Deap Peace

イラストやデザイン、買ってみてよかったものや日常のちょっとした出来事をダラダラ書いていきます。

VIA Nano X2搭載の小型PC「ZOTAC ZBOX nano VD01」が来た!

2012-05-13 08:03:05 | 【デジモノ】パソコン
うちのマーガレットが満開になりました~







都内だけで暮らしてると野菜を洗う時と園芸を楽しんでる時くらいしか土に触れる機会がありませんので、そういう意味でも園芸の時間は本当に大切にしたいですね


VIAのNano X2搭載の小型PC「ZOTAC ZBOX nano VD01」が来た!



…っていうことでまたデジモノの記事に戻ってきましたが、昨年、AMDのFusion APU E-350システムで一台省電力マシンを組んでた…のですが、節電で騒がれてた夏を過ごすには丁度良い感じの消費電力…と、Linuxで運用するには丁度良い速度でしたモノの、節電要請が解除された後はちょっと処理能力不足のために結局A8-3870Kでもう一台組んでしまったり…っていろいろ右往左往してましたorz

今年は全国的に原発が止まってる関係でやっぱりPCも省電力…って言うコトに重点を置かないといけない…のですが、E-350システムで一つだけちょっと気になってたコトがあって、それが「音質」…でした

E-350システムそのものはすっごい省電力なのですが、オンボードの音質がもう…耐え切れないくらい悪くて時々サウンドユニットをUSBで増設して使ったりしてましたorz

でもそれではせっかくの省電力構成ですのに余計な電力を使っちゃって本末転倒になってしまいますので、今年はこんな条件で省電力マシンを選んでみました♪♪


1.サウンドチップはVIA製

2.CPUは2コア以上

3.処理能力はE-350程度あれば良い

4.システム全体の消費電力はE-350と同程度まで



…って言うので絞り込んでみたら、見事に当てはまったのが台湾ZOTACの「ZBOX nano VD01」…って言うベアボーンキットでした♪♪

CPUに私の大好きなVIA製CPUを積んでて、オーディオももちろんVIA製で前に買いましたPV530もそうでしたがVIAフルコースでもう大興奮しながら秋葉原に買いに行きました(笑)

CPUからオーディオから全部VIA…の構成は自作かベアボーンしか私たち一般のユーザーにはあんまり触れる機会がなくって、そういう意味でも今回このベアボーンが手に入って本当に嬉しかったです♪♪


写真で見る「ZOTAC ZBOX nano VD01」

…って言うコトでここから写真を交えながら組み立て日記みたいなのにしてみたいと思います♪♪


※この記事の写真も全部クリックで原寸大に拡大できます


↓外箱です




↓初めてのNano X2機ですっ




↓VIAプラットフォームのメモリ…って言ったらやっぱり台湾Winchip Technologiesのですね(笑)



名前買い…でしたが、安い割りに結構低発熱だったりしてて省電力マシンでは結構人気みたいですね♪♪


↓Made in Taiwanでした



昨年の震災以降からもずっと続けて頂いてる台湾からの支援に対して、私たちの天皇陛下が激励された…って言うニュースも入ってたりでこれからももっと日本と台湾が仲良くなってくれたらなぁ…って、そんな風に思ってます


↓ベアボーンの箱の裏も結構凝ってますよ




↓まずは箱を開けたら保証書を取り出します。




↓そこにレシートを貼り付けます



後は必要なコトを記入したら保証書は完成です

ベアボーンの場合、メーカー製のPCと違ってそのベアボーン本体が本当に製品不良なのかどうか…って言うのを切り分けるためには色々手間がかかりますが、万が一の時がありますので保証書は大切ですね♪


↓付属品はこんな感じです



左から、冊子二冊(片方はドライバCD入り)、リモコン、ネジ、ベアボーン本体、電池二枚、ACアダプタ、リモコン受信用の装置、無線LAN用アンテナになります。


↓こちらがリモコンです



樹脂製でテッカテカです(笑)

私は一度も使ったことがありませんPC用リモコン…ですが、今回のこのマシンみたいに小型で省電力で動画再生や音楽再生に特化してるようなモデルの場合には純粋なPCとしての用途よりもリビングの大型TVとかに設置するケースが結構ありそう…ですので、あって損はなさそうですね♪♪


↓裏側もテッカテカです(笑)




↓サイドだけ穴の開いてるつや消し仕様になってました♪




↓裏蓋を開けると電池ボックスがあります




↓電池もCPUと同じデュアル仕様です(笑)



リモコンって結構電池を消費するのですね…


↓こちらが本体です



上の黒い部分は樹脂製で、シルバーの部分はブラスト仕上げの金属製です♪

写真ではちょっと伝わりづらいですが、実際に持ってみるとすっごいガッシリしてて結構存在感がありました

触れる部分は全部丸みがついてますので、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭のリビングPCとして…とかには良いかもしれませんね♪♪


↓フロントアクセスはこんな感じです



一番奥から、電源ボタン、アクセスランプ、リモコン受光部、メモリーカードスロット(MMC/SD/SDHC/MS/MS Pro/xD)、ヘッドフォンジャック、マイクジャックになります。


↓電源ボタンはすっごいオシャレです





電源をつけてない時にはこんな感じですが、電源を入れるとボタンの周りがキレイに光ります♪♪


↓両サイドにはそれぞれ排気、吸気口が付けられてます。



ハイハイしたての小さなお子さんやペットが一緒にいる空間では起動中はあんまりこの付近に近づかせないようにしてください…ですorz

私も電源入れてビックリしてしまいましたが、結構熱い空気が出てきます


↓バックパネルです



一番奥から、電源ポート、ディスプレイポート、HDMIポート、USB3.0ポート X2、セキュリティーケーブル用のホール、有線LANポート、USB2.0ポート、eSATAポート、無線LANアンテナポートになります。

このUSB3.0ですが、ドライバを入れるまでは全然動作しませんので、OSをインストールする時には光学ドライブ、マウス、キーボードの類は全部USB2.0ポートに繋いでください。USB2.0のセルフパワーハブを使うと色々繋いだ状態でOSが簡単にインストール出来ますのでそちらをオススメします


↓無線LAN用のアンテナポートは金メッキされてますね♪




↓このベアボーンキットを前回組んでたMini-ITXケースと比べてみました(笑)



左が前回組んでたMini-ITXケースで、右が今回のZBOX nano VD01です♪

…Mini-ITXケースも結構小さい…って思いましたが、比較しちゃうと全然大きく見えますね(笑)


↓高さもこんな感じで、VD01の方がかなりスリムですね♪




↓缶コーヒーと比較してみました(笑)



左がコカ・コーラ社のGeorgia Europian Vintage(190ml)…で、右がVD01です♪

全然関係のないただのステルスマーケティングですが、うちのお店のコーヒー部門ではVintageコーヒーは売り上げ第三位に入ってる人気商品だったりしてます(笑)


↓他の規格のマザーボードと比べてみました♪



左から

VIA EPIA PX-10000G(Pico-ITX)

ZOTAC ZBOX nano VD01(Nano-ITX?)

VIA EPIA EX15000G(Mini-ITX)

になります

Mini-ITXマザーが大きく見えるほど小さいですね♪♪



↓それではパーツを入れるために本体を裏返します。




↓4本のゴム足を回して取ります。




↓サイドに「PULL UP WARD」と書かれた位置を探します。



ここと、同じ位置の反対側に爪を入れて上に引き上げます(最初は結構固いですorz)


↓蓋が外れました




↓さーて全分解するわよ…って思ったら…



「シール剥がしたら保障はないですよ~」…っていうシールが…ぁぁぁ…orzorz

…って言うコトで保証が切れるまでこのシールは剥がせませんねorz


↓と…取り合えずメモリを開封します




↓メモリは256MbitのX8両面実装で2GBになります。




↓切り掛けの位置を合わせて差し込みます




↓HDDはテキトーに工具箱にストックしてあったモノを入れます



取り合えず出してみたのがWD5000BEVT…っていうWestern Degital社のOEM向け2.5インチHDDです。

2.5インチは3.5インチに比べてクラッシュする機会が少ないですのでずっと保管されっぱなしになってましたが、やっと使う機会ができてちょっと嬉しいです♪♪


↓まずは本体に付いてるHDDガイドを外します。




↓こんな状態にします




↓次にガイドをHDDに取り付けます。




↓両サイドから均一にまし締めします。




↓HDDのSATAポートをマザーボード側に差し込みながら取り付けます。




↓HDDは一番故障率の高い部品ですので、オーバーホールしやすいようにシリコングリスを使います。




↓ネジ穴にちょっとだけグリスを付けます。




↓そこにネジを入れて回します。



左右のネジを均等に締めていきます


↓パーツ類はこれで完了です(笑)



パーツごとに買ってくる自作と違ってベアボーンは本当に簡単で良いですね♪♪


↓足のネジ穴にもちょっとだけシリコングリスを付けます。




↓足を戻せば完成です




起動してBIOSを確認

…って言うコトでココから実際にOSを入れる前にBIOSが立ち上がるかをチェックしてみたいと思います♪


↓起動してきました



まずはメイン画面でメモリの認識や時間のズレが無いかをチェックしてみます。


↓Advancedメニューです。



省電力機能とかを弄るコトができます


↓Bootメニューです。



ブートする順番を変えたりできます。


↓Securityメニューです。



BIOSにロックを掛けて他の人が弄れなくしたりできます。


↓Chipsetsメニューです。



一応BIOSの便宜上ノース・サウスで分けてますが実際には両方ともが同じVX900H上で動作してます。


↓Chipsetsメニューからグラフィック関連の設定ができます♪



グラフィックスにもっとメモリを割り当てたい…とか、マルチモニタで楽しみたい…っていう時にはココから操作出来ますよ♪♪


↓最後にExitメニューです。



設定を変えて再起動したり、逆に設定を変えずに再起動したりができます。


ココまでの動作は全然問題ありませんでした


す…スミマセン…記事が膨れあがってしまいましたので、ココから先は次の記事に書かせていただきました(このリンククリックで該当ページに飛びます)

VIA Nano X2搭載の小型PC「ZOTAC ZBOX nano VD01」が来た!×2

2012-05-13 05:57:36 | 【デジモノ】パソコン
す…スミマセン…前記事からの続きです


OSをインストールしてE-350システムと比較!

…って言うコトでココから実際にOSをインストールして使ってみたいと思います♪♪

今回は私の経験上VIAのシステムと一番相性が良かった…って言うのがあったのと、後はライセンスが結構余っちゃってる…っていうのを考えてWindows XP Professional SP3をインストールしてみました(笑)

電話認証が結構面倒でしたがフリーダイアルっていうのが唯一の救い…かも…って思いながら何とかインストールも完了しましたので各種ベンチマークを走らせて、E-350システムと比べてみました♪


※ベンチマークソフトのバージョン、ブラウザのバージョン、プラグインのバージョンは全部同じモノを使ってテストしてますが、多少ネットワーク状態その他の外的要因で数値に誤差が出ますので厳密な比較ではなく参考程度に見てあげてください…です


ZBOX nano VD01

それではまずZBOX nano VD01からテストしてみたいと思います♪♪

各種パーツ構成は

CPU:VIA Nano™ X2 U4025 (dual-core) (1.2 GHz)

MEM:Winchip DDR3 SO-DIMM(2GB)

GPU:VIA Chrome9™ HCM

…こんな感じです♪

Crystalmark 2004R3


それぞれ結果を文字で書き出してみると

ALU:9245
FPU:8935
MEM:5219
HDD:8690
GDI:3261
D2D:3445
CGL:2448

…こんな感じです


Cinebench 11.5

お馴染みのベンチマークソフト「Cinebench11.5」でGPUの性能から計測しよう…って思ったら…



ぁぁぁ…

し…CPUはどう…でしょう…??



CPUはちゃんと計測できました(笑)

0.50Pts…ってメチャクチャ低い…けどVIAですので大丈夫(?)です…orz

でもXPで使ってるとこの数値が信じられないくらい快適に動いてくれますので、あくまで一つの基準ではこういう状態になってしまいましたが気にしてはいけません…ですね(笑)


↓次にOpera 11.62を使ってYoutubeのFull HD動画を再生してみました(このリンクをクリックするとその動画に飛びます)



CPU負荷は67~74パーセントくらいでコマ落ちも全然無くて音声の遅延とかも無くスムースに再生できました♪♪


こちらの動画もいかがでしょう?(リンククリックでその動画に飛びます)



こちらもCPU負荷は73~80パーセントくらいを行き来してて、コマ落ちも音声の遅延もなくスムースに再生できました♪♪


↓次に消費電力を調べてみます。まずはアイドル状態です♪





アイドル状態では19~21w辺りを行ったり来たりで、すっごい省電力なのが分かりました♪♪


↓次にCinebenchを回してCPUをフルロードしてみました…





33wをビッタリとキープしてて、クロックが低いのもあってこのくらいが頭打ちになりそうですね

…ちなみに33wを家電のモノで例えてみると、40w蛍光灯1本を点灯させるよりも省電力…な換算になります(笑)


↓次にこのPCの目的でもあります音楽再生をしてみると…





音源は音質を一番重視してCDからダイレクトにリッピングしたFLACで、再生ソフトはMediaPlayerClassic HomeCinema 1.6.1.4235を使ってますが、その間の消費電力は20~23wで音楽プレイヤーとしても結構省電力ですね♪♪

VIAのオーディオチップを搭載してますので、FLACじゃないと…っていうくらい高解像度でナチュラルな音を出してくれました♪♪

ある程度のヘッドフォンを使ってみるとその解像度にビックリさせられますが、ShureのSRH940は余裕で鳴らしきってる感じで下手なオンボードサウンドにアンプを噛ませるよりもずっと音質は良いですね



↓最後にさっきのYoutubeのFull HD動画を再生させてみました♪





CPU負荷にはまだ余裕がありますが、消費電力はフルロードしてた時と余り変わらずに30~32w辺りを行き来してました


↓このYoutube再生中の消費電力を電気料金(2012年5月12日現在の東京電力料金換算)で見てみると…



一時間当たり0.69円…ですので、24時間ずっとYoutubeを見てたとしても(…絶対に無理ですが…orz)16.56円、2時間くらい見てるだけなら1.38円で済みますので結構経済的です♪♪


AMD E-350

それでは次に昨年組んでましたAMDのE-350を使ったシステムではいかがでしょう?

構成はこんな感じになってて、

CPU:AMD Fusion APU E-350(1.6GHz x2)

MEM:Transcend TS256MLK64V3U(2GB x2)

GPU:AMD Radeon HD 6310

…って言う状態で昨年から全く変わってませんorz

ただ、OSがWindows 7 SP1に最新パッチを充ててるのと、Catalyst Driverは12.3(計測時最新)が入ったのが変更点くらい…です


Crystalmark 2004R3


文字で書き出してみると

ALU:10424
FPU:9633
MEM:8522
HDD:6612
GDI:4058
D2D:1305
CGL:4283

…って言う感じでクロックがVIA Nano x2 U4025に比べてちょっとクロックが高いのも影響して概ねVD01よりも数値が上回ってますね

…でもクロック分があっても割と誤差の範囲くらいしか上回ってませんので、そう考えてみるとNano U4025は結構優秀なプロセッサなのかも…って思います♪♪

他に気が付いたのはD2D(2Dの描画速度)の数値で、E-350(Radeon HD 6310)は1305なのに対してVD01(Chrome 9 HCM)は3445…ってダブルスコア以上の差でChrome 9 HCMが上回ってて、実はこの数値は今年の頭に組んでたAMDのFusion APU A8-3870Kに搭載されてるRadeon HD 6550Dの3365…って言う数値も上回るほどだったりします

OSがXPと7…でしたり、Radeon HDは4xxxシリーズから完全に3Dにターゲットが置かれてます…ので一概にどっちの方が優れてる…とは言えませんが、VIAがちょっとがんばってみた結果が出てて個人的には大満足でした(笑)


Cinebench 11.5


OpenGL:3.71
CPU:0.58

で、概ね強力な3Dグラフィックスエンジンを搭載してるAPU…って言うのが分かる結果になりました♪

CPUもクロックやその他コアの構造がより連携しやすく出来てるE-350の方がビミョーにNano X2を上回ってる感じになりました。



↓さっきと同じソースを同じブラウザで再生させてみます



VD01が70パーセント前後で再生させていたソースをE-350では58~64パーセント前後で再生させるコトが出来ました♪


↓こちらのソースではいかがでしょう?



こちらもVD01が73~80パーセントくらいで再生させてたソースをE-350では50~54パーセントで再生させるコトができました♪


↓次に消費電力を調べます。まずはアイドル状態から…





24~26wくらいを行き来してて、これはVD01で音楽再生させてる時よりも消費電力が高い結果になりました


↓次にCinebenchで負荷を100パーセントにしてみました





ビッタリと32wに張り付いてて、E-350ではCPUをフルロードにしてもVD01のフルロード時より消費電力が少ない…って言う結果になりました

フルロードにさせるとやっぱり各社のCPU特性がすっごい見えてきますが、AMDのCPUはアイドル状態でも少し高めの消費電力…な代わりにフルロードにしてもそれほど電力を消費しすぎずに、VIAの方はアイドル状態に近ければ消費電力はググっと抑えられますがフルロードにすると結構電力を消費する…って言うような特徴があるみたいですね


↓次にさっきと同じソフトと音源で音楽再生をさせました





25~27w…と、大体アイドル状態での消費電力にプラスアルファ程度の消費電力で済んでますね

で…でも改めて聴いてみるともうその音質の違いにガックリ来てしまいましたorzorz

こちらのE-350プラットフォームはオーディオチップがカニですが、もうこの音質ならスマートフォンのXperia NXで再生させた方が全然音質が…って言うかそれとすらも比べちゃダメ…って言うくらい音質が酷いですorz

解像度が無くて全部の楽器がのっぺりとした感じで聞こえて、音場も狭いですので全部の楽器がすっごい狭い部屋に押し込まれたみたいな…そんな気持ちの悪いオンボード特有の音がしてますorz


↓次にYoutubeのFull HDソースを再生させてみます…





さ…33~36w…ってさっきのCPUフルロードの時よりも消費電力が上がってしまいましたorz

た…多分…なのですが、CPU「だけ」をベンチマークみたいなソフトで一方的にフルロードにさせた時と比べてYoutube HDの再生はCPU「とGPU」にも負荷がかかりますので、そこが多分この結果に繋がってるのだと想像してみました…が実際にはどう…なのでしょう…???


マルチメディア中心の省電力マシンとしては優秀!

…って言うコトでまずは性能的な面でのまとめ…ですが、強力なCPUを使った動画編集用のメインマシン…としてはちょっと力不足な感じもありますZBOX nano VD01…ですが、マルチメディア再生中心…って言うことでしたら全然問題が無さそうですので、リビングPCとかその他節電が求められる夏に近くなってきたら用途を限定する形で一時的なメインPCとして使ったりする分には十分活躍してくれそうな一台になりました♪♪


VIA Vinyl Audioについて



…って言うコトでココからはこのVD01を買いました本当の目的でもありますVIA Vinyl Audioについて、ずいぶん前に買いましたShureのSRH940…って言うヘッドフォンで聴きながらこのマシンのオーディオ面をレビューしてみたいと思います♪♪

VIAのオーディオチップと言えばONKYOのSE-200PCIシリーズにも採用されてるくらいに定評のあるモノ…ですが、増設専用サウンドカードほどには音質チューニングがされてませんがマザーボード直付けでもちょっと異色な鳴り方をしてくれるのがVinyl Audioの良い所だったりします

それぞれの特徴をE-350で使われてるカニチップと比べながら色々書いてみますね♪


解像度

それぞれの楽器が聞き分けられるか…みたいなのが判断基準になります解像度…についてですが、カニの方は解像度が悪くて全部の音がグシャグシャ…ってまとまって聞こえる結構不気味な鳴り方をするのに対してVD01のVIAオーディオはちょっと輪郭がシャープすぎる…感じもしますが解像度はオンボードとしては上々で殆どの楽器がちゃんと聞き分けられました♪

Creativeのサウンドカードで言うとSound Blaster Audigy Valueくらいの解像度は十分確保してますので、これだけ解像度があれば下手なサウンドカードの増設はいらないと思います


音場・音像

音場(音の鳴ってる空間)…はちょっと専用のサウンドカードと比べちゃうと気持ち狭い感じもしますが、下手に広がらせすぎてませんのである意味すごくナチュラルな音場の取り方だと思います♪

音像はやっぱり専用のサウンドカードと比べるともうちょっと厚みが欲しいかなぁ…って思ってしまいました

オンボードとしてはメチャクチャな要求…なのかもしれませんが、他がすっごい良いだけにこの厚みだけが後一歩足りてないもどかしさに駆られますorz


音域

重低音…多分1~100Hz辺りのラインがちょっと弱めで、そのせいで割と肉厚な低音域を表現してくれるSRH940でもちょっと厚み不足に感じられますorz

低音域が気持ち弱めですのでそれとの対比で高音域が結構シャープに感じられる…と思います

中音域は結構柔らかめの表現ですが、高音域~超高音域にかけての抜けは本当にキレイですので、ノーマルのままならデジタル系の楽器が結構良く合うかもしれませんね♪

オーディオドライバーと一緒にVIAのイコライザソフトが付いてきますので、この辺はイコライザである程度フラットにするコトができて、ビミョーに低~中音域にかけて山形に上げてあげるとSRH940ではフラットな鳴り方をしてくれるようになりますよ♪

多分増設専用のサウンドカードはこういう微調整が済んだ状態で出荷されてるのだと思いますが、オンボードでは抜き身のチップそのものの音が出ますのである程度微調整は必要そうです

でも解像度が高いので調整しながらも音を聴くのが楽しい…って言うコトだけは確かですね(笑)


音に関してまとめ

多少微調整の必要はありますが、それが出来れば本当に良い音のマシンになったと思います

HDDは500GB入ってますのでFLACでも命いっぱいお気に入りの曲を入れられる…っていうのはやっぱりPCならではの音の楽しみ方ですね♪♪

節電中でも電力をあまり気にせずにPCを使いつつ音質も専用のサウンドカードからあんまりダウンさせずに聴ける…って言う面でも本当に良いお買い物になりました