小さな日記

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スコット

2007年09月21日 | 音楽
小学校時代は、シルヴィー・バルタンからサウンド・オブ・ミュージックと、明るいサウンドとクラシックで満足していたが、中学にはいって、ウォーカーブラザーズと衝撃の出会い。ハーモニーが新鮮で、スコットの声に魅了された。

スコット・ウォーカーがその後独立して作っていったアルバムに、ベトナム戦争の影が濃く、わたしは初めて世界の情勢に目を向けるようになった。スコットがなぜジャック・ブレルのメッセージ性の高い作品を歌おうとするのか、なぜアメリカが嫌いなのか、神経衰弱になってしまうのか、わたしは辞書と首っ引きで歌詞を訳しながら一生懸命考えていた。自分がいる日本の田舎と、残虐地獄のベトナム、きらびやかに輝いているように見えるアメリカ。その関わりを初めて考えようとしたのは、スコットの心情をわかりたかったからだった。
http://www.youtube.com/watch?v=PYG9IovR8BY
スコットはその後も、イギリスで孤高のコンポーザー、シンガーとしてデヴィッドボウイ,U2などに大きな影響を与え、音楽界で異彩を放っている。ブライアン・イーノも写っているこの9月10日にイギリスで発売されたドキュメンタリービデオの予告編。
http://www.youtube.com/watch?v=dBMJ79ly3B4

わたしのお気に入りの曲はこれ。マドレーヌになりたかった。
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=97878391