イラクのイブラヒムさん

府中のスローカフェで、イラクの白血病やガンの子どもたちの院内学級の先生をしているイブラヒムさんのお話があった。長年の友人の真紀さんのジムネットが招いて、「ヒバクシャ」「六ヶ所村ラプソディー」の監督鎌仲ひとみさんも壇上に。

イラクでは小児ガンと白血病が凄まじく増えていて（劣化ウラン弾のせいだと思う）、一日４００円の薬を３年間続けられれば治癒するのにそれがままならない状態だ。湾岸戦争前には１０００人あたり５６人だった幼児死亡率は、１２５人。（日本は５人）今は電気が一日たった２時間しか来ないので、自家発電を家でして火災になることも。ジムネットでは、なんとか年間４～５千万円の薬を届けたいのだが、空港から病院に運ぶのも弾が飛び交い命がけという。
日本では簡単に助かるはずの子どもたちがたくさん亡くなってしまう現状。


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写真はイブラヒムと真紀さん