのは、上の方は完全にUEFIレベルでコアを殺しちゃってその代わり限界クロックを引き上げるモノ…で、こちらは8コアで動きつつもソフトが1コアしか使わないような場合にはTDPの範囲内で勝手に不必要なコアを殺して1コアだけクロックを上げてくれたりします。
AMD Application Power Management:Disable
こちらはTurbocoreが有効になってる場合には活躍してくれる機能の一つで、逆にTurbocoreを無効にしてOCしてる場合には必ずOFFにしておかないとOCの邪魔にしかなりませんorz
Multiplier/Voltage Change:Manual
こちらも今回は決め打ちしていってしまいますので、必ずManualにしてください。
CPU Frequency Multiplier:x25.0 5000MHz
CPUの倍率を調整します。この「x25」は上で設定してた「CPU Frequency:200」の200を何倍にするか…の式になります。FX-8350は実際にベンチマークを回す程度でしたら5GHzオーバーも全然OKなのですが、常用するためには5Hz付近で止めておくほうがベターかなぁ…って思いました
CPU Voltage:1.625v
わ…私も始めて1.6v以上…なんて言う電圧をCPUにかけてしまいましたが、うちのFX-8350は5GHz辺りから急にCPU電圧を必要としだすのが分かりましたので、最終的にこのくらいのメチャクチャな盛り方になってしまいましたorz
NB Frequency Multiplier:x14 2800MHz
こちらはHyperTransportの倍率で、こちらのクロックを上げれば上げるほどコア間のデータ転送がスムーズになります。
CPU NB Voltage:1.525v
FX-8350をよりOCする時にはココの項目がキーになります。
この項目はPLLへの電源供給…がメインで、実は最近のCPUは昔みたいにCPUに直接電圧が送られるのではなく、一旦マザー上のCPU専用電源管理チップに保存されて、そこからCPUに供給されます。
CPU電圧に危険な値を盛ってるのに全然ダメ…って言うケースの殆どはココの電圧を盛ってませんのが原因だったりします。
こちらはもしも4.5GHz辺りまでをターゲットにしてる場合には1.3~1.4vくらいの値で調整して頂いて、4.8GHz辺りまでであれば1.4~1.5v付近で調整、4.9GHzから上のクロックであれば1.5~1.6v辺りで調整してください。
HT Bus Speed:2600MHz
こちらもHyperTransportの設定ですが、上のNB Frequency MultiplierがCPU内のコア間データ転送…でしたのに対してこちらは各デバイスを繋いでるルートの幅になります。HDDを沢山繋いでる方や3Dゲームとかを動画エンコード中にする方はこちらの方が顕著にスピード感を体感できると思います
HT Bus Width:16bit
各バスを繋ぐ場合に8bitで繋ぐか16bitで繋ぐか、Autoにして状況に応じて変えていくか…を選べます。よっぽどもうずっと動画エンコードで全コアが全力で使われてる…みたいな状況じゃない限りは8bitにしたりAutoにしておいたほうが電力的には良い…みたいですね
DRAM Frequency:1600
Asrock…だけ…なのかもしれませんが、意外とメモリ管理ってメチャクチャだったりしてて、1600のメモリを積んでるのに1333のスピードで動かされちゃってたり…みたいなケースもよくあったりします。逆に少なく見積もられるのは良いのですが、OCしてるとメモリが1600なのに勝手に1866とかに盛られちゃってて、それが原因でシステムが不安定に…とかがありますので、完全に決め打ちにしてしまってくださいorz
CPU Load-Line Calibration:100%
CPUの設計が良ければ良いほどアイドル時とかには最低の電圧しかCPUに与えなかったりする…のですが、OCしてる時にはそのちょっとした電圧降下がシステムが不安定になる原因になっちゃったりしますので、必ず100%にして勝手に電圧を落とさないようにさせてください。
…って、大まかにこんな感じの設定で今回は動かしてみたいと思います
↓OC Tweakerの設定が終わったら、次にAdvancedの設定に入ります。

↓CPU Configurationに入ってください

取り合えずCool ’n’Quietの設定はDisableにする…のはOCでは当たり前…として、今回はまだ冬場なのもあってCPU Thermal Throttoleを切ってしまいました
この機能はCPUが一定以上の温度になったら勝手にマシンをダウンさせるコトでCPUが壊れるのを防いでくれる機能…なのですが、冬場のうちは変なところで横槍が入らないように切ってしまいましたorz
↓で…ではトライ!


ぉぉぉぉっっ
は…8.55ポイント…って今までPhenom系では絶対に出ませんでしたスコアが出ました♪♪
しょ…正直に言っちゃうと、もう最初のあの定格のスコアから1GHz程度のクロックアップとHTの効率上げ…くらいじゃ7.6ポイントでもいければ取り合えずPhenom II X6 1090Tの4.29GHzで出てました7.2ポイントは十分上回るし、それで納得しよう…くらいで考えてたら、まさかこんなにスコアを伸ばしてくれてもう本当に感激です♪♪
実際の動作もすっごくて、元々Phenom IIとかでは実現できませんでした「起動してるソフトがどれも快適に動く」って言うFXシリーズのメリットに加えて唯一の弱点でもありましたクロック当たりの実行性能…もここまでクロックを上げてあげれば十二分な仕事をしてくれてて、パーフェクトな仕上がりになってると思いました
実はこの傾向は4.8GHz辺りのテスト運行からちょっとずつ見られてて↓


4.8GHzのクロックで8.36ポイント…ってこちらもPhenom IIのOCよりも高いスコアを叩きだしてくれてましたので、もしかしたらFXシリーズはちょっとでもクロックアップとHTの効率を上げるコトがより速く使うことのコツ…なのかも…って思ってみました
FX-8350は本気になると凄いCPU!
…って言うコトでココまでのまとめ…ですが、今回ココまで新しく買いましたFX-8350を色々とテストしてきましたが、買ってよかったかどうかと訊かれたら「断然買って良かった!」って言えるCPUに仕上がってると思いました♪♪
特にHTの高効率化とたった1GHz程度のクロックアップでこんなにも化けたCPUは本当に久しぶり…で、まだまだこれからのFXシリーズの展開が楽しみになってきてしまいました
実はOCで性能を一見すると向上させてるように思えても、結局行ってることは「安全のために設けられてる余白分を先取りしてる」…って言うだけのお話しですので、無い袖は振れぬ…ではありませんが、そこまでのポテンシャルが無ければこのスコアも出なかったんだろうなぁ…って考えてみると、まだまだFXシリーズは伸びる可能性があって、これからの展開が本当に楽しみになってきちゃいますね♪♪
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記事が膨れ上がりそうでしたので、こちらで一括ターミナルしてますorz

みなさんのところは大丈夫…でしたでしょうか?
東京でこんなに雪が降ったのは本当に何年ぶり…って言うくらい久しぶりの積雪でしたが、秋田・宮城・新潟県ご出身のお客様は「足が雪に埋まって歩けなくなったら本格的に危ないけど、まだまだこの位ならフツーですよ(笑)」とのコト…でした

と…東京でしか暮らしてません私には「もう無理」って言うくらいでしたが、やっぱりこういう時に経験の差が大きく出るわ…って思わされましたorz

…って言うコトで前回買ってきてたAMDの新Piledriverコア採用FX-8350ですが、今まで私はPhenom II X6 1090T…って言う6コアプロセッサを使ってて、1090TはAMDの中ではクロック当たりの処理能力がすっごい高くてOCするコトでその能力がもっと引き出されて、シングルタスクアプリからマルチタスクアプリから色々なシーンで活躍してくれる頼もしい存在でした♪♪
…でも一つだけ不満点もあったりしてて、それが「コア分の数のシングルタスクアプリを全部フル活動させると若干の遅延が起こる」…って言うコトでしたorz
具体的にはAviutlを3つ起動して、シングルタスク処理を1つ目で行わせて、それの連携処理をもう一つ目でシングルタスク処理させて、最後にマルチタスク(2コア占有)の処理を三つ目で行わせてる間にOperaでYoutubeのHD再生とローカルでウィルススキャン…みたいなコトをさせると、Youtubeがカクカク再生になっちゃったり…みたいにちょっと困ったコトもありました

Phenom IIからFXシリーズに変えてみてまず「あ!コレ進化してる!」って思ったのはその点で、FXシリーズはそういう個別のアプリがバラバラにコアを占有してる状態でもそれぞれの処理がカクつくコトがすっごい少ない…って言うのは、流石にサーバー向きCPUだけあるわ…って思わされました

…でもそんなサーバー向きCPUのFXシリーズにもやっぱり問題があって、それが色々なPC専門誌や専門サイトさんで槍玉に上がってる「クロック当たりの処理性能」…なのですねorz
Phenom IIはそういう面ではクロック当たりの処理性能は中々で、多分それを単純に改良したPhenom IIIとかをリリースしてたらこんなに叩かれるコトも無かった…のだと思いますが、FXシリーズは今のところそういうデスクトップ向きな使い方を想定してませんので、どうしてもクロック当たりの処理性能を測るコトになりがちなベンチマークテストとかではボロボロの結果が出ちゃってたりしますorz
…ってそんなFXシリーズですが、一応消費電力と保証を犠牲にする形で処理性能をあげるコトができて、それがOC(オーバークロック)…って言う方法になります

特にPiledriverコアは面白い側面が結構あって、定格付近ではそんなに処理性能に大きな変化はない…のですが、4.8GHz付近からまるで火事場の馬鹿力…みたいなすっごいスコアの伸ばし方をし始めますので、今回はOCのポイントとかを細かく追いながら見ていきたいと思います♪♪
…あ…あの…でも私も本当にまだまだ勉強中のコトが多すぎて、もっと経験や知識量の多い方々から見たらもうメチャクチャなコトを書いてるかも…ですので、何か間違ってる部分とかがありましたらビシビシ指摘してあげてください…ですorzorz

…って言うコトでまずはAsrock Fatal1ty 990FX ProfessionalのUEFI設定(UEFI Ver.1.90)から覗いてみたいと思います

※この記事の画像も全部クリックで拡大できます

↓まずはメイン画面から…うわぁ…


こ…この色彩感覚とか、全然デザインセンスが感じられないアイコンとか…CreativeのDAPとすっごいダブる感じがありますね(笑)

↓Bootアイコンが爆弾にしか見えないですし…


一番最初にこの画面を見たときには「あ!Creativeの画面だわ!」って思いっきり思ってしまいました(笑)
確かAsrockマザーのサウンド技術は一部Creativeと提携してるみたいですし、とうとうアイコンまでがCreativeっぽくなってくれましたので、Creativeファンにとっては喜んでよいのか悲しんで良いのかがビミョーなところです(笑)
↓Ver.1.90ではもうFX-8350に完全対応済みですね♪

メモリその他の認識も問題無さそうです。


こちらがOC(オーバークロック)したりDC(ダウンクロック)したりを司ってる場所です

初期設定はコアが8コア全部を認識させるようにしてる部分以外は全部オート設定になってますね。


CPUに付いてる付加機能を使うかどうか…とか、チップセットの各種付属機能のON/OFFはこちらで行います。
その他、SSDを使ってらっしゃる方や電源スイッチ付きUSBキーボード…みたいな付加機能の付いてるデバイスの挙動もこちらから弄ります。


CPUやマザーボードの温度、ファンの回転速度などを見る事が出来ます。
その他、あんまり充てにはなりませんが一応ファンコントローラ機能とかも付いてますね♪
※CPU温度が室温に比べて20度以上高く表示される方

ちょっとだけ注釈を入れてみます…と、このハードウェアモニターを見てみた時に室温よりも20度以上高く表示されてしまう方…がいらっしゃったとしたらちょっと注意が必要で、UEFIが立ち上がってる時には実はCPUはアイドル状態ではなく少し負荷が掛かってる状態のためCPUクーラーの性能にも寄って来ちゃいますが大体プラス20度くらいは許容値で(この写真の状態の時には室温は12度でしたので、32度くらいまでの表示なら許容範囲です)、それ以上の場合には以下の項目をもう一度チェックしてみてください…ですorz
1.CPUクーラー設置面のシールは剥がしたか?
たまにいらっしゃるのですが、CPUクーラーの取り付けに夢中になっちゃってこのCPUクーラーがCPUと密着する部分のシールを剥がし忘れてるケースがあります…って言うか私が昔コレをしちゃいましたorzorz
2.CPUクーラーが傾いたりしていないか?
バックプレート固定型…ではあんまり聞かないトラブルですが、マザーボード付属のガイドに引っ掛けるタイプのCPUクーラーの場合には片方はしっかり止まっててももう片方が浮いてる…なんて言うケースもありますので、もう一度チェックしてみてください

3.ケース内のエアフローは大丈夫か?
ケースに入れてる場合には良くあるトラブルで、CPUクーラーがちゃんとした性能のモノを使っててもケース前方から入ってくる空気と、ケース後方から出て行く空気のバランスが悪かったりすると全然CPUクーラーが本来の性能を発揮できませんため、もう一度風の流れていく方向や入り口出口のファンがちゃんと回っているか…などをチェックしてみてください。
例えば良くあるケース…ですと、サイドフローのCPUクーラーの風の流れがケース内の風の流れと真反対になっちゃってたりして、CPUの熱気がいつまででもケース内で停滞してしまう…って言うようなコトがありますorz


起動させる順番を弄ったりできます。
実はこのVer.1.90にはココにちょっとしたバグ(?)…があったりしてまして…例えばHDD1をSATAポート1へ、HDD2をSATAポート2へ接続してたとして、通常はこの設定項目でHDD2から起動させたりHDD1から起動させたり…って言うのができる…のですが、Ver.1.90では物理的にSATA1に差し込んでるHDDが毎回最優先になってしまいます…ので、もしもHDD2から起動させたい場合には物理的にHDD2をSATA1へ差し込むか毎回OS立ち上げの前にUEFIに入ってこの項目からHDD2を優先的に立ち上げるように変える…かしないといけなくなりますorz
一応症状はAsrockに報告してますが、まだ新しいBIOS更新はありませんのでしばらくこの対処方法で対策するしかありません…ですね



UEFIにパスワードロックをして、管理者しかUEFIを弄れなくしたりできます。
ご家族でマシンを共有してらっしゃる場合には、他の方が間違ってUEFIを弄っ立ち上がらなくなっちゃったりするトラブルを防ぐことができます。


設定を反映させてUEFIを出るか設定を捨ててUEFIを出るか…とかを選べます。

…って言うコトでまずは定格(初期設定の状態)でベンチマークを走らせてみました♪♪
走らせてみたベンチマークはMAXSON社のCinebench R11.5です

Phenom II X6 1090Tを4.29GHzで回してた時にはCPUスコアは一応7.20…くらいで、少なくとも7は絶対に死守してましたので、同じくらいのクロックのFX-8350がどこまで粘れるかがちょっと楽しみだったりします♪
FX-8350はさらにPhenom IIよりも2コア多い換算になりますので、いっくらクロック当たりの効率が悪いって言ってもそんなに…
↓ぁぁぁ…



し…仕事サボってるコアがあるんじゃないの…って思いたくなっちゃうくらいの結果になりましたorz
確かに定格で使う限りはあの各種PC専門サイトさんで叩かれる理由も少しは分かっちゃった…ような気がしてしまいましたorz
…で…でも、FXシリーズには「OCしやすい」って言うメリットもちゃんとあったりしますので、今回はそこに望みを託してみたいと思います


…って言うコトでFXシリーズの本気を見せていただくことにしたいと思います(笑)
今回のOCは
1.ケースに入れてない上、横から扇風機
2.CPUクーラーにDeep Cool社製Assassin
3.クーラーのファンは交換済み
って言う条件でOCしてますが、FXシリーズは思った以上にOCすると熱を持ちますので、標準CPUクーラーをお使いの方はCPUがダメになっちゃったりしますので、必ずCPUクーラーを交換したりして対策してください…ですorz
↓まずはMainからOC Tweakerに移行します。

↓項目をこんな感じで変えます





変える項目とちょっとだけ注釈を入れさせていただきます…と…

まずはOCするためにモードをマニュアルにして、殆どの部分を決め打ちしていきます。

OCする場合には下手にオート設定をしちゃうとシステムが不安定になる原因にもなりますので、必ずマニュアルにしてください。

AMDの殆どのCPUはココは200固定で構いません…が、例えばココが200だと「200xのクロックでしか設定できません」。
例えば5GHzの上は5.2GHzしか設定出来ません。もしも限界ギリギリでOCしていく時に5GHzだと余裕で動作できて5.2GHzでは負荷をかけるとマシンが落ちちゃう…としたら、最適値はこの5~5.2GHzの間にあります。
そこを設定する時にこの200を201、202…みたいに微調整していきます。
…で、ココを微調整した場合にはメモリ設定もこちらに併せて変わってきちゃいますので、必ずそちらも再調整するようにしてくださいorz

こちらはよっぽどGPUをクロックアップさせたい…みたいな特殊な理由がありません限りはマザーを焼いちゃったりする原因にもなりますので、100固定でお願いしますorz

Spread Spectrumは定格やプラス200~400MHzくらいまでのOCではそんなに悪さはしないのですが、限界値を求めたい時には返ってシステム不安定化の原因にもなりますので、必ずDisableにしてください。

例えば使うソフトが8コアも使うような感じじゃなかったりしてて、とにかくクロックだけあれば6コアでも4コアでも良い…みたいな場合にはこちらからコアを減らしてクロックをひたすらあげていきます。

上のActive Core Controlとちょっと違うのは、上の方は完全にUEFIレベルでコアを殺しちゃってその代わり限界クロックを引き上げるモノ…で、こちらは8コアで動きつつもソフトが1コアしか使わないような場合にはTDPの範囲内で勝手に不必要なコアを殺して1コアだけクロックを上げてくれたりします。

こちらはTurbocoreが有効になってる場合には活躍してくれる機能の一つで、逆にTurbocoreを無効にしてOCしてる場合には必ずOFFにしておかないとOCの邪魔にしかなりませんorz

こちらも今回は決め打ちしていってしまいますので、必ずManualにしてください。

CPUの倍率を調整します。この「x25」は上で設定してた「CPU Frequency:200」の200を何倍にするか…の式になります。FX-8350は実際にベンチマークを回す程度でしたら5GHzオーバーも全然OKなのですが、常用するためには5Hz付近で止めておくほうがベターかなぁ…って思いました


わ…私も始めて1.6v以上…なんて言う電圧をCPUにかけてしまいましたが、うちのFX-8350は5GHz辺りから急にCPU電圧を必要としだすのが分かりましたので、最終的にこのくらいのメチャクチャな盛り方になってしまいましたorz

こちらはHyperTransportの倍率で、こちらのクロックを上げれば上げるほどコア間のデータ転送がスムーズになります。

FX-8350をよりOCする時にはココの項目がキーになります。
この項目はPLLへの電源供給…がメインで、実は最近のCPUは昔みたいにCPUに直接電圧が送られるのではなく、一旦マザー上のCPU専用電源管理チップに保存されて、そこからCPUに供給されます。
CPU電圧に危険な値を盛ってるのに全然ダメ…って言うケースの殆どはココの電圧を盛ってませんのが原因だったりします。
こちらはもしも4.5GHz辺りまでをターゲットにしてる場合には1.3~1.4vくらいの値で調整して頂いて、4.8GHz辺りまでであれば1.4~1.5v付近で調整、4.9GHzから上のクロックであれば1.5~1.6v辺りで調整してください。

こちらもHyperTransportの設定ですが、上のNB Frequency MultiplierがCPU内のコア間データ転送…でしたのに対してこちらは各デバイスを繋いでるルートの幅になります。HDDを沢山繋いでる方や3Dゲームとかを動画エンコード中にする方はこちらの方が顕著にスピード感を体感できると思います


各バスを繋ぐ場合に8bitで繋ぐか16bitで繋ぐか、Autoにして状況に応じて変えていくか…を選べます。よっぽどもうずっと動画エンコードで全コアが全力で使われてる…みたいな状況じゃない限りは8bitにしたりAutoにしておいたほうが電力的には良い…みたいですね


Asrock…だけ…なのかもしれませんが、意外とメモリ管理ってメチャクチャだったりしてて、1600のメモリを積んでるのに1333のスピードで動かされちゃってたり…みたいなケースもよくあったりします。逆に少なく見積もられるのは良いのですが、OCしてるとメモリが1600なのに勝手に1866とかに盛られちゃってて、それが原因でシステムが不安定に…とかがありますので、完全に決め打ちにしてしまってくださいorz

CPUの設計が良ければ良いほどアイドル時とかには最低の電圧しかCPUに与えなかったりする…のですが、OCしてる時にはそのちょっとした電圧降下がシステムが不安定になる原因になっちゃったりしますので、必ず100%にして勝手に電圧を落とさないようにさせてください。
…って、大まかにこんな感じの設定で今回は動かしてみたいと思います

↓OC Tweakerの設定が終わったら、次にAdvancedの設定に入ります。

↓CPU Configurationに入ってください


取り合えずCool ’n’Quietの設定はDisableにする…のはOCでは当たり前…として、今回はまだ冬場なのもあってCPU Thermal Throttoleを切ってしまいました

この機能はCPUが一定以上の温度になったら勝手にマシンをダウンさせるコトでCPUが壊れるのを防いでくれる機能…なのですが、冬場のうちは変なところで横槍が入らないように切ってしまいましたorz
↓で…ではトライ!


ぉぉぉぉっっ

は…8.55ポイント…って今までPhenom系では絶対に出ませんでしたスコアが出ました♪♪
しょ…正直に言っちゃうと、もう最初のあの定格のスコアから1GHz程度のクロックアップとHTの効率上げ…くらいじゃ7.6ポイントでもいければ取り合えずPhenom II X6 1090Tの4.29GHzで出てました7.2ポイントは十分上回るし、それで納得しよう…くらいで考えてたら、まさかこんなにスコアを伸ばしてくれてもう本当に感激です♪♪
実際の動作もすっごくて、元々Phenom IIとかでは実現できませんでした「起動してるソフトがどれも快適に動く」って言うFXシリーズのメリットに加えて唯一の弱点でもありましたクロック当たりの実行性能…もここまでクロックを上げてあげれば十二分な仕事をしてくれてて、パーフェクトな仕上がりになってると思いました

実はこの傾向は4.8GHz辺りのテスト運行からちょっとずつ見られてて↓


4.8GHzのクロックで8.36ポイント…ってこちらもPhenom IIのOCよりも高いスコアを叩きだしてくれてましたので、もしかしたらFXシリーズはちょっとでもクロックアップとHTの効率を上げるコトがより速く使うことのコツ…なのかも…って思ってみました


…って言うコトでココまでのまとめ…ですが、今回ココまで新しく買いましたFX-8350を色々とテストしてきましたが、買ってよかったかどうかと訊かれたら「断然買って良かった!」って言えるCPUに仕上がってると思いました♪♪
特にHTの高効率化とたった1GHz程度のクロックアップでこんなにも化けたCPUは本当に久しぶり…で、まだまだこれからのFXシリーズの展開が楽しみになってきてしまいました

実はOCで性能を一見すると向上させてるように思えても、結局行ってることは「安全のために設けられてる余白分を先取りしてる」…って言うだけのお話しですので、無い袖は振れぬ…ではありませんが、そこまでのポテンシャルが無ければこのスコアも出なかったんだろうなぁ…って考えてみると、まだまだFXシリーズは伸びる可能性があって、これからの展開が本当に楽しみになってきちゃいますね♪♪


記事が膨れ上がりそうでしたので、こちらで一括ターミナルしてますorz
> ASRockマザーを詳しく説明してくださりありがとうございます。参考になりました。
いえいえ~も…もうこちらこそ素人の変な説明ばっかりで
お恥ずかしい…ですのに、参考にして頂けて本当に本当に
嬉しいです♪♪
こちらこそありがとうございますっっ
> Biosが日本語化されてない場合はどうやって解読されてますか?
はいっ
えぇと…私も結構このBIOS設定はちょこちょこ悩んじゃった
所もあったりしてて、私の場合は海外のユーザーさんの
レビューとか掲示板とかを漁りながら、後はその情報を
元に実際に弄ってみて勉強をしてます・・・ですね
例えば設定箇所の意味そのものが分かりません場合には
「what is NB Frequency」とか、「what is HT Bus Width」とか…
で、もしもその設定方法を知りたい場合には
「how to set NB Frequency」とか「how to set HT Bus Width」とか…
前者の場合には詳しく解説してらっしゃる専用ページが、
後者の場合には掲示板が良く引っかかってきますので、
後はそれをある程度読んでいくと、何となく…概要は
分かったりしますよ
> またASRockはミサイルからいただいた名称ですか?
ひぃぃぃ…スミマセン…です…ぜ…全然分かりません…です
でも私もちょっと興味がありましたのでお調べしてみましたら、
ちゃんと日本語の記事で乗せてらっしゃるところがありました♪
↓↓こちらのサイト様が載せてらっしゃってて、
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101009/sp_fline.html
↑↑その記事を一部引用させていただきますと
「As Solid as Rock」、乱暴な日本語訳にしちゃうと
「硬き岩の如く」…そんな感じでしょうか…信頼性も硬く、
硬派な製品を…そんなイメージにしたかったのかも…ですね
でもこういう普段、何気なく使ってる会社名の由来…とか、
そういうのを調べてみるとまたちょっと違った感覚で
そこの製品を使うきっかけになりそう…かも…ですね(笑)
私もたけちゃんさんのご質問でまた一つ知識が増えました♪
本当に本当にありがとうございますっっ
でもここでいろいろな説明、設定指南が書いてありとても助かりました>w<
ありがとうございます!!
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