小さな日記

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川越散策

2010年01月03日 | 映画
きょうも東京は晴天。まぶしさに誘われて、前から気になっていた城下町、小江戸と呼ばれる川越に我が家の老若男子引き連れてでかけた。

きょうはだるまさんと親しまれる慈恵大師が涅槃に迎えられた日なので、喜多院ではだるま市があった。ものすごい人出で前後左右、ひとの波にもまれながら道を歩く。それなのに、人ごみ嫌いのわたしが楽しいのは、繁華街の騒音がないからだ。あちこちの店から混ざって聞こえる音楽がひとつもないのは、とてもすがすがしい。お囃子だけが大きく鳴り響き、ひかれてみれば、おかめひょっとこの踊りが。
テレビで見ていたずらっとだるまばかり並ぶ参道をひやかしながら通るのも楽しかった。

川越は、江戸時代は川越藩の城下町として栄え、その当時の建築物が保護されているので、町並みが江戸、明治、大正、昭和とずっと残っている。れんがの素敵な教会、時の鐘、菓子屋横丁という駄菓子やが並ぶ界隈。町の人は、いろいろ話しかけてくれて、とても親切だ。母にも駄菓子やさんの150円の指輪を買ったり。

いい気分で散策とお買い物を楽しんだ。連れ合いは26本も骨がある和傘を買ってご満悦。息子は駄菓子やさんが気に入った。暗くなってからみつけた陶器店ではわたしが1人で1時間も物色するのを文句も言わず、待っていてくれた男性陣に感謝。
画像は、天保3年創業のうなぎやさん。食べなかったけど。

電車賃片道330円で非日常の旅を味わえた。

夜は母を呼んで「自転車泥棒」を見た。1948年イタリア映画。ヴィットリオ・デ・シーカ監督。あの「ひまわり」の監督。わたしは何度も見ていて、母とも一緒に見た覚えがあるのに、母は「初めて見た」と言う。子どもの頃見た時は、涙が止まらなかった。どうすることもできない不条理と少年に共感して泣いた。今は、父親に言いたいことが山ほどある。ホ・オポノポノ。




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