ホッとする声

震災直後、ＴＶはどの放送局も悲惨な状況を映し出していて
アナウンサーの「伝える」という技術の差がとてもはっきりわかった時でもあった

生放送中の余震にも冷静なアナウンサー
その一方で、追い立てるような喋り方で悲惨さを強調するアナウンサー
さまざまだった

去年とても好きだったアナウンサーが地方局に転勤になって
その声を聞くことが出来なくなった

いつも落ち着いていて、シャンとしていて、ニュースによって
少しだけ表情があって

長い間毎日ニュースで見ていた人なので、見られなくなって何だかとても寂しかった

震災後に、ＴＶをつけっぱなしにして夕食を作っていたとき
聞きなれた声が聞こえてきた　思わずＴＶの前に走った

「あっ」

その人だった　応援で東京に戻ってきているようだ

連日、ＴＶは震災の悲惨なニュースばかりで落ち込む一方だった私は
なぜか、その人の顔と声にホッとしていた

それは声のトーンなのだろうか・・・・・

どんなに原稿が混乱していても
画面に映る顔はとても冷静で、厳しい表情をしない
「心配ないですよ」と言ってるようだ

ニュースは
ただ原稿を上手く読むだけじゃ伝わらない

歌にも共通する
歌も、上手だけでは伝わらない

「伝える」って難しいな・・・・

元気が出るＣＭ

友人のブログで知った九州新幹線のＣＭ

http://kyushushinkansen.com/tvcm

これは凄く元気が出る

何度見ても何故か、「凄い！凄い！」って泣けてくるのです

３月１２日に全線開業、震災の次の日だったのでＣＭやイベントを自粛していたようですが何だかこのＣＭは復興にも力を貸してくれそう
西日本から元気を送れそうです

こんなにたくさんの人がこの日に集まって参加した
「人との繋がり」を強く感じます

凄いぞ日本

春が来る

今、家にある唯一の盆栽「ぼけ」の花が咲きました

数えてみたら蕾が２０個あって、これからどんどん咲いてくれるかな

津波に襲われて根こそぎ持っていかれた松林に１本だけ耐えた木
瓦礫の中、梅の木に花が咲いていて、皆の心に暖かさをくれる

１日でも早く心に春が来ますように・・・・

暗さ

仕事からの帰り道は曜日によっては真っ暗な山道を
通る時もあり、その時は車のライトだけが頼り

突然、狸やいたちが出てきたりしてびっくりする事もある

田舎なので、暗いのには慣れているけれど
明るい道に出るとやっぱりホッとする

「マンションの部屋から外を見たら隣町の電気が点いてて、チクショ～と
思ったけれど、灯りにホッとした」
ていうメールが友人から届いた

夜も明るい都心、私も東京にいたとき
夜の明るさに驚いた　夜空も明るい

明るさに慣れていると暗くなる事がホントに怖い

隣町の灯りを見てホッとする・・・・

何だかそのメール見て
皆、頑張ってるんだな！って思った

くしゃみ

今年の花粉はほんとに凄い

夜は鼻が詰まって息苦しさで何度も目が覚め、
日中は頭がボ～～～～～～～っとしたまま・・・・

今日、仕事に向かう途中
私の前を走っている車が、何度もブレーキを踏み
カックンカックンしているので

よ～～～～く見てみると
運転手の男の子のくしゃみが止まらないようで
ヘックション！とするたびに、ブレーキを踏んでいるようだ

何だか危なっかしいけれどその辛さがわかるので
追い越すのはやめた

私も、運転中にくしゃみをする事があるけれど
くしゃみはつい目を閉じてしまうのでとても危険

なので私はなるべく目を開けたまま
するようにしているのだけど・・・・

これって、結構、真顔でとっても怖い顔になってるような気がする

手作りキャンドル？

ネットで、小さいろうそくを溶かして大きく作り替えるというのが
あったので、私もやってみました

まずは、湯煎して・・・・・とあったので
湯煎しました

なかなかロウが溶けません

う～～～～～～～～～～～～～～～ん
なんでだ～～～～～～～～～～～



それもそのはず・・・・・
ろうそくを半分に折っっただけで、削りもせず、小さくしないで
湯煎してました

湧いた湯の中のカップには、ぶつ切りにしただけのろうそくがゴロゴロ

思わず私、自分で
「あほか！」と言っておりました

その後、削って溶かしたら意外と早く溶けました

写真ではあまりよくわからないけれど・・・・
ろうそくがキャンドルという名前に変わったお・も・む・きです

さて、燃焼時間はどれぐらいでしょうか・・・
自分で作ったので・・・・怖くて・・・火が点けられません・・・・・

あかんがな・・・・・

目に見えない大切なもの

幼い頃
親族が亡くなって荼毘に付す時、私は母に
「熱くないの？」と聞いたことがあった

その時、母は「もう魂は天国に昇っているから熱くないよ」
と言った

亡くなった瞬間からもう魂は天に昇り始めていて
そこにある遺体は抜け殻だと私はずっと思ってきたのかも知れない

今日は叔母の告別式だった
安らかな顔
でも魂はもう、天に昇っていったのかな・・・・

私は告別式の間、こんな事を考えていた
私が遺体だったら・・・・・・

「そんなに覗き込まないでよ　もうそこにはいないよ　上から見てるよ　皆来てくれてありがとね」

そんな風に思うかもしれないな・・・・

形があるものを信じてしまうけれど
目に見えないものでもそれ以上に大切なものがある

犠牲になって行方がわからなくなってしまった人たちも
魂はもう天に昇っていて、家族をすでに見守っているんだと思う

言葉は

力をくれる時も多いけれど

「もういいよ！」と思わせてしまうときもある・・・・

あのＣＭ・・・・（多分、皆さんおわかりでしょうが）
ちょっと繰り返しすぎではないでしょうか

そう思っているときに、言われると
「わかってるよ！！しつこいなぁ」と逆の効果になってしまうのに

あれはやりすぎだよね

花が咲いてますよ

「私、ここで咲いてますよ」っていうくらい
密かに咲いてるワイルドベリーの花

ここ数日は、見逃してしまっているものがたくさんあって
きっと
「こっちも見てね」って言ってるものがたくさんあるんだろうね

どんな時も、広い視野を持たないとね

明日から高校野球始まるんだね

僕につばさがあった頃

実家で、本の整理をしていたら
学生の頃大好きだった本が出てきた

子供たちが書いた短い詩が集められた本で

イラストは永田萌さん　監修はさだまさしさん

この本のタイトルも好きだったな

整理をそっちのけで読んでみると
覚えているものだなぁ

そして、幾つもの詩の中で、今だから感じるものもある

やっぱり、本はこうやって形がなきゃね