記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

ANA「スーパードルフィン」福岡空港でラストフライト&過去撮影写真

2020年06月14日 20時51分44秒 | まちづくり

本日6月14日、ラストフライトで引退したANA「スーパードルフィン」ボーイング 737‐500型機を福岡空港へ観に行きました。いつもは徒歩散歩するエリアですが、小雨混じりの今日は地下鉄で。国内線の展望スペースにも大勢のファン。

1995年の就航から福岡空港でもお馴染みの機体。山陰や沖縄方面の便に何度か乗ったこともありますが、22年前に東比恵に越して以降は夕刻の散歩でよく見に行き撮影。イルカマークのずんぐり機体がけっこうお気に入りでした。

というわけで、過去に福岡空港で撮影したカットの中から数枚。私の場合、機体というよりも周囲の景観や背景とのバランスも大切なので、必然的に撮影場所のわかる少し引いた構図が多くなります。

飛行機が着陸する瞬間がけっこう好きで、風向きをみてカメラ散歩コースも変えます。

離陸距離が短く、急角度で上昇する姿もよく撮りました。

国際線ターミナルを背景に撮影する時は、逆光狙いなら夕景を、順光なら午前中に空港東側から。ちょうど「牧のうどん」「天ぷらひらお」付近から撮れる写真。「牧のうどん」店舗には、飛行機を観る人のための展望台もありますね。

夕景もよく撮りに行きました。離陸する機体と、駐機給油中の機体。

ずんぐり機体はお腹もいい感じ。

上の写真は今日14日のラストフライト&セレモニーを自宅マンション14F(非常階段)から。どの撮影ポイントもカメラを構えた航空ファンでいっぱいでしたので、密を避けて。

22年前に越してきた頃は、自宅マンションからは福岡空港の全景が一望できました。その後次々とオフィスビルやマンションが建ち、辛うじて今日のラストセレモニーの舞台だった8ゲート付近が見えました。写真はラストフライト離陸に向けての助走。

わが家からみると、離陸はちょうど国際線ターミナルの上。飛行機の撮影は難しいでしょ、とよく言われますが、私は動きの激しい博多祇園山笠、野鳥や猫など動物も撮るので、規則的な動きをする飛行機の撮影は集中力があれば大丈夫。電車などの撮影も同様で、何度か撮影していると慣れます。本当はもっと迫力ある場所から撮りたい気もしましたが、これでヨシとしました。

スーパードルフィン、私のラストカットは上の写真。四王寺山を背景に、初日の出などを撮る時と同じ構図になりました。

明日もこんな感じで飛んでくるような錯覚がありますが、今日が最後だと思うと「もっと撮っておけばよかった」という気持ちになります。全国を飛び回った小さな機体、コロナの影響がなければ、もっと多くの人に見送られたでしょうね。永い間、お疲れさまでした。

 

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