小さな日記

ワンクリック募金 毎日クリック!
http://clickbokin.ekokoro.jp/

テレビ以前

2007年09月23日 | Weblog
幼稚園までは、テレビもなく、蓄音機とラジオと映画がわたしの音楽源だった。色とりどりの絵がついた童謡の重いレコード、母が毎日流すドリス・デイのケ・セラ・セラ、父のクラシック、美空ひばりの映画。幼稚園で好きな歌を歌いなさいと、保護者参観で指名されたわたしがケ・セラ・セラをなんちゃって英語で歌って母は赤面したそうだ。
http://www.youtube.com/watch?v=kwDWNKgD_rM

赤胴鈴之助(漢字これ?)の主題歌が思い出せない。ラジオを聴いていた。

初めて好きになった歌手は美空ひばりさんで、子ども心にその声は、しょうゆの焦げた香ばしさで、他の歌手の飽きてしまう甘さと違うと思っていた。後にサラ・ボーンの声にもそんな香ばしさを感じた。特に好きだった映画は雪之嬢変化など男と女二役になるもの。
http://www.youtube.com/watch?v=kwDWNKgD_rM

男になったときは思う存分暴れまわれて、女に戻るとしおらしくというパターンを幼時に見てきたのは、ジェンダーのステレオタイプに強力にはまってしまったかもしれない。。。長靴下のピッピを読まなかったのは残念!
愛唱していた歌はこれ
http://www.youtube.com/watch?v=1G3ItXAKkd8
美空ひばりさんは、その後、演歌が多くなっても、男女二役をずっと続けた。柔と悲しい酒。ひばりさん自身が映画の束縛から逃れられなかったのかもしれない。

あと、ハリー・ベラフォンテのバナナボートもよく歌ったっけ。
http://www.youtube.com/watch?v=Jpg-KIKD5gU

ウィーン少年合唱団

2007年09月23日 | 音楽
子どものころ影響を受けたといえば、ウィーン少年合唱団もある。幼児には、ドイツの音楽映画によく行った。「忘れな草」とか、トニー・ザイラーのスキーものも、みんな音楽が素敵だった。その流れで、ウィーン少年合唱団の「野ばら」「青きドナウ」も見た。その後、札幌公演に行った友達が、主役のショーン・スカリーの大ファンになったので、わたしもレコードを買ったり、雑誌を見るようになった。ショーンはオーストラリア生まれで、オーストラリアは白豪主義なので、わたしは黄色いので行きたくても行けないと知って驚いた。ポルカやワルツ、オペレッタに親しんだのはこの合唱団のおかげだし、「ちょうちょ」が日本の歌でなく、スペイン民謡と知ったのも。その後、合唱部で青きドナウを歌ったのはとても嬉しかった。
2分ころから青きドナウ(ショーンは指揮)
http://www.youtube.com/watch?v=IYmTCLyZca0
ショーンは今も現役俳優で、息子さんも俳優だ。
http://almostangels.org/aangels/sean5.html