もうすぐ、
クリスマスだ。
おはようございます。
そんな思いが、
きっと、世界中に広がっているのだろう。
サンタさんに、プレゼントを願う、子供達。
愛する人のために、プレゼントを選ぶ、大人達。
ケーキを予約する人も居れは、
ディナーに着ていく服を悩む人も居るのだろう。
想像しただけで、楽しそうな笑顔が浮かぶ。
そして、そんな私の頬には、なぜだか、
涙がつたうのだ。
皆さんは、どんなクリスマスを、お考えですか?
特に何もしないよっという人も居られるでしょう?
実は、私も、毎年、そのクチです。
が、しかし、今年は違う!
誘われたんですよ。
25日、忘年会に参加しないかって。
以前通っていた、専門学校の卒業生が集う、忘年会に。
当然、一旦、悩んだが、
悩むわりには、実は全然ちゃんと考えないタチの私は、
「参加する」事にしたのだ。
きっと、大勢の人が集うのだろう。
懐かしい人も居たり、
もちろん、初対面の人も居るだろうが、
大勢の人に紛れていれば、人見知りな私だって、
それなりに楽しめるのではないだろうか。
賑やかなクリスマスを過ごすのも、悪くはない。
そう思い、楽しみに詳細が決まるまで、待っていた。
そして、ついに、昨日、
忘年会の決定事項が、メールされてきたのだ。
・日時 12月25日 19時~
・場所 名古屋駅付近の某イタリアンレストラン
・参加者 4名
ちょっと待て!
4名て?
じわーっと脇に汗を感じながら、
すぐ返信をした。
「どなたが、来られるのでしょうか?」と。
すると、すぐに、
参加者の、お名前と、なぜか大体の年齢が返ってきた。
・知らん、おっさん(60代)
・知らん、おっさん(50代後半)
・知ってる、おっさん(わが校の元校長先生)
分かった事は、
知らんおっさんも、知ってるおっさんも、
おっさんという事実だけだ。
そんな訳で、
今年のクリスマスは、
知らんおっさんと、知ってるおっさんと、
ディナーを楽しみます。
誰か、
私の頬を濡らす、涙の訳を、教えてください。
おい、おたま!
おばちゃん、クリスマスの為に、
カカトを削るぞ。
いいか、おたま!
おばちゃんを、見守っていておくれよ。
知らんおっさんと、知ってるおっさんとで、
クリスマスを過ごす、おばちゃんの雄姿を、
しっかと、見守っていておくれよ。
おい、おたま。
せめて、この場を借りて、こっそり告白させてくれ。
「正直いって、行きたくないです!」