
1976(昭和51)年の創刊号から300号まで、ほぼ全ての「シティ情報ふくおか」バックナンバーが手元にあります。創刊当時から同誌には「シティマップ」と題された福岡市中心部の情報マップが掲載され、毎回「ラーメン店/うどん・そば店/博多の老舗/深夜営業ショップ/銭湯」等々テーマ毎に店舗が紹介されていて、今ではそれ自体が貴重な文化遺産(資料)です。
1981年某号のシティマップは「書店」特集。福岡市内の書店をエリア毎に分割表示も、この店数の多さはびっくりです。昔は駅や路面電車の電停、バス停、商店街には必ずあった小さな書店、それがコンビニに役割を奪われたんでしょうね。
当時はまだ商店街も元気で、郊外店や大型店がほとんど無かった頃でしょうね。天神でも大型店というとりーぶる天神と紀伊国屋書店くらいだったかも…。
シティ情報ふくおか、40周年で何かバックナンバー使った特別展とかやらないでしょうか。昭和5年創刊で近年まで刊行された「博多のうわさ」(現在はネット発信)等々、タウン誌やミニコミ紙が集う企画展とか、福岡市文学館(赤煉瓦文化館)などでやってくれると嬉しいです。