17日の西日本新聞朝刊に、宮崎康平が設計した諫早の酒造の話題が出ていた。
前回書き込んだ地酒「康平の蔵」である。和子さんに見せてもらったアルバムに
は、酒造の建設時の様子も写真でたくさん遺っていた。
9日は『美しき九州の旅~「大正広重」初三郎がえがくモダン紀行』展のギャ
ラリートーク日で会場へ出向いた。11月に入って好天が続くためか、博物館自
体の来館者が少し少ないようである。行楽シーズン、仕方ない。ギャラリートー
クも少人数であったが、展示替えしたためリピーターが次々に訪れてくれている
ようでひと安心。共立大のN先生は、講演会、ギャラリートークと毎回来ていた
だき、さらに今回はお土産の「小菊饅頭」までいただいて恐縮した。
9日夜、ぴあの梁瀬氏からお誘いいただいた「活弁映画」を楽しんだ。活弁と
いうと過去の無声映画に独自の解釈活弁をつける方が数人いるが、今回久々の上
演だという山田広野氏は「自作自演」活弁映画監督である(笑)。北九州出身の
リリー・フランキー氏主催イベントで頭角を表し既に10年のキャリアだという。
キャッチコピー通り「笑いと、エロ郷、ユルさ満載!」活弁の虜となった(笑)。
気付いた時には新春公演のチケットもゲットしていた!
10日は朝から大分県日田市中津江村の鯛生金山地底博物館へ向かった。初三
郎の金山鳥瞰図2点の確認と、本に掲載するための撮影である。K所長に対応い
ただき、無事に3分割で記録撮影を終える。帰福してすぐに画像をつなぐ作業を
したが、ガラス越しにも関わらず上手く撮れていて「我ながら上手でないか!」
と満足する。図録掲載の写真は各所蔵先で分割撮影されたものがズレや色調の違
いが多く、つなぐのに苦労しただけにホッとむねをなで下ろす。
12日、箱崎に新しい書店を開店したブックス・キューブリックに伺う。赤坂
けやき通りの本店は大型店と全く違う、こだわりの品揃えが好評である。大型店
に並ぶベストセラー本はほとんど見つけられず、しかし本好きが嬉しくなる構成
は箱崎の新店でも受け継がれている。フォトブックも早速置いていただき、さら
に2Fギャラリーを活用してのパネル展なども相談。
13日、西鉄さんの資料の中から「香椎バナナ園」の記述を探す。宮崎康平氏
が「まぼろしの邪馬台国」を出版した昭和42年に、氏を特別顧問・指導に迎え
て「かしいかえん」敷地に開設した施設だという。氏が新聞奨学生にバナナ園の
解説をしている記事も見つけた。宮崎春而さんから聴いた話の裏付けが取れて、
ぜひとも写真集などにエピソードとして掲載したくなった。
夕刻、博多・奈良屋公民館へ立ち寄る。前週、島原の宮崎邸を訪れている時に
西頭館長から電話をいただき、詳細が不明のままだったのが気になっていた。
九大の方々とご婦人が戦前の博多の町の詳細(一軒ごとの位置など)を知りたい
と来られたそうで、それなら私にと電話をくれたとのこと。どなたか聴くと、私
がゼンリン子会社に在籍時に「長崎街道」装幀を担当した河島さんだと判る。
14日、2年目を迎えた「冷泉まちなみ演出プロジェクト」を覗いた。九州大
学と九州工業大学と博多・冷泉地区のコラボレーションによる町イベントである。
九工大のN先生と話しが弾んだ。初三郎にも興味を持ってもらう。さらに「博多
町家」ふるさと館へ立ち寄り顔を出す。学芸員のY氏と小一時間、初三郎のこと
などで雑談する。ふるさと館内にある博多の観光案内版は、初三郎「博多観光鳥
瞰図」を現代風に模したもの。さらに2Fの町家展示にも初三郎図が自然に飾ら
れている。
ふるさと館へ立ち寄った主目的は、開催中の「川上音二郎展」のチェック。11
日の「音二郎忌」には顔を出せなかったので、時間がある時にと伺った訳だ。
15日は仕事をギリギリまで行い、家族で映画「ハッピー・フライト」を観に
行く。矢口史靖監督作品も「アドレナリンドライブ」以降必ず映画館で観ている。
随所に矢口色満載だったが、今回は少々登場人物が多すぎるように思った。航空
業界で働く人々の日常がテーマだが、1回では映画の構成隅々まで理解できない
かも。何度も見直すほど味が出るような作品だと思う。
今日の写真は全然ブログ本文と関係ない昭和42年頃の博多駅夜景。
「香椎バナナ園」ができた頃の写真である。
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アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並み
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鳥瞰図絵師・前田虹映
オールド地図鳥瞰図コレクション・吉田初三郎ほか
前回書き込んだ地酒「康平の蔵」である。和子さんに見せてもらったアルバムに
は、酒造の建設時の様子も写真でたくさん遺っていた。
9日は『美しき九州の旅~「大正広重」初三郎がえがくモダン紀行』展のギャ
ラリートーク日で会場へ出向いた。11月に入って好天が続くためか、博物館自
体の来館者が少し少ないようである。行楽シーズン、仕方ない。ギャラリートー
クも少人数であったが、展示替えしたためリピーターが次々に訪れてくれている
ようでひと安心。共立大のN先生は、講演会、ギャラリートークと毎回来ていた
だき、さらに今回はお土産の「小菊饅頭」までいただいて恐縮した。
9日夜、ぴあの梁瀬氏からお誘いいただいた「活弁映画」を楽しんだ。活弁と
いうと過去の無声映画に独自の解釈活弁をつける方が数人いるが、今回久々の上
演だという山田広野氏は「自作自演」活弁映画監督である(笑)。北九州出身の
リリー・フランキー氏主催イベントで頭角を表し既に10年のキャリアだという。
キャッチコピー通り「笑いと、エロ郷、ユルさ満載!」活弁の虜となった(笑)。
気付いた時には新春公演のチケットもゲットしていた!
10日は朝から大分県日田市中津江村の鯛生金山地底博物館へ向かった。初三
郎の金山鳥瞰図2点の確認と、本に掲載するための撮影である。K所長に対応い
ただき、無事に3分割で記録撮影を終える。帰福してすぐに画像をつなぐ作業を
したが、ガラス越しにも関わらず上手く撮れていて「我ながら上手でないか!」
と満足する。図録掲載の写真は各所蔵先で分割撮影されたものがズレや色調の違
いが多く、つなぐのに苦労しただけにホッとむねをなで下ろす。
12日、箱崎に新しい書店を開店したブックス・キューブリックに伺う。赤坂
けやき通りの本店は大型店と全く違う、こだわりの品揃えが好評である。大型店
に並ぶベストセラー本はほとんど見つけられず、しかし本好きが嬉しくなる構成
は箱崎の新店でも受け継がれている。フォトブックも早速置いていただき、さら
に2Fギャラリーを活用してのパネル展なども相談。
13日、西鉄さんの資料の中から「香椎バナナ園」の記述を探す。宮崎康平氏
が「まぼろしの邪馬台国」を出版した昭和42年に、氏を特別顧問・指導に迎え
て「かしいかえん」敷地に開設した施設だという。氏が新聞奨学生にバナナ園の
解説をしている記事も見つけた。宮崎春而さんから聴いた話の裏付けが取れて、
ぜひとも写真集などにエピソードとして掲載したくなった。
夕刻、博多・奈良屋公民館へ立ち寄る。前週、島原の宮崎邸を訪れている時に
西頭館長から電話をいただき、詳細が不明のままだったのが気になっていた。
九大の方々とご婦人が戦前の博多の町の詳細(一軒ごとの位置など)を知りたい
と来られたそうで、それなら私にと電話をくれたとのこと。どなたか聴くと、私
がゼンリン子会社に在籍時に「長崎街道」装幀を担当した河島さんだと判る。
14日、2年目を迎えた「冷泉まちなみ演出プロジェクト」を覗いた。九州大
学と九州工業大学と博多・冷泉地区のコラボレーションによる町イベントである。
九工大のN先生と話しが弾んだ。初三郎にも興味を持ってもらう。さらに「博多
町家」ふるさと館へ立ち寄り顔を出す。学芸員のY氏と小一時間、初三郎のこと
などで雑談する。ふるさと館内にある博多の観光案内版は、初三郎「博多観光鳥
瞰図」を現代風に模したもの。さらに2Fの町家展示にも初三郎図が自然に飾ら
れている。
ふるさと館へ立ち寄った主目的は、開催中の「川上音二郎展」のチェック。11
日の「音二郎忌」には顔を出せなかったので、時間がある時にと伺った訳だ。
15日は仕事をギリギリまで行い、家族で映画「ハッピー・フライト」を観に
行く。矢口史靖監督作品も「アドレナリンドライブ」以降必ず映画館で観ている。
随所に矢口色満載だったが、今回は少々登場人物が多すぎるように思った。航空
業界で働く人々の日常がテーマだが、1回では映画の構成隅々まで理解できない
かも。何度も見直すほど味が出るような作品だと思う。
今日の写真は全然ブログ本文と関係ない昭和42年頃の博多駅夜景。
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