記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

スパイラル福岡進出ニュースで1986年3月の紹介記事を思い出す。

2024年08月29日 22時26分56秒 | 福博まちの記憶
2025年春に開業するワンビル(福ビル街区の再開発複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング」)に「スパイラルガーデン(SPIRAL GARDEN)」が九州初出店するというニュースが、アート好きの間に駆け巡った8月最終週…。
そういえば1986年春の「シティ情報ふくおか」に1985年10月、ワコールが青山通りにオープンした複合文化施設を拠点とするアートセンター「スパイラルビル」の記事があったと思い、手持ちのバックナンバーをチェックし、1986年3月号「シティ情報ふくおか」の東京通信コーナーで紹介されているのを確認。
 
 
スパイラルが開業して3ヶ月余、ちょうどドラマ「不適切にもほどがある!」の時代設定の頃…。ふくおかのアート取材感度って、当時から高かったんだなと感心したり。
 
 
1986年当時の自分はと言えば、まだ博多駅前のデザイン学校に通う学生で、バイト代の多くが「勉強」と称しての映画鑑賞やLIVE体験に消えていた。
スパイラルの記事が掲載された号では、「モーニング・ムーン」がヒットしたばかりの「チャゲ&飛鳥」の記事も発見!ちょうど今週、CHAGE & ASKAのサブスクが解禁されて、早速全曲ダウンロードして仕事のBGMにしている。
 
 
同じ号では、レコード(CD)ジャケットのデザインも特集♫私はデザイン学校の課題では、当時大好きだったトンプソン・ツインズやペット・ショップ・ボーイズをイメージして、レコードジャケットや宣伝チラシのデザインを熱心に提出していた。コステロやビー・ジーズも大好きだった。
この年は、秋に「ギヴ・ミー・アップ」が流行ったマイケル・フォーチュナティのビブレホールでのLIVEにも行った記憶がある。
 
 
1986年は19歳の頃、とにかく博多暮らしは全てが刺激的で、当然ながらお金は無いのでデザイン資料はもっぱら映画館やプレイガイドなどを巡って、チラシを入手してファイリング。その頃からのファイリング癖は今現在まで続いていて、膨大なストック資料になっている。
 
記事の中に吉川晃司の小戸公園でのLIVE広告を見つけた。当時の彼の曲の多くはノーバディの二人が作曲していて大好きだったもののLIVEには行ってない。この頃、必ず福岡でのLIVEに行っていたのはスターダスト☆レビューやZIG ZAG…それにティーンネイジ・ニュースとか地元のバンドも気にしてた。
 
古いバックナンバーは順次、以下WEB歴史館サイトで公開されているので、興味ある方は「思い出探し」をしてみるのも一興♫
 
 
普段はまったく忘れているけど、同時第一の情報源だった「シティ情報ふくおか」を眺めていると、いろんなことを思い出す。たぶん郷愁というより、今の自分に繋がるキッカケとか、忘れてしまった初心に気づかせてくれるし、時々今やっている仕事のヒントにもなる。そんなありがたい情報誌を、スパイラル福岡初進出記事で見返す機会ができた。
 


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